仕事の道楽化

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親に反抗させてはいけない 「上機嫌の作法」を読んで

2009年02月03日 | 本と雑誌
上機嫌の作法 (角川oneテーマ21) 上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)
価格:¥ 740(税込)
発売日:2005-03

 この本を読んで、納得したのは、次の箇所である。

思春期の不機嫌を放置しないp.30~

 私自身は、反抗期というものは必ずしも必要ないと考えています。基本的に人に気を遣うという能力は、「技」であり、心の習慣の問題です。その心の習慣を、ある時期全くなくしていいというのは、社会としておかしいと思うのです。

(中略)

 現在は、子どもが不機嫌であっても無愛想であっても、積極的に直す努力をしない。例えば、会話をしない状態をも放置している。親が話しかけても何も答えない。親が話しかけても何も答えない。「別に」「普通」というのは、会話を拒否した状態であり、拒否の意思表示です。それはいけないことだと、ハッキリと指摘しなければならない。相手と関係を結びたくないという日意思表示、会話に対してきちんと答えないという拒否状態が、成長にとって必要なことであるとは思わないのです。

以上p.p.31~32

 親に対して不機嫌な態度をとる子どもの姿を見ることが多い。それを見ると「いかんなあ」と思うのだが、もっとさらに驚くのは親がその態度を許していると言うことである。

 昔はどうだったのだろうと思っていたが、私が尊敬する 日高美恵子氏(お菓子の日高)の著書「笑顔は天の花」には、次の文があった。

引用開始

 もちろん呼び名は「お父様」「お母様」です。尊敬していましたから、反抗したことはありません。 今は、子どもの成長過程では、必ず反抗期があるみたいなことが言われていますけど、私たちの頃は反抗期なんてありませんでした。

以上p.12より

かなり安心した。やはり、親に反抗させない方が普通だったのだ。

親に対して無愛想な態度をとる子どもを見ると、見ている方が不快になる。「何で親に対してそういう態度をとるのだ」と感じてしまうのだ。

コメント
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