仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

組織のトップに立つ者の心境

2016年03月04日 | 修養
 あるファッションメーカーの社長さんの言葉

 夜宴会があってどんなに遅くなっても、必ず会社に立ち寄って、四十名の社員の日報を全部見てから帰ります。

 これは欠かしたことがないですね。その日の売り上げと粗利がいくらで、在庫がどのくらいあるのか。もう心配でしょうがない。

 そういう気持ちがないと、リーダーは務まらないと思います。
 
 いくら口先だけでいいことを言っても、足元から崩れていってしまう。
 

 大企業の社長は経営不振になったり不祥事を起こしたりすると、よく「責任をとってやめます」とかいって言いますけど、気楽ですよね。オーナー社長はそれでお終いじゃない。すべて自分の身に降りかかってくるわけですよ。

 だから、私の信条は「すべての責任は我にあり」です。


 東京原宿に本社を構えるニットメーカー「ジム」の会長である八木原保氏の言葉である。

 こういうピリピリとした張り詰めたところがないと組織のトップにはなれないのだろうなあと思う。

 創業して50年になるそうである。すさまじい精神力である。

 50年も継続していると、張り詰めた精神状態が「普通」の状態になっているのだろうなあ。
コメント
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