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「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観てモヤッとした点

2022年01月13日 | 映画

 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観て来た。

 面白かった。

 

 脚本がいい。

 アイデアがいいのである。

 

 特に、これまでの「スパイダーマン」シリーズを見てきた人にとっては、満足できる作品だと思う。

 サム・ライミ監督版のスパイダーマンから見てきた自分にとっては、これまでの集大成のような作品となった。

 

 本作では、前作で顔と名前がバラされた、ピーターことスパイダーマンは苦境に陥る。

 そこで魔術師のドクター・ストレンジに頼んで、みんながピーターがスパイダーマンであることを忘れる様な魔術を頼む。

 その魔術が失敗したことにより、「マルチバース」という多次元宇宙の世界が現れる。

 「マルチバース」とは何?と思われるかもしれないが、可能性の世界がたくさん現れるということである。

 これまでのシリーズで出てきた悪役キャラが次々に出てくるのである。

 「どうやって戦うのだろう?」と思っていたら、サプライズで、さらにすごいキャラが登場してくる。

 

 詳しく書くとネタバレになるので書かない。

 これまでの「スパイダーマン」「アメイジングスパイダーマン」が好きな人にはおすすめの映画である。

 

 スパイダーマンが映画化されたのが20年くらい前なので、ストーリーをだいぶ忘れていた。

 復習のつもりで動画をいくつか見たが、見ておいてよかった。

 

 ただ、突っ込みたくなる内容もある。モヤッとした点である。

 「悪役を救う」というのは危険すぎる判断ではないか?という点である。

 

 

 ここからは、少しネタバレになるので、映画未見の方はご遠慮ください。

 

 

 今回の作品は、「過去の悪役キャラを救う」というストーリーでもある。

 救うことに魔術師のドクター・ストレンジは反対するのだが、私も同意見である。

 あまりにも危険すぎるからである。

 過去の悪役キャラは、とてつもないパワーを持っている。(そんな悪役だから、これまでの映画も面白かったのである。)

 

 そんな悪役キャラを救うとなると、必ず被害に遭う人も出てくる。(実際に出た)

 

 悪役キャラを救うと決心したスパイダーマンの判断のために、犠牲になる人も出たのである。

 

 それならば、救わないほうが妥当な判断ではないかなあ。

 

 

 ・・・でも、それだと今回の映画も作品としては成立しなくなるかな?

 

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