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水泳の授業をみてびっくりしたこと(スタートの場面)

2020年06月26日 | 保健体育
 水泳の授業を見せてもらった時、びっくりして、アドバイスしたくなる場面があった。

 それは、児童の泳ぎはじめの場面である。

 児童は練習のために泳ぎ始める。

 そのスタートのタイミングを教師が笛で知らせているのである。

まるで、昔のドリフのコントをみているようだった。

 (いかりやさんが「はい、次!」「ピッ!」なんて言いながら、マット運動をさせていたような気がする。ひょっとしてそのイメージで、笛を吹いているのかなあ?・・・まさかそんなことはないかな。)


 自分なら次のようにする。笛を鳴らすことはしない。

 児童には、次のように指示する。

 「前の人が泳ぎ始めて、5mくらい先に進んだら、スタートしていいよ。」

こうすれば、自分でスタートする。

 教師は、笛を吹かないかわりに、全体を見たり個別にアドバイスをしたりすることができる。

 スタートの笛の合図だけをするのはもったいない。

練習の仕方に慣れてきたら、次のように言う。

 (プールが狭い場合)
「前の人の泳ぐ速さをみて、調節していいからね。速い人なら、すぐに出てもいいです。自分の方が速ければ、5m以上離れてから出ればいいですよ。スタートするタイミングを自分で調節してね。」

 (プールが広い場合)
 「どんどんスタートしていいですよ。前の人を追い抜く時は、右側を追い抜くようにしようね。」


 マット運動や跳び箱運動の時も、笛を吹いてスタートの合図を出す場面もみたことがある。

 当然自分は笛を吹かない。子供に判断させる。

 では、どうやって指示をするのか?

 長くなってきたので、続きは明日書きます。
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