仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

子どもに自信をもたせるコツ

2012年07月05日 | 授業づくり

 算数の授業で、子ども達が自分の考えを発表する場面を見た。

 

 先生は、

「自信をもって発表しよう!」

と言うのだが、子どもは不安そうである。当然である。先生の励ましよりも、自分の考えが価値があるのかが分からないという不安の方が大きいからである。

 価値づけをすればよいのである。自分ならば、子どもが考えている時間に机間巡視をして、

その子のノートに丸を付ける。

「この考え、とっても良いね。あとでみんなにも教えてよ。」

と一言付け加えればよい。

 みんなの前で

「自信をもって!」

と言うより100倍位自信をもって発表するはずである。

 

 思うのだが、算数の時間ほど子ども達に有能感、自己肯定感を持たせられる時間は少ない。

 

 子どもの考えや解に丸を付ける。

「できたね。」「さすがだね。」「今日もできたね。」「ノートがきれい。」

等と、

「事実」+「ほめ言葉」

を子どもに伝えることのできる(しかも毎時間伝えることができる!)時間だからである。

 

 もっと教師は子どものノートに丸を付けてよいと考えている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 算数の授業への意欲を高めさ... | トップ | 運動後の疲労を残さない方法 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

授業づくり」カテゴリの最新記事