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スポーツの適性を考えるときの1つの視点・・・オープンスキルとクローズドスキル

2021年07月10日 | 体育
 自分(または我が子)には、どんなスポーツが合っているのだろう?」と考える際の視点として、

「どんなスポーツをしているときが楽しかったか」が重要になる。

 もう1つ視点を持っておくと、さらに自分に合ったスポーツが見つけ出せるのではないだろうか。

 それが、スキルの視点である。




 運動能力には、大きく分けて2種類あると考えておくとよい。

 それは、オープンスキルとクローズドスキルである。



 オープンスキルは、他人やボールなどの他のものに合わせて動くキルである。

 目をオープン(開いて)して体を動かすスキルである。

 例えば、サッカーやバレーなどの球技全般、剣道などがある。



 クローズドスキルは、他のものに合わせるのではなく、自分自身の体をどう動かすかというスキルである。

 目をクローズ(閉じて)でも体を動かせるスキルである。

 例えば、体操、水泳、陸上競技などがある。



 同じ競技でも、空手の組み手は、オープンスキル、型はクローズドスキルが重要になってくる。



 「自分にはどんなスポーツが合っているのだろう?」と考える際に、次のように考える。

 これまで経験したスポーツのうち、どちらのスキルを主に使う競技が好きだったか?

 これまで経験したスポーツのうち、どちらのスキルを主に使う競技が得意だったか?
 
 また、子供であれば、どちらのスキルを使う競技の時に、生き生きと楽しそうにしていたか?



 こんな視点でスポーツを見ると、自分に合ったスポーツが見えてくると思います。

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