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親に反抗させてはいけない理由

2009年02月04日 | 家庭教育

 親に反抗させてはいけない理由

 親に反抗させてはいけない。家庭教育にそういう文化を創ってはいけないと考えている。大きな恩のある親に対して反抗するのはもってのほかである。(という考え方は古いと言われるかもしれないが、自分は古いとは思わない。)

 次のような理由であれば、少しは、「親に反抗させてはいけない」と思ってもらえるのではないだろうか。それは、「親に反抗する子は、そのまた子ども(つまり孫)からも反抗されるから」である。おそらくそのような繰り返しが行われるであろう。家庭教育も一つの文化だからである。文化は次の世代に受け継がれる。親に反抗して育った子は、かなりの確率で反抗されるような子育てをするはずである。

 親としてそれでいいのかと言うことである。自分がされているような反抗を、我が子は孫から受けるのである。それで幸せだろうか?私は絶対がまんならない。我が子、孫、続く子孫のためにも、親を尊敬し、失礼な態度などを決して取らないような文化を創りたいと考えている。(実現できるかどうかは今後の問題)

 補足:親に対して反抗しないというのは、礼節を守るという面でのことである。若者が上の世代に対して不満を持つというのはいつの時代でもあることだと思う。親への不満はあっても、それが礼節を守った上での反論ならば大歓迎である。ただ、現在は、子どもの態度があまりにも失礼な態度に見える。失礼であり、それが親への捻れた「甘え」の態度であると見えるのである。

 どうすれば親に反抗しないようになるか

 では、どうすれば親に反抗しないようになるか、その手だては3点ある。

1点目・・・愛情をたっぷり注ぐ(1日1回の抱きしめ)

 「うちの親は、私のことが大好きなんだ」と思ってもらえれば、かなりの非行問題は解消するような気がする。というのも問題行動を起こす子どもの大半は、自己イメージが低い。「自分なんか」「どうせ・・・」という自己イメージを持っている場合が多い。これは、愛情不足も原因の一つだと思う。

 愛情は行動で示すのがよい。一日に一回我が子をギュッと抱きしめながら、「だあいすき」と言う。小学校中学年くらいまでなら喜ぶし、そのような行動を求めていると思う。

 その2 その3は この後に続く・・・。

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親に反抗させてはいけない 「上機嫌の作法」を読んで

2009年02月03日 | 本と雑誌
上機嫌の作法 (角川oneテーマ21) 上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)
価格:¥ 740(税込)
発売日:2005-03

 この本を読んで、納得したのは、次の箇所である。

思春期の不機嫌を放置しないp.30~

 私自身は、反抗期というものは必ずしも必要ないと考えています。基本的に人に気を遣うという能力は、「技」であり、心の習慣の問題です。その心の習慣を、ある時期全くなくしていいというのは、社会としておかしいと思うのです。

(中略)

 現在は、子どもが不機嫌であっても無愛想であっても、積極的に直す努力をしない。例えば、会話をしない状態をも放置している。親が話しかけても何も答えない。親が話しかけても何も答えない。「別に」「普通」というのは、会話を拒否した状態であり、拒否の意思表示です。それはいけないことだと、ハッキリと指摘しなければならない。相手と関係を結びたくないという日意思表示、会話に対してきちんと答えないという拒否状態が、成長にとって必要なことであるとは思わないのです。

以上p.p.31~32

 親に対して不機嫌な態度をとる子どもの姿を見ることが多い。それを見ると「いかんなあ」と思うのだが、もっとさらに驚くのは親がその態度を許していると言うことである。

 昔はどうだったのだろうと思っていたが、私が尊敬する 日高美恵子氏(お菓子の日高)の著書「笑顔は天の花」には、次の文があった。

引用開始

 もちろん呼び名は「お父様」「お母様」です。尊敬していましたから、反抗したことはありません。 今は、子どもの成長過程では、必ず反抗期があるみたいなことが言われていますけど、私たちの頃は反抗期なんてありませんでした。

以上p.12より

かなり安心した。やはり、親に反抗させない方が普通だったのだ。

親に対して無愛想な態度をとる子どもを見ると、見ている方が不快になる。「何で親に対してそういう態度をとるのだ」と感じてしまうのだ。

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