一年の計は元旦にありといいますが、今年は「やりたいことのリスト」の中からひとつ選んで着手し、息永く続けていきたいと思っています。
今日の「お気に入り」は新しいことを始めようとするときにこころに浮かぶ先人の「心構え」の言葉です。
俳聖と言われる松尾芭蕉はその著「笈の小文」の中で、自分は別に才能がある訳でもなく、無能無芸の者であったけれども、ただこの道、俳句の道が好きで、ついにこの一筋につながってきたに過ぎない、と述べています。
「つひに無能無芸にして只此一筋に繫る」と。
もうひとつの「お気に入り」。
「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず、人の嘲りをも恥づべからず。万事に換へずしては、一の大事成るべからず。」 (吉田兼好「徒然草」第188段)
今日の「お気に入り」は新しいことを始めようとするときにこころに浮かぶ先人の「心構え」の言葉です。
俳聖と言われる松尾芭蕉はその著「笈の小文」の中で、自分は別に才能がある訳でもなく、無能無芸の者であったけれども、ただこの道、俳句の道が好きで、ついにこの一筋につながってきたに過ぎない、と述べています。
「つひに無能無芸にして只此一筋に繫る」と。
もうひとつの「お気に入り」。
「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず、人の嘲りをも恥づべからず。万事に換へずしては、一の大事成るべからず。」 (吉田兼好「徒然草」第188段)