Nさんの話は紙芝居風にユーモアに富んだ語り口調でとても分かりやすかったです。
その中の一つに尾張藩の材の流送方法の話です。
昔はトラックや鉄道といった輸送方法ももたなかったので木材を運搬するのは専ら川を利用していました。
尾張藩の木材の流送方法は斧(よき)で角材として流すのが主流でした。
また岩などにあたって木材が割れないように加工して流します。
この方法は隣国である飛騨國でも同様の方法が用いられました。
ただ同じ方法で木材を流すと問題があります。
下流域で飛騨國から幕府が流した木材と尾張藩が流した木材が混ざってしまいます。
そこでしっかりと刻印をして流したそうです。
今で言うトレーサビリティーをしっかりした状態で木材を流していたのです。
これは恐らく厳格に行われていたと思われ今でいう偽装問題などは発生しなかったのではないかと思います。(管理人)
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その中の一つに尾張藩の材の流送方法の話です。
昔はトラックや鉄道といった輸送方法ももたなかったので木材を運搬するのは専ら川を利用していました。
尾張藩の木材の流送方法は斧(よき)で角材として流すのが主流でした。
また岩などにあたって木材が割れないように加工して流します。
この方法は隣国である飛騨國でも同様の方法が用いられました。
ただ同じ方法で木材を流すと問題があります。
下流域で飛騨國から幕府が流した木材と尾張藩が流した木材が混ざってしまいます。
そこでしっかりと刻印をして流したそうです。
今で言うトレーサビリティーをしっかりした状態で木材を流していたのです。
これは恐らく厳格に行われていたと思われ今でいう偽装問題などは発生しなかったのではないかと思います。(管理人)
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先週、尾張藩の山の管理をしていた山守の子孫であるNさん宅を訪ね。江戸時代の尾張藩が行っていた桧一本首一本といわれた時代の山の管理法の話です。
首一本というと物騒な話は脇においておいて尾張藩のとった政策は今の森林管理に通じるものが多く先人の知恵を学ぶのに重要な話です。
Nさんのお宅からは数万点におよぶ古文書が出てきていて、その解析結果に基づいた話を聞き有意義な時間を過ごしました。
お話をするのは2度目でしたが今回も話に釘付けになりました。
ちなみに庶民が桧を使えるようになったのは最近の話であって歴史あるNさん宅には桧は一本も使われていないとのことです。
桧を家に使うということは昔は権力の象徴であったようです。(管理人)
首一本というと物騒な話は脇においておいて尾張藩のとった政策は今の森林管理に通じるものが多く先人の知恵を学ぶのに重要な話です。
Nさんのお宅からは数万点におよぶ古文書が出てきていて、その解析結果に基づいた話を聞き有意義な時間を過ごしました。
お話をするのは2度目でしたが今回も話に釘付けになりました。
ちなみに庶民が桧を使えるようになったのは最近の話であって歴史あるNさん宅には桧は一本も使われていないとのことです。
桧を家に使うということは昔は権力の象徴であったようです。(管理人)
26日、27日の両日中津川市加子母にある「ふれあいのやかた かしも」をベースに開催された研修会に参加してきました。
林業が盛んな地域だけあって地元産の桧をふんだんに使った建物は味わいがあり様々な研修会が開催されます。
一度足を運んでみてください。(管理人)
林業が盛んな地域だけあって地元産の桧をふんだんに使った建物は味わいがあり様々な研修会が開催されます。
一度足を運んでみてください。(管理人)