先日「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」という書籍を職場の先輩から借りて今週読みました。
どんな本かというと東海村のJCOで起きた臨界事故により亡くなった方の83日間に及ぶ治療を記録したドキュメンタリーです。
東日本大震災の津波により起きた福島第一原発の事故が大きく報道されているさなかに読んだこともあるかもしれませんが放射能の恐ろしさが伝わってくる書籍です。
亡くなった方は最初は「よろしくお願いします。」治療スタッフに挨拶したとのことですが中性子により破壊された染色体の影響で除々に症状が悪化してゆく様が治療スタッフの証言により刻銘に記録されています。
その内容から読み取れることはまさに命が朽ちていくといったものでした。
この本を読み終えた今思うことは核施設の恐ろしさです。
「安全です」「二酸化炭素を発生させず地球温暖化防止に原発は必要です」という言葉は嫌というほど今まで聞いてきました。
ところが今回の震災で発生した福島第一原発の事故でふっとびました。
原発の正当性を確固たるものにするためにJCOの事故を隠蔽していたのでは?と思えてきます。
放射能は目に見えないだけに恐怖を感じます。
福島第一原発周辺で避難を余儀なくされている方々のことを考えるといち早い事態の収束をと願う一方で放射能の恐ろしさを考えるといった全体いつ戻れるのだろう?ということも考えさせられます。
我々は今後、核に頼らない社会を構築していかなければならないと一冊の本を読んで実感した一週間でした。(管理人)
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亡くなった方は最初は「よろしくお願いします。」治療スタッフに挨拶したとのことですが中性子により破壊された染色体の影響で除々に症状が悪化してゆく様が治療スタッフの証言により刻銘に記録されています。
その内容から読み取れることはまさに命が朽ちていくといったものでした。
この本を読み終えた今思うことは核施設の恐ろしさです。
「安全です」「二酸化炭素を発生させず地球温暖化防止に原発は必要です」という言葉は嫌というほど今まで聞いてきました。
ところが今回の震災で発生した福島第一原発の事故でふっとびました。
原発の正当性を確固たるものにするためにJCOの事故を隠蔽していたのでは?と思えてきます。
放射能は目に見えないだけに恐怖を感じます。
福島第一原発周辺で避難を余儀なくされている方々のことを考えるといち早い事態の収束をと願う一方で放射能の恐ろしさを考えるといった全体いつ戻れるのだろう?ということも考えさせられます。
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