郡上に住んでいる時に自転車を購入し、下呂市萩原町へ転居した時からの私の私の密かな目標、それは「濁河まで自転車で行く」というもの。
地図を見ると標高420mから1,800近くまでの標高差に尻込みをして挑戦を先送り・・・
これまで数多くの峠を越え、昨年からの自転車通勤をしているうちに何となくできるんじゃない?という根拠の無い自信が昨年から沸き上がり今日実行に移しました。
結果は下呂市小坂町から登り濁河温泉まで行き、そこからヤナギラン峠を越え高山市高根町を下り久々野町を経由するルートで見事に達成しましたが体はバテバテ、濁河温泉近くの登りでは足が動かなくなくなり何度も休憩しながら歩くようなペースで何とか乗り切ったというところです。
明日は筋肉痛間違いなし!と確信しながらブログに向かっています。
本日の行程
3時に起床するも雨・・・予報より雨があがるのが遅れていましたがネットで雨雲レーダーをみると間もなく雨が止むと思い朝食をとりながら様子見。
雨があがり1時間ぐらいたって雲の切れ間に青空が見えてきたので5時30分自宅を出発しました。
昨日からの雨で小坂川は濁っていました。この濁りはおそらく火山灰。(飛騨川と小坂川の合流点を大島橋からみました)
最初の休憩地である道の駅はなもも(小坂町赤沼田)から見た小坂川
小坂町の最後の集落である落合を越えてから次第に急坂となり息もたえだえ鈴蘭と濁河の分岐に到着、到着してお茶を飲もうとすると背後で獣の気配があり振り向くとクマ!ササの中を猛然と逃げていったので写真は撮れませんでした・・・クマに出会うのは実に2年ぶりでした
濁河へ向かう途中に晴れ上がってくるのを願ったのですが御嶽と溶岩台地はガスの中・・・しかも寒い。
でもガスの中でしたので鳥のさえずりは最高でした。特にエゾムシクイの囀りがなんともいえませんでした。
標高をあげるとセンダイムシクイ、ルリビタキ、ホシガラスのさえずりが交り気持ちよかったです!
追分の公衆トイレ、ここまでは一端かせいだ標高を下げます。ここからの登りは今回のサイクリングの最大の難関でした。
足に負担をかけていたのか体力不足なのか何度も自転車を止め休憩
疲れ切っていたので濁河温泉がまじかというのに休憩。。。
濁河温泉の看板をみて感動!
濁河の市営露天風呂のところの案内看板、ここで折り返し。何故ここかというと温泉に入ろうと思ったからなんですが温泉に入り筋肉を弛緩させるとあと少し残った登りがきつくなると思ったら入る気が失せます。結局温泉を眺めただけで濁河を立ち去りました。
濁河峠、峠と名のつくところでの最高点ですが実際の最高点は違うところで峠ではありません。。。というか車の時代となってから作られたので地名が無いだけなんですね
濁河峠付近の気温は昼で8度。途中どおり寒かったわけだ
最高地点1,880mのところから少し下ったところにあるチャオ御嶽スキーリゾートの前にある石碑、ここからは延々と続くくだりが本格的に始まります
高山市高根町の国道は改良され2車線の道が大半ですが高根第一ダムの付近だけは未だに狭いです。写真のトンネルは車のすれ違いができません・・・
少しだけダムマニアが入っているのかダムを見るとなぜか立ち寄りたくなります
朝は帰りは鈴蘭峠か位山峠を越え国道を走らないようにしよう!と目論んでいましたが胡桃島のあたり足がつりそうになったこともあり無理をしないでおこう(十分無理しているいう話もありますが)と思い不本意ではありますが久々野から小坂までは国道41号線を走りました。
久々野からは下りと追い風という好条件も重なり予想以上に早く自宅に帰ることができました。久々野から自宅までは平均時速30キロ近くで走っていました。私にはありえない速さです
濁河に向け必死になって自転車を走らせる姿は印象に残っていたのか車で上まであがった人たちからは「よく来たね~」とか「よく頑張ったね~」「どこまで行くの?」なんて声をかけらました。
「一人目には濁河に立ち寄ってからヤナギラン峠越えます!」なんて苦しいのにやせ我慢して答えましたが、それ以降の人の問いかけには「えらかった~」と息も絶え絶え応えるがやっとでした。
あと濁河近辺は高地トレーニングができるところとして有名になってきているのでランナーの方が結構いました。
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