先日、福井の一乗谷朝倉氏遺跡を歩いている時にタケニグサが目に飛び込んできました。
これは見事なタケニグサ!!
写真を撮り終えて振り向くと怪訝そうな顔をして通り過ぎていく方。よく考えると何を撮っているんだ?と思われたようです。
いわずと知れた雑草です。
特徴的な形状をしているので植物に関心の無い方も名を知らずとも存在は知っているのではないでしょうか?
タケニグサの花が咲くころと梅雨明けが重なっていると感じています。
梅雨明けが遅くても季節はちゃんと進んでいると実感しています。
さて、このタケニグサ色々と面白く7年前にも記事にしており登場させるのは随分久しぶりなのですが調べてみると実に魅力的です。
タケニグサは有毒植物であることで知られていますが、この毒があるというとを利用していたのです。
その一つは「ウジ殺し」茎を切ってトイレに入れてウジを殺したという話を以前中津川市福岡地区に住んでいる方から聞いています。
今ではトイレが水洗になりウジが沸くなんてころも無くなっていますので利用価値が無くなっていますが身近な植物から殺虫を行っているところが面白いと思います。
ただところ変われば品変わるで「ウジ殺し」に使われる植物は地域によって違っていますので調べてみると面白いと思っています。
あと、タケニグサの茎を切断すると黄色の汁が出てきます。
これは民間薬としてイボ採りや皮膚病の治療に使われたという記録を目にすることがあります。
この治療法について調べてみると現在の医療界では毒性のほうを問題視して使用を控えたほうがよいという記述を目にしますので民間薬利用の記録だけを頼って使用するということは避けたほうがよいと思います。
ここまでは真面目な話ですが、以前タケニグサの利用が話題となった時に、ある方が「タケニグサの黄色い汁を足に塗ると足が速くなると信じて子供の頃に足に塗って走った」という話。当然俗説ですが何だかほほえましい話で今でも強く印象に残っています。
最後に名の由来ですが枯れた茎が竹に似ている、タケニグサと竹を一緒に塗ると加工しやすくなるという2つの説を目にします。
ですから私は観察会の時に話題にしていたのですが、参加者に元竹細工職人さんがいて、「加工しやすくなんてなりません」と言われ、加工しやすくなるというのは違うのだなと悟りました。
そういったやりとりをしてからタケニグサのことを説明する時は本やネットで出てくる理由ではなく前段で話をしたウジ殺しと民間薬の話をするようになりました。
と書くと格好が良いのですが、このところ観察会で人を連れて歩くようなことがとんと少なくなっていますので、これからはと書いたほうが正確かな(笑)(管理人)
過去の記事 タケニグサ
ウジ殺しと言われる植物 タケニグサとハナヒリノキ
書きぶりを変えましたが過去に書いた内容です。
私の忘備録で再び記事としました・・・
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これは見事なタケニグサ!!
写真を撮り終えて振り向くと怪訝そうな顔をして通り過ぎていく方。よく考えると何を撮っているんだ?と思われたようです。
いわずと知れた雑草です。
特徴的な形状をしているので植物に関心の無い方も名を知らずとも存在は知っているのではないでしょうか?
タケニグサの花が咲くころと梅雨明けが重なっていると感じています。
梅雨明けが遅くても季節はちゃんと進んでいると実感しています。
さて、このタケニグサ色々と面白く7年前にも記事にしており登場させるのは随分久しぶりなのですが調べてみると実に魅力的です。
タケニグサは有毒植物であることで知られていますが、この毒があるというとを利用していたのです。
その一つは「ウジ殺し」茎を切ってトイレに入れてウジを殺したという話を以前中津川市福岡地区に住んでいる方から聞いています。
今ではトイレが水洗になりウジが沸くなんてころも無くなっていますので利用価値が無くなっていますが身近な植物から殺虫を行っているところが面白いと思います。
ただところ変われば品変わるで「ウジ殺し」に使われる植物は地域によって違っていますので調べてみると面白いと思っています。
あと、タケニグサの茎を切断すると黄色の汁が出てきます。
これは民間薬としてイボ採りや皮膚病の治療に使われたという記録を目にすることがあります。
この治療法について調べてみると現在の医療界では毒性のほうを問題視して使用を控えたほうがよいという記述を目にしますので民間薬利用の記録だけを頼って使用するということは避けたほうがよいと思います。
ここまでは真面目な話ですが、以前タケニグサの利用が話題となった時に、ある方が「タケニグサの黄色い汁を足に塗ると足が速くなると信じて子供の頃に足に塗って走った」という話。当然俗説ですが何だかほほえましい話で今でも強く印象に残っています。
最後に名の由来ですが枯れた茎が竹に似ている、タケニグサと竹を一緒に塗ると加工しやすくなるという2つの説を目にします。
ですから私は観察会の時に話題にしていたのですが、参加者に元竹細工職人さんがいて、「加工しやすくなんてなりません」と言われ、加工しやすくなるというのは違うのだなと悟りました。
そういったやりとりをしてからタケニグサのことを説明する時は本やネットで出てくる理由ではなく前段で話をしたウジ殺しと民間薬の話をするようになりました。
と書くと格好が良いのですが、このところ観察会で人を連れて歩くようなことがとんと少なくなっていますので、これからはと書いたほうが正確かな(笑)(管理人)
過去の記事 タケニグサ
ウジ殺しと言われる植物 タケニグサとハナヒリノキ
書きぶりを変えましたが過去に書いた内容です。
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