徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

水沢上の大崩壊地の謎に迫る(郡上市明宝水沢上)

2015-11-08 22:37:28 | Weblog
 6日の金曜日の夕方に、ふりかけさんから水沢上(みぞれ)の大崩壊地の跡に行こうと電話が。私は最初、坂本峠を郡上方面に下ると吉田川沿いに見える崩壊地のことと思い、何であんなところへ?と聞いたら、「明宝スキー場からのびる林道から少し入ったところに、戦国時代の大地震があった時の崩壊の跡地と思われる地形がある」いう一言。
 これはなんだか面白そうと思い立ち一緒に出かけることにしました。
 主体性の無い私は朝の6時に、早朝散歩クラブメンバーのふりかけさんとTさんと合流するまで地図すら見ておらず到着してから目を通しました。
 地図に目を通すと明らかに不自然な平坦な窪地上の地形となっていて、どんな世界が広がっているのだろうと好奇心が湧きたってきます。
 その一方で、行ってみたらひょっとしたらただの平な地形だったりして?という後ろ向きな考えも浮かんできます。
 まぁ、行ってみれば分かるかと複雑な気持ちを抱えたまま現地に向け出発したのでしたのでした。

 青色で囲ったところが目的地です
 

 現地に向かう途中に、崩壊によって谷がせき止められ昔池があったという話もしながら一体全体どんな地形が広がっているのだろう?という期待感に胸を膨らませながら地図を頼りといっても、ふりかけさんとTさんのルート工作?にいつものようにくっついていくだけといういい加減さでしたが・・・
 地図を頼りに現地に行ってみると不自然な窪地が点在していて異様な雰囲気です。
 明らかに水による浸食では出来ない地形で今まで見たことが無い世界だったので帰宅後でネットで色々と調べてみました。
 その結果、江戸時代の天正13年11月29日(1586年1月18日)の時に大規模な崩壊が発生し水沢上の金山という集落を飲み込み濁り池と長池という2つの池を作ったということが複数のサイトから読み取ることができました。
 池の存在は郡上市白鳥町にある白山文化館の展示の古地図にあるとふりかけさんとTさんが言っていた話と一致します(私は白山文化館へは何回か行っていますがその展示に気が付いていません・・・)のですが、ただの言い伝えでしか無く少々消化不良気味だったので更に調べ続けたところ国土地理院のサイトに「1:25,000都市圏活断層図 高山周辺の活断層「高山東部」「高山西部」「高山西南部」解 説 書」という論文を見つけました。
 その中に水沢上の大崩壊地のことが書かれていました。(下段に引用文を掲載しておきます)
 そこには吉田川の最上流部(西俣川)の南岸から西岸に崩壊崖の上の標高1,000m付近に平坦地があると記載されています。
 まさに早朝散歩クラブで行った現地のことが書かれていました。
 その崩壊はかなりの規模で崩壊した面積は98万m2(98ha)で崩壊した土量は2,300万m3に達したとと推定されているのです。
 それだけの土砂が崩壊してしまった跡を散策していたことが分かり愕然としました。
 今は崩壊の時にできた池は枯れてしまっていますが恐らく文献で推察すると現在の明宝スキー場の駐車場のあたりです。
 何回か訪ねたところですが、あの平坦地は山体崩壊して流出して堆積したところなんですね。
 今はスキーや様々イベントで大勢の人が訪れますが、かつて池があって金山という集落が埋まっているなんてことを知っている人は限りなく少ないだろうと思います。
 まぁ、そんなことを広くアナウンスした来場者が減ってしまうから知る人ぞ知る存在のままとなるのだろうなと思いますが地震というものの恐ろしさをリアルに感じる結果となったのでした。(管理人)


写真だと、ただの紅葉の写真です・・・実際に歩いた時の感覚は写真に現れずでした。


                


                


                



<「1:25,000都市圏活断層図 高山周辺の活断層「高山東部」「高山西部」「高山西南部」解 説 書」からの引用>
5)地すべり・崩壊地
地すべりは,地表を構成する物質に過剰な水が加わり,斜面のバランスを失い,外部からの衝撃(地震動など)が加わって,自重も含めて土塊として下方に移動する現象(マス・ムーブメント)の一種である.広義には,山崩れや岩屑流なども地すべりに含めるが,一般には,明瞭なすべり面をもち,土塊の移動に継続性があるすべり現象を地すべりと考える傾向がある.これらの広域的な分布や性質については,清水他(1999,2000)で取り扱われているが,本図幅では明瞭で大規模なものに限って選定して図示した.
「高山東部」図幅では,V字状をなす河谷斜面の上部や下部が大きく崩壊して,谷底を堰き止めている事例がいくつか認められる.
「高山西部」図幅では,宮川断層や他の活断層沿いの斜面下部に大きな崩壊地が散点的にあるが,山地全体は深く開析されて,起伏や出入りに富む複雑な斜面をしているので,地すべりや崩壊地は相対的に少ない.一方,「高山西南部」図幅では,図北西部・中央部・南部にかなり多く認められ,規模も相対的に大きい.河谷を堰き止めて,谷底平野が急に狭まり,その上・下流側で河床勾配の変化や,沖積面などの発達状態が異なる場所も認められる.
特に明瞭な崩壊地形は岐阜県郡上市(旧郡上郡明宝村)水沢上(みぞれ)付近にみられる.これは実に大規模で,かつ新鮮な崩壊地形であり,すでにいくつかの論文や著書で紹介されている(飯田,1987;井上・今村,1998).この水沢上崩壊は,長良川支流の最上流部吉田川(西俣川)南岸から,その西岸に位置している.
比高約百mの滑落崖は北側を向いており,北方へ移動した崩壊ブロック上には標高千m内外の平坦地があり,その中央部は閉じた凹地をなす.
崩壊の発生時期を,恒石(1980)や飯田(1987)は1586年天正地震(あるいは白川地震)時としている.
また,この崩壊した面積は約98万m2,推定される崩壊土砂量は約2,300万m3に達する(井上・今村,1998).崩壊土砂は対岸(左岸側)の低地まで一期に流下し,土砂が北-東側の谷底部にも認められる.さらに,崩壊土砂によって天然ダムが形成された.
飯田(1987)によれば,濁り池と長池と呼ばれる2つの池が形成されたと言う.また,対岸の斜面上にある標高約910m付近には,「婆岩」と呼ばれる独立岩尖塔があり,その岩に登った人が助かったという伝承がある.
このことから,天然ダムの高さを,婆岩直下だと仮定すると,堰止高は約60mに及ぶと考えられる(井上・今村,1998).水沢上には,鉱山施設と家数60~70軒があったと言われ,その全てがこの時の崩壊によって埋積されたようである.
現河川は両岸にある崩壊土砂を開析しており,河成段丘状の高まりや小丘が形成されている.下流側の東岸が上流に比べて高いので,ここで河谷の塞き止めが起こり,上流側谷底部に堆積が生じたと考えられる.



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エベレスト3D

2015-11-07 22:40:35 | Weblog
 今週末は、先日郡上市明宝の大崩壊地跡探検の後、愛車のメンテナンスのため自転車屋さんへ。
 その後、各務原のモンベルへ行き、先日大穴が空いて使い物にならなくなってしまったインナーグローブを購入後、映画館の前をのぞいたらエベレスト3Dという映画が目につく。
 内容はともより美しいエベレストの映像を大画面で3Dで見える!という動機だけで見てきました。
 映画が始まりスクリーンに映し出される映像は美しく期待通り!と思っていたら、実際にあった出来事の再現とある・・・
 これって遭難の映画?何の下調べもせず見ているのであらすじすら知らない。
 映画を見ていて難波康子さんが出てきて。あっ遭難映画・・と気が付きます。
 日本の女性で初めて7大陸最高峰を登った人でエベレストの下山途中で遭難死したということを何故か知っていたので。
 確か、ツアーでエベレストに登るということに対して問題視する報道がなされていたの見ていたことで記憶していたのでした。
 アルピニストでは無い私ですが山へは行くので遭難のニュースが大きく取り上げられると記憶してしまいまうのですね。
 そのことに気が付いてこれから大勢の人が亡くなる映画を見たくないな~と漠然と思ったのですが貧乏性の私は映画代がもったいなく出ていく度胸が無く見続けてしまいました・・・
 なんだか重苦しい内容に気分が沈み込んでしまったのでした。
 それが災いしかどうかは分かりませんが本日は床屋と食糧調達のためスーパーに行った以外は自宅に引きこもって過ごしたのでした。(管理人)


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ニホンジカの否嗜好性植物

2015-11-06 20:36:39 | Weblog
 前にも簗谷山のニホンジカの食圧による林床植生への影響についてブログで書きましたが、初めて登った20数年前と比較すると林床植生が本当に貧弱になってしまっています。
 ただ、ここ数年目立つようになった植物が。それはコアジサイとマツカゼソウ。
 この2種について少々調べてみるとニホンジカの否嗜好性植物とされているものが数多く見られます。
 嗜好しない=食べないといった状況となるので目立つのです。
 両種については学生時代にニホンジカの調査で歩いた丹沢でも同じでした。
 最近林内の雰囲気が丹沢に似てきたなと思うのです。
 否嗜好性植物が目立つ森の中は異常だなと思いながら簗谷山を登って思ったのでした。
 ちょっと脱線しますがニホンジカの食圧により林床植物が乏しくなったところは林内の見通しがよく知識が無いと快適と思われてしまうのです。
 以前、快適と思われる林内環境について問うたアンケート結果を見た時には林床の見通しが良いところが好まれたという結果となっていました。
 そういった視点で考えると、ニホンジカにより快適な林内空間が創出されたとなってしまいます。
 でも本来の森の姿では無い見通しの良い森。そんな異常な姿が知識が無いと好ましい姿となってしまいます。
 こんな論調が支配的になるとニホンジカは好ましい動物になってしまいます。
 そんなわけないだろう!と思うのは実は森林に関わっている人だけとならないようにする必要があるのだろうと、ふと思ってしまったのです。(管理人)


             コアジサイが目立ってきました。
             

             マツカゼソウの群落
             

             食圧で林床植生が無くなり見通しがよくなってしまった状態
             



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成長の過程によって変化する樹皮

2015-11-05 22:58:28 | Weblog
 樹木の中には成長段階ごとに樹皮の様相が変化するものって結構あります。
 そんなわけで幹だけみていると樹種を間違えることがしばしばです。
 先月、ブログにも書きましたがハリギリも変化が著しくコナラの巨木と間違えてしまった私。
 間違えたコナラも巨木になると様相が変化するので余計にややこしいことになります。
 先週のことになりますが簗谷山の岳美岩をめざし登っている途中に何本かケヤキがあるのですがケヤキも結構変化するんです。
 ですから、この木何だろう?と思い上を見上げるとケヤキじゃない!なんてことをしながら歩きました。
 慣れてくると各樹種の成長段階の樹皮の状況だけで種を同定することができるのでしょうけど、私のように植物分類に疎い者は、しっかりと全体を観察しないと間違えてしまいます。
 ですから樹皮の写真だけ見せられ「これなんて木ですか?」言われると間違えそうなので「分かりません」と答えます。
 あとで間違っていたらと思うと怖くて答えることなんてできません!
 人より木のことを知っていると勘違いされている私のようなものは樹皮の違いだけで樹種を言い当てるなんて芸当は土台無理な話なんです。
 こんなことで悩む人は恐らく少ないと思いますが・・・なまじ人より少々、木の種類が分かる人間にとっては恐ろしくて答えられなくなってしまうのです。
 まぁどうでもいいや!と思うことができない私には樹皮だけで種を言い当てることなんて芸当はできないんです。(管理人)


        ケヤキの老木。樹皮がうろこ状にはがれてきているように見えます
        


         手前がケヤキです。少しうろこ状の模様が表れているので壮年期から老年期へと移り変わりだした状態の写真です。
        



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小旅行

2015-11-05 22:44:01 | Weblog
 今晩、下呂温泉街で宴会がありました。
 私は酒が飲めないので1次会で帰宅します。
 終わる時間は午後9時前。
 自宅の最寄り駅まで行くには午後9:30の「ワイドビューひだ」が丁度良い時間。その列車に乗り遅れると午後11時30分になってしまうので下呂~飛騨萩原の一区間だけですが2時間も待てないので「ワイドビューひだ」に乗ります。
 一区間とはいえ特急です。
 なんだか旅行でもしているような気分になり飛騨萩原駅に降り立った時は遠いところから帰ってきたと錯覚する有様。
 まさに小旅行です。何だか少し得した気分となります。
 ですが、飲めないのでほととんど酒は飲んでいないのですが酒の影響で体が重く飛騨萩原駅から自宅まで歩くのが辛く、いつもの倍近くの時間を有してしまいます。
 ですから今日はリッチにタクシーで帰ろうと思ったのですが駅前に珍しくタクシーがおらず一人トボトボと重い体を引きづりながら歩いたのでした・・・
普段なら何とも思わない距離なんですけど。(管理人)



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雪のように見える火山灰

2015-11-04 21:07:43 | Weblog
 土曜日に小秀山から噴煙が今なおあがる御嶽をみていて、山頂付近で白っぽく見えるのは雪かな?それとも火山灰かな?
 どっちだろう?たぶん火山灰だろうと思いつつも10月最後の日だから雪かもしれない。
 ということを考えた、翌日に簗谷山へ登り遠くに見える御嶽には雪が積もっていませんでした。
 というわけで先日見たのは火山灰だったんだと思いました。
 一昨日、雨が降ったのですが冷たい秋の雨だったので恐らく御嶽の山頂付近は雪だったろうと思います。
 来年、雪解した時の御嶽はどのような表情を見せてくれるのだろうかと思いながら秋の夜長を過ごしています。(管理人)

              小秀山から見た御嶽
              

              簗谷山から遠くに見える御嶽
              



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カツラの株立ち

2015-11-04 20:44:36 | Weblog
 先月のこと、紅葉が綺麗だから天生にでも行ってきたらと、ある人に薦めたところ、実際に行ってきて「管理人さん、天生で甘い香りがする木を教えてもらったんですけど。何という木だったか思い出せなくて」と聞かれます。
 「たぶんカツラじゃないかな?」と答えたら「そうそうカツラ」なんてやりとりが。
 カツラは秋になると見事な黄葉となり美しいのですが、黄葉する頃になると甘い香りがして木を見なくともカツラがあると分かるほど。
 そんな会話をしたためかカツラがちょいと気になっていました。
 そして先週、馬瀬川上の老田の森をあるいていたところ昨年末の大雪で折れたと思われるカツラが目につきます。
 普段だったら折れてしまったなと思うだけで素通りするのですが、気になってきたこともあり折れたところもまで歩いて行きました。
 幹回りが2mぐらいはあろうかという大木が3mほどの高さで折れていました。
 ですが折れた箇所から足元に視線を移すと旺盛株立ちしている様子が分かります。
 今度は空に向けると広い空間ができています。
 株立ちは今は小さくとも広くあいた空間に向け成長することでしょう。
 ですから折れたからといっても枯れてしまうわけではなく命をつないでいるのです。
 冷温帯の渓畔林の代表的な構成種であるカツラのこの性質は、渓畔という環境を生き抜くために備わったと考えさせられる光景が目の前に広がっていると思いながら写真におさめたのでした。(管理人)


           



           




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メグスリノキの紅葉

2015-11-03 21:08:43 | Weblog
 11月最初の日曜日だった1日に下呂市馬瀬川上で紅葉見物と洒落込んでいました。
 その目的の一つがメグスリノキの紅葉。
 今年はどうだろう?と思いお目当てのメグスリノキのあるところへ行ったら丁度見ごろとなっていました。
 そこには3本るのですが、内2本は河川工事の支障木として伐採されてしまいます。
 昨年の災害復旧のためだからしかたがないですが残念です・・・
 唯一の救いは3本の内、私が最も気に入っている株は伐られないこと。
 数は少なくなりますが紅葉は楽しめるとホッと胸をなでおろしているところです。
 ちなみに、メグスリノキは、その名のとおり目薬とした民間療法があったことに由来します。
 とても分かりやすい由来だといつも思います。
 あとメグスリノキはカエデ科です。
 葉は三出複葉ですので一見するとカエデとは思えないのですが種子は分離翼果実で、他のカエデと同じです。
 一度機会があったら観察してみてください。
 そんな偉そうなことを書いた私ですがメグスリノキの種子をじっくりと観察したことが実はありません。
 そんなわけで種子の写真コレクションを持ち合わせていないのです。
 来年になると忘れてしまいますので、今年中に何とかしたいな~と思っているところです。(管理人)


      


      


      


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ヘラブナ釣り

2015-11-03 20:59:35 | Weblog
 今日は、高校時代の友人とヘラブナ釣りへ行きました。
 午前中は浮きが動くが釣れない・・・
 午後に入っても釣れない・・・
 どうしてしまったんだ?
 まぁ釣りは魚との知恵比べ。
 あまりにも釣れない時は工夫が必要です。
 そこで浮きとエサの種類を変更したら一時入れ食いに。
 一体全体、今まで何だったの?という状態。
 やはり色々と試さないといけないと実感した本日の釣りでした(管理人)






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SPDシューズで山登りはできるか?

2015-11-02 22:40:13 | Weblog
 SPDシューズって何?と思われる方が大半なので簡単に説明すると自転車のビィンディングペダルに装着するためのサイクリングシューズのことです。
 ちなみに本科的なビィンディングシューズで歩くとペンギンのような歩きになってしまい歩行は困難です。
 歩くこともできるようにしたのがSPDシューズというわけです。
 私のように自転車で峠越えをして、なおかつブラブラと散策までやろうという人にはSPDが最適です。
 実際に歩くことは可能です。
 ただ、登山や長時間歩くとなると正直なところ足が痛くなるし靴の裏についている金具が少々邪魔をします。
 ですから歩くことが少々できるというのが正確です。
 ですから先日、自転車で小秀山登山に出かけた時はショートカットのトレッキングシューズに履き替えて登りました。
 ちなみに私は自転車に乗るときは自転車用のザックを背負っています。
 このザックは自転車を降りて歩くときにヘルメットが収納できるスペースがあります。
 そのスペースに靴をいれるという算段です。
 自転車に乗っている時はトレッキングシューズを、山を登っている時はSPDシューズを入れておくというわけ。
 そんな使い分けをして自転車と登山の両立を図った先日の登山でした。
 ちなみに、ショートのトレッキングシューズで山を登るのが不安な方は大きなザックを背負って自転車に乗ってください。
 雪や本格的に登攀、はたまた重い荷を背負わないのであればショートカットで十分と思える人は自転車と登山を比較的容易に実現できるものと思います?
 そうそう、タイトルの結論を忘れていました。
 私の意見はSPDシューズで登山は無理です。(管理人)

トレッキングシューズをいれた状態


SPDシューズを入れた状態


正直なところ恰好は悪いです。



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ある老木の死

2015-11-01 20:26:48 | Weblog
 近くには定期的に行っていなかった下呂市馬瀬川上にある老谷の渓畔林の一角。
 初めて訪ねた20数年前から気になっていたミズナラの老木がどうなったのだろう?と思い足を延ばしました。
 老木のあったところに近づくと広い空間が・・・
 これは?と思いさらに近づくと倒れていました。
 ついに命が尽きてしまいました。
 幹回りは6m程度あった巨木でしたので、できあがったギャップは相当の広さ。
 次に、この広い空間を制するのは、どの木だろうと思いつつ。
 命つきたミズナラの老木に合掌したのでした。(管理人)

過去にミズナラの老木を紹介した記事へのリンク

 ミズナラの老木(2012.10.7の記事)
 ミズナラの老木(2009.11.10の記事)


                
 




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老谷の紅葉

2015-11-01 20:14:42 | Weblog
 今日、岳美岩を訪ねて思ったのが紅葉が予想より進んでいないこと。
 どうも10月下旬の高温が影響しているようです。
 ひょっとしたら下呂市馬瀬の最北端の老谷の紅葉が堪能できるのでは?と思い立ちます。
 午後からの予定の時間まで余裕もあったころから久しぶりに訪ねてみたところ。カツラやサワグルミといった紅葉の早い樹種は葉を落としていましたが、まだまだ見ごろでした。
 標高の高いところの紅葉の時期から考えると遅いな~と思いながら老谷の森を散策してきました。
 南北に長い下呂市馬瀬、最北端の紅葉は明日の雨でほぼ終わりとなるでしょうけど今週いっぱいはどこかで馬瀬川の清流と紅葉を堪能できることでしょう?(管理人)

                  


                  


                  






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岳美岩から見た紅葉(簗谷山)

2015-11-01 19:34:10 | Weblog
 昨夜昨日の自転車で行った小秀山登山の疲れから午後9時に眠ってしまったので朝早く目覚める。昨日はハードだったので疲れを癒すために軽く歩きに行くか!午後から萩原町文化祭に写真を出展していたため許された時間は午前中。
 そういった時に出かけるのに最適なのが簗谷山山頂近くにある岳美岩。きっと紅葉が綺麗だろうと思い立ち出かけてきました。
 ゆったりと出かけ7時20分ぐらに登山口に到着したら車が一台も無い!
 ラッキーと思ったら直ぐ一台車がやってくる。
 静かな山歩きをしたかったので即荷をまとめ登りだす。
 といっても出だしは疲れがあるのか足取りは重い。
 しばらく歩いていると体が温まり、いつもの感覚に戻り快適な山歩きに。
 他の方々の目的地は山頂ですが私の目的地は岳美岩。
 過去に何度もブログで紹介していますが岳美岩からの見下ろす森の様子が私はお気に入り。
 毎回、独り占めして絶景を堪能します。
 秋も深まり色づく森を見下ろしながらコンビニで買ってきたクリームパンをほおばり一人ご満悦。
 先週、「鳥の道を越えて」を見た影響か眼下を飛んでいくツグミやアトリ、マヒワの姿を目で追う。
 この季節は見晴らしの良いところでボ~としていると大陸から越冬のため渡ってくる冬鳥の姿を見ることができます。
 彼らの鳴き交わす鳴き声と紅葉は最高です。
 しばらく岳美岩の上でアグラをかき堪能していると後続の人たちの会話が聞こえてきます。
 至福の時間が終わったなと思い岳美岩を去ったのでした。
 余談ですが下山途中、大勢の人とすれ違いました。
 初めて登った20数年前からは想像できない人の数。人気の山となった簗谷山ですが岳美岩に足を延ばす人は稀です。
 まぁ、そのほうが私にとっては良いのですが。(管理人)



           


           


           


           


           


           


           下山したら駐車場は車でいっぱいでした。
           
 



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