全盲の僧侶がいた。鹿児島のご住職である。奥様はおられた。しかし、このご住職すごい方であった。
ボキなんかもそうだが、「人に迷惑をかけてまで生きていたくない」と簡単に言ってしまう。しかし、そのご住職は、迷惑をかけなければ生きていけない身であった。だからこそ、人に感謝していた。
すべてがありがたいことであるというわけである。
唸った。確かにそうだ。かっこつけて、なんでも全部自分でやってきた、やっていられるという大きな勘違いをして生きてきた。努力はオレを裏切らないとマジに思ってやってきた。その結果が今のオレだと思ってきた。
大きな勘違いであったのだ。
テメェでやれることなんか実に限られている。みんな人様のおかげで生きていられるのだ。ちいせぇことを自慢して、オレがオレがでやってきてしまったよん。
アホだなぁ。
また明日もこんなふうに生きていくんかねぇ・・・・?
(_ _ )/ハンセイの日々である。