と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

月山・鳥海山精霊の旅その5 奥の細道北限象潟

2013年08月29日 08時39分08秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

松島と比較されるほどの象潟の風景であったが、

大地震で隆起した海岸が、芭蕉の時とは違っている。

この句もまた、死を見つめて旅した芭蕉の覚悟が

伝わってくる。

恨みを感じる象潟の九十九島ということをなにかで

読んだが、まさにぴたりである。

哀しみを持った句である。

 


松尾芭蕉が奥の細道最北の地として象潟を訪れたのは1689年8月1日、今から300年以上も前のことです。

芭蕉は雨にうたれるネムの花に、中国の悲劇の美女西施を思い浮かべ、

「象潟や雨に西施がねぶの花」
(きさかたや あめにせいしが ねぶのはな)
と詠んでいます 。

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