西洋は家父長制が強い。
だから闘いの像も多い。
そんな風に感じるのである。
神も、西洋では男性である。
バイブルの神である。
そういえばキリストもそうだ。
東洋はどうか。
女性が多いなと感じる。もっとも数を数えたわけではないが、そんな風に思う。
インドでも女性神が多い。日本もそうだ。
若干の例外はあるが、武器を持った神像というのは、東洋の方がすくない。まるっきりゼロだとは言わないが。
このあたりに、西洋と東洋の文化の差異があるんではないかと思う。
ただし、日本ではあまり命を大切にしない時代もあった。戦国の世もそうである。切腹というのもかつてはあったのである。
新田義貞と北条の闘いのときには、面皮をはがした死骸もあったという。昭和28年の調査で、東大の鈴木尚先生の調査であきらかになっている。おびただしい数である。数値はここには書かない。まったく悲惨であるから。
高橋梵仙博士の「日本人口史の研究」には、子のまびきの話があって、子捨てが日常的に行われていたことが書かれている。生活の貧しさと、関連している哀しい時代でもある。
ところで、若い人で、ちょっと注意されると
「わかったよ、死にゃぁいいんでしょ」とかのたもう方がいる。
簡単に死んじゃいけねぇんである。
キレルとかなんとかっていうのは、まったく美徳でもなんでもないのであるから。
それじゃぁちっとも進歩していないからである。
そんなことを、21:56ころに考えたので、書いてみた。
もうすこしお茶でも飲んで、頑張りましょう・・・・・