”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

学校給食について

2012-08-19 10:42:39 | お勉強

地元食推協の勉強会があり、

学校給食について学びました。

 

調理実習で作ったものは、

全国の学校給食で人気のメニュー。

Img_4351

 ・キムタクご飯

 ・油淋鶏

 ・きゅうりの中華漬け

 ・もずくスープ

 

キムタクご飯は、以前

「秘密のケンミンショー」でも紹介されましたね。

塩尻市の栄養士さんが考えた、

炒めたキムチ、たくあんなどを混ぜ込んだご飯です。

 

驚くのはきゅうりの中華漬けの作り方です。

きゅうりをさっと茹でてから漬けていきます。

これは、1996年に起きたO‐157集団食中毒事件の影響。

それ以来、学校給食では生野菜は出されていないのです。

 

 

さて、我が袋井市は農業が盛んな地域ですが、

学校給食における地場産物の使用割合は、

平成23年度で8.9%。

6816食材中606食が地場産物です。

 

使用割合が少ない原因のひとつに、

学校給食に用いる食材の種類や量に対する

作付面積が少ないことが挙げられています。

 

その問題を解決するためには、

・地元で生産される作物の種類、時期、量を調査する。

・給食用食材として取り入れることができる作物を

 栽培できるような環境を整備する。

・安全な食材が安定して供給できるように、

 生産者と給食センターを結ぶシステムを構築する。

ことが求められます。

 

そのためには、JA、商工会議所、農林事務所との連携、

さらに給食食材納入業者とのバランスの取り方も

考えなくてはならないでしょう。

 

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