珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Burn → Rainbow & Whitesnake

2011-01-08 10:24:41 | ハードロック/メタル
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。正月は、NHK教育チャンネルで再放送された「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」が面白かったです。バッハ、ジャズ、ドラム&ベースをテーマに、講義あり、ワークショップありで、あっという間の6時間でした。ジャンルを超えて音楽がつながっていることが実感できました。オーディオで音楽が持つ深さに触れられたらいいですね。

今回は第3期 Deep Purple の話題です。Deep Purple の全盛期が第2期であることに異論ありませんが、曲で一番聴いたのは「Burn」かも知れません。中学当時、FM番組でフルに放送された際エアチェックして聴き込みました。最近では住宅メーカーのCMでも使われていたので、旋律自体は聴かれた方は多いと思います。ツインボーカルの熱唱、クラシック色の強いギターソロとキーボードソロ等、聴きどころ満載です。

当時は、表題曲「Burn」の印象が強くアルバムの他の楽曲は地味な印象でした。ただ、他のロックやポップスのアルバムでもそうですが、過去にそれほど印象に残っていなくとも、改めて聴き直すと良さを再発見することがあります。この『Burn』もそういった1枚です。音楽性の違いから後に Ritchie Blackmore は Rainbow を、David Coverdale は Whitesnake を結成しますが、このアルバムにその布石を感じることができます。


『Burn』の7曲目にある「Mistreated」はその後、Rainbow や Whitesnake のライブでもとり上げられた曲です。Ritchie Blackmore と David Coverdale それぞれにこの曲への思い入れがあって、ギターのための曲か、ヴォーカルのための曲か、論争があったようです。私はDavid Coverdale に一票ですね。Whitesnake の名盤『Ready An' Willing』のボーナストラックになりますが、でライブでの「Mistreated」を聴くことができます。


今年も、こんな感じで音楽とオーディオの話題を半々といった感じで紹介できればと思います。
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Sad WIngs of Destiny / Judas Priest

2010-07-27 05:37:39 | ハードロック/メタル
高校時代に最も聴いたハードロック/ヘヴィメタルバンドが Judas Priest です。聴き始めたのは Screaming for Vengeance が出た頃でこのバンドの全盛期でした。同アルバム冒頭のThe Hellion ~ Electric Eye から圧倒された私はすぐさま傾倒し、次々と過去のアルバムを購入もしくはレンタルして聴きました。大学以降しばらくヘヴィメタルから遠ざかっていましたが、結局社会人になってから当時聴いたアルバムをCDで買い直しました。

Judas Priest のサウンドは時と共に変貌しました。76年に発売されたSad Wings of Destiny(写真はLPとCD)と90年に発売された Pain Killer では同じバンドか?と思うほど音楽性は異なりますが、その間をつなぐアルバムを並べてみると変化に連続性を感じます。このブログではなるべく時系列で紹介していきたいと思います。コアなファンならご存じでしょうが、Judas Priest のファーストアルバムは Rocka Rolla です。高校当時は入手が難しく、多くの Judas ファンは Sad Wings of Destiny 以降のアルバムを所有していたと思われます。


Sad Wings of Destiny はまだマイナーレーベル時代の作品です。まだメタルという雰囲気は無くハードロックですが、バラードあり、インストゥルメンタルありで、なかなか凝った構成になっています。このアルバムで良く聴いたのが The Ripper と Tyrant です。両曲は Judas ファンにも人気がありライブでも取り上げられていました。The Ripper (邦題は切り裂きジャック)はヴォーカルの Rob Halford が闇夜のストーカーの雰囲気をうまく出しています。様式美溢れる Tyrant は初期の名曲だと思います。


ネットの恩恵でファーストアルバム Rocka Rolla も容易に入手できるようになりました。いずれ購入します。おそらく今回紹介した Sad Wings of Destiny との連続性はあるでしょう。その後の Judas Priest につながる何かをファーストアルバムに見つけるのも楽しみです。
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Michael Schenker のギターソロ

2010-04-23 06:48:00 | ハードロック/メタル
Michael Schenker を初めて聴いたのは高2年の時です。スコーピオンズつながりで UFO を聴くようになりました(因みに Michael Schenker の兄の Rudolf Schenker はスコーピオンズのギタリスト)。既に Michael Schenker は UFO を離れ、自らのバンド MSG を立ち上げていましたので、リアルタイムで聴いたのは MSG です。Michael Schenker にとってUFO 時代は苦悩の時代、MSG はふっきれた時代と言われています。そのような先入観を持って聴くと、何となくUFO時代の曲に寂しさ、MSG時代の曲に明るさを感じてしまいます。とは言え、ギターソロの独特の「泣き」は両時代共通で、さすが Michael Schenker。彼のソロに何となく演歌の雰囲気を感じます。

Phenomenon はUFOだけでなく、ハードロック全体を見てもかなりの名盤と言える存在だと思います。代表曲の Rock Bottom と Doctor Doctor は高校時代、何度聴いたことかわかりません。社会人になって久しぶりにCDで Rock Bottom のギターソロを聴きましたが、結構メロディを追えたのでびっくりしました。この2大名曲の他もなかなか充実しています。Built for Comfort の厚みのあるリフ、 Instrumental ですが Lipstick Traces のような穏やかなメロディなど多様なマイケル節が味わえます。



MSGを最初に聴いたのはライブのレコードでしたが、ここで紹介するのはファーストアルバムの神(The Michael Schenker Group)です。出だしの Armed And Ready からCry for the Nations、Victim of Illusion とノリのいい曲が続きます。Bijou Pleasurette の美しい旋律、Into the Arena のスケール感(いずれもInstrumental)もマイケルらしさに溢れるナンバーで好みです。特にInto the Arena のラストは如何にもといった感じです。



オクターブ、ヴィエナアコースティック、ALR/ジョーダンそしてAKG。ゲルマン系の機器が増えてきました。ゲルマンつながりではありませんが、Michael Schenker のギターも、心なしか馴染んでいるよう感じます(もちろん気のせいです)。
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Machine Head

2010-02-01 22:50:13 | ハードロック/メタル
プロフィールにある5枚のアルバムから紹介したいと思います。
ディープパープルで1曲を挙げると第3期の「紫の炎」(Burn)
ですが、1枚を挙げるなら、このMachine Headです。

Smoke on the Water やHighway Star だけでなく、
どの曲も粒ぞろいです。私自身、結構気に入っているのが、
3曲目のPictures of Home。メンバーの一体感が感じられる
心地よい曲です。

アンプ探しを半年ほどやっていますが、パープルやツェッペリンを
いか聴かせてくれるか、も大事なポイントだと思います。
アンプの話は別途いたします。


コメント (2)
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