珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

OCTAVE V40SE 半年経過

2010-09-02 05:26:31 | オーディオ
早いものでブログを初めて半年になります。その当時購入した OCTAVE V40SE もすっかりメインシステムの一員になりました。まだローンが半分残っていますが、これまで所有したアンプと次元の異なる音を聴く度に、一歩踏み出して良かったと感じています。


真空管アンプを所有するのは今回が初めてです。ただし、真空管アンプであることをほとんど意識しないで使っています。写真のようにフードをつけて使用しているので、灯りを眺めながらまったりとすることもありません。真空管アンプというとこってりとした音という先入観がありますが、むしろこのアンプはその逆ですっきりとしたサウンドが心地よいです。当然、単体DAC の D-07 やスピーカーのBeethoven Baby Grand の影響も混ざっていますが、サウンド全体に涼しげな印象があります。


予想外に真空管の調整にしてもほとんど手間がかかっていません。バイアス調整という意味すら知らずに真空管アンプの購入を決めたわけですが、実際バイアス調整で苦労したことはありません。こちらの写真はバイアス調整モードにおける表示パネルの様子です。現在 使用している EL34 の場合、黄緑とオレンジの色が点灯する状態であればOKです。ずれている場合は、パネル下方にある4つの小穴にドライバーを差して調整します。購入後1ヶ月程度はバイアス調整が必要でしたが、その後は全くやらずに済んでいます。


こちらはオプションの強化電源 Black Box です。これは試聴時につけた場合とつけない場合を比較して、結局購入を決めました。曲にも依存しますが、よく言われる”腰の入った”、”腰の据わった”音になります。音の弾力感が増し、ヴォーカルの実在感が増します。演奏はメリハリを、声はできるだけ柔らかく、を意識していますのでこれも必須のアイテムと言えます。


1年間も経たない間にスピーカー、単体DAC、アンプをグレードアップしてきました。改めて感じるのはアンプと他の機器のバランスです。アンプに供給するアナログ信号の質次第で音はいくらでも変わります。上流の質が落ちればはっきり音の質が落ちることをこのアンプで実感することもできました。やはりソース、アンプ、スピーカーの三位一体だなと思います。投資は一段落ですが一方で次のステップの構想は膨らむばかり・・・。もっと音楽に専念したいのですが、オーディオは切が無いですね。まあ構想するのはタダですので、あれこれ考えています。
コメント (6)
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