珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

アナログ試聴会(その2)

2011-03-05 10:35:51 | その他
27日(日)は、ダイナミックオーディオのフォノイコライザーの比較試聴会でした。秋葉原に出る際は、大抵、神保町から歩きます。ルートは気分によって適当で、この日は山の上ホテル→明治大学→お茶の水駅→神田明神→秋葉原のルートでした。前日に続き好天でした。花粉には閉口しましたが、三寒四温を感じます。


ダイナミックオーディオ4Fの試聴会は内容が濃く、聴くほうもそれなりの集中力が問われます。この日は、6種のフォノイコライザーを曲やプレイヤーを固定して聴く形式でした。登場したプレイヤーはLINN、VPI、ORACLE、BRINKMAN。主役はイコライザーで、プレイヤーはあくまで比較の場を提供する脇役でした。1曲だけVPIとLINNを比較する場面がありましたが、私にはイコライザーの差よりプレーヤーの差の方がわかりやすかったです。

ORACLE DELPHI MK 6 です。2年前のインターナショナルオーディオショウでメーカーの存在を知りました。アナログだけでなくCDトランスポートでも定評があるようですね。聴いた曲がクラシック(Mozart ピアノ協奏曲20番)中心で、できれば他ジャンルも聴きたかったのですが、フォノイコライザー主役ですから仕方ありません。外観は今のところベストです。


こちらは、VPI VPI SCOUTMASTER 2 です。TEAC が取り扱っています。ORACLE と比較するとなると、この上のクラスの SUPER SCOUTMASER になります。Steely Dan で LINN LP12 との比較がありましたが、LINN の方がすっきりとした音で聴きやすかったですが、厚みのあるVPIも良かったです。アナログは今のところ、厚み重視でいいかなと思っています。


イコライザーのブラインドテストは、結構、参加者間でばらつきました。同じ人の中でもメーカーを知っての評価とブラインドでの評価が異なっていたようです。かく言う私も、ブラインドではフェーズテックに手を挙げていましたが、メーカー情報込みだと某海外製品でしたので、いい加減なものです。今のところ、フォノイコライザーの前に、しっかりプレイヤーを定めて、その後、カートリッジやイコライザーを合わせていくイメージを持っています。まあ、長丁場ですのであせらずいきましょう。

お忍び?でフェーズテックの営業部長さんも参加されていました。前日のオーディオスクエア試聴会と連日です。ブラインドでは支持No.1だったので、お喜びと想像しましたが、他社のフォノイコライザーの良さも感じた旨の謙虚なコメント・・・さすがだなあと思った次第です。

試聴会は2次会まであったようですが、1次会でも時間を押していたので退出しました。帰りも同じルートを通って神保町に出ました。途中、フェーズテック製のUSB-DDC基板 UDIF7 用の電池ボックスを秋月電子で買って、さらにディスクユニオンで Astrud Gilberto、Jim McNeely のアルバムを各1枚ずつ調達しました。自宅では Ubuntuから UDIF7 の認識もあっさり上手くいきました。この土日はフェーズテックづいた2日間でした。

コメント (2)
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