今年は例年より涼しい9月となっています。今朝、近所を歩いていたら、早くも金木犀が花を咲かせていました。まだ強い芳香は出ていませんが、花に近づいて一足早く秋をキャッチした次第です。さて、先週の日曜日、兵庫北部の但馬方面に行ってきました。目指すは棚田百選にも選ばれている西ヶ岡の棚田です。百名山に百名城と、何かと百個選ぶのもどうか、という気もしますが、知るきっかけ、行くきっかけとなるのであれば、意味はありますね。この日は午後から晴れ間も広がり汗ばむ陽気でした。意外だったのは蝉の声が健在だったこと。夏と秋のせめぎ合いを感じながらの棚田見物となりました。
姫路から但馬を結ぶ播但線をつないで北上しました。寺前、和田山で乗り換え八鹿まで移動です。先の姫新線や加古川線もそうですが、兵庫のローカル線はゆったりとした時間が流れます。
八鹿からは全但バスで湯村温泉方面へ向かいます。周囲には関西地区のスキー場であるハチ高原や神鍋高原があり、冬は雪国と化す地域です。棚田の向かいには大仏で有名な長楽寺があります。7月の大阪三昧の記事でも紹介しましたが、棚田の写真集を買って事前にイメージをインプットしておきました。
長楽寺の先に棚田へ向かう分岐がありました。ここからは車道をひたすら登って次の集落を目指します。上り一本調子の車道の脇は渓谷となっていました。
30分ほど登ったところで棚田が現れてきました。普通は車かバイクで来るのでしょうが、勿論、足で来ました。
棚田を紹介する掲示板がありました。農家の方の高齢化が進み、若いボランティアの方のサポートが欠かせないようです。
先ほどは見上げていた長楽寺、今度は見下ろしています。
黄色の絨毯、遠景の山に青空。言葉は要りません。
お奨めの撮影ポイントからの眺めです。ここの棚田はU字型になっているのが特徴です。
夏雲が太陽を横切るので日向と日陰のコントラストが生まれていました。左奥の山は氷ノ山?扇ノ山?それなりの山だと思われます。
見物コースの奥から棚田を振り返ります。
ちょうど刈り入れ時でした。手前の稲はまだ青みが残っています。
少し田んぼに近づいてみました。黄色の絨毯の正体です。実りの秋を感じます。
棚田は上からが映えますが、下から見上げるとこんな感じです。
今年の夏ももう終わりですね。
帰りのバスを逃したらえらいことになるので、少し余裕をもって戻ってきました。川の向こうの中央の山に黄緑色に開かれている場所があります。そこが、今回訪れた棚田です。
棚田に関心を持ったのは、先の岡山、津山訪問です。岡山駅の観光ポスターに大垪和西の棚田の写真がありました。但馬の棚田の存在は、上述の写真集で知りました。棚田を見るなら水の張った田植えの時期、さもなければ実りの秋の時期と思っていました。刈り入れの様子からするとベストのタイミングだったように思います。百名山や百名城ほどでないでしょうが、きっと棚田マニアがいて百選訪問を目指しているんだろうと想像します。皆さんにもお奨めしたいですが、蛇との遭遇は覚悟ください。私も3度ほどドキッとしました。それでも棚田の魅力が上回ります。
姫路から但馬を結ぶ播但線をつないで北上しました。寺前、和田山で乗り換え八鹿まで移動です。先の姫新線や加古川線もそうですが、兵庫のローカル線はゆったりとした時間が流れます。
八鹿からは全但バスで湯村温泉方面へ向かいます。周囲には関西地区のスキー場であるハチ高原や神鍋高原があり、冬は雪国と化す地域です。棚田の向かいには大仏で有名な長楽寺があります。7月の大阪三昧の記事でも紹介しましたが、棚田の写真集を買って事前にイメージをインプットしておきました。
長楽寺の先に棚田へ向かう分岐がありました。ここからは車道をひたすら登って次の集落を目指します。上り一本調子の車道の脇は渓谷となっていました。
30分ほど登ったところで棚田が現れてきました。普通は車かバイクで来るのでしょうが、勿論、足で来ました。
棚田を紹介する掲示板がありました。農家の方の高齢化が進み、若いボランティアの方のサポートが欠かせないようです。
先ほどは見上げていた長楽寺、今度は見下ろしています。
黄色の絨毯、遠景の山に青空。言葉は要りません。
お奨めの撮影ポイントからの眺めです。ここの棚田はU字型になっているのが特徴です。
夏雲が太陽を横切るので日向と日陰のコントラストが生まれていました。左奥の山は氷ノ山?扇ノ山?それなりの山だと思われます。
見物コースの奥から棚田を振り返ります。
ちょうど刈り入れ時でした。手前の稲はまだ青みが残っています。
少し田んぼに近づいてみました。黄色の絨毯の正体です。実りの秋を感じます。
棚田は上からが映えますが、下から見上げるとこんな感じです。
今年の夏ももう終わりですね。
帰りのバスを逃したらえらいことになるので、少し余裕をもって戻ってきました。川の向こうの中央の山に黄緑色に開かれている場所があります。そこが、今回訪れた棚田です。
棚田に関心を持ったのは、先の岡山、津山訪問です。岡山駅の観光ポスターに大垪和西の棚田の写真がありました。但馬の棚田の存在は、上述の写真集で知りました。棚田を見るなら水の張った田植えの時期、さもなければ実りの秋の時期と思っていました。刈り入れの様子からするとベストのタイミングだったように思います。百名山や百名城ほどでないでしょうが、きっと棚田マニアがいて百選訪問を目指しているんだろうと想像します。皆さんにもお奨めしたいですが、蛇との遭遇は覚悟ください。私も3度ほどドキッとしました。それでも棚田の魅力が上回ります。