珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

今治から尾道へ、しまなみ海道

2015-11-14 18:25:51 | その他
石鎚山を断念した翌日の10月12日、しまなみ海道を自転車で走りました。重たい登山道具は前日、宅急便で自宅へ送り済です。しまなみ海道はクロスバイクに乗るようになって、その存在を知りました。今治を出て、大島~伯方島~大三島~生口島~因島~向島と繋いで尾道を目指すコースです。総距離は70km。日頃自転車で鍛えている方には物足りない距離でしょうが、私には十分でした。海上を自転車で走ること自体、まず経験していませんのでとても新鮮でした。大小の島々を遠目に、瀬戸内海を横断していることを実感しながらのサイクリングとなりました。

輪行ではなくレンタルを決め込んでいましたが、3連休ということもあり確保するのに苦労しました。徳島入りする前日に何とか電話で予約できました。予約先はGIANT今治店です。ブランド料が乗る分、値は張りましたが、滅多にないチャンスを逃すわけにはいきません。


今治駅から最初の海峡までは軽く足慣らしです。いよいよ来栖海峡から海道らしくなります。当然ですが、橋は高い位置に造られていますから、橋を渡るにはそこまで登らねばなりません。通行税のようなものでしょうか。


坂を登って来栖海峡入り口にて小休止です(ふぅ)。今回レンタルしたロードバイクです。クロスバイクに比べていろんな姿勢がとれるので、疲労が蓄積しにくかったです。


このような風景を目にすると疲れは飛んでいきます。山もそうですが海もやっぱり青空が欲しいですね。


来栖海峡大橋です。自転車&歩行者専用道路がきちんと確保されています。すれ違う際の挨拶は山だと日常茶飯事ですが、自転車で挨拶をもらえると嬉しいものです。


伯方の塩で有名な伯方島を経て大三島へ向かいます。ここまでで全体の1/3といったところでしょうか。


中間地点の多々羅大橋です。ここはサイクリストの聖地だそうです。この日渡った橋の中では一番姿が美しいと思いました。


少々早かったですが、多々羅しまなみ公園で昼食にしました。ガッツリと大三島ソースオムそばをいただきました。エネルギー補給したら、いよいよ後半戦、広島県に入ります。


多々羅大橋を渡って生口島の坂を下っている途中、柑橘類の畑がありました。ここは国産レモンの発祥の地で、生産量も日本一のようです。島それぞれに個性があります。


生口島辺りから少しずつ疲労感も出てきましたが、まだ尾道は遠いです。それでも昨年、鶴見川&東海道&境川サイクリングで70kmを走っていたので、距離に対する経験値はありました。


今治から尾道まで、道路にはブルーのラインが引かれていました。これで迷わずにすみます。実は、1か所間違えて遠回りした場所がありました(汗)。


生口橋を渡るとようやく因島です。早く尾道に着きたい気持ちと、サイクリングが終わってしまう残念さが交錯していました。


因島大橋の登りはえらく疲れました。これで橋=アップダウンも終わりです。最後の島、向島では何とか力を振り絞ってゴールを目指します。


やっと尾道が見えてきました。向島から尾道へは自転車で渡らず、渡し船を使います。これも初体験。学生や主婦が日常で使っています。人・自転車だけでなく車も運んでくれます。


ようやく尾道到着です!自転車に乗っていたのは3時間半ほどだったでしょうか。思ったより早く到着しました。しばし感慨に浸ったあと、GIANT尾道店へ自転車を返却しました。翌日は有給休暇を取っていたので、リラックス気分満載でした。


しまなみ海道は、予想通り素晴らしいサイクリングコースでした。地域を挙げてこの観光資源を大切にしていることがよく分かりました。今治、尾道とも結構、若い観光客が多かったように思います。長距離を通じてロードバイクの良さも実感できました。オーディオではありませんが、自転車の方もクロスバイクからのグレードアップを考えたくなりました。ホテルで調子に乗ってリンパマッサージを受けたのですが、ちょっと私には刺激が強かったようです。横浜に戻って以降、数日、反動が来てしまいました。尾道に着いた頃はどんより雲でしたが、夕刻には晴れ間も出てきました。尾道のスナップはあらためて紹介します。
コメント (4)
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