オーディオ訪問と登山を組み合わせるシリーズ?、次の行き先は福井です。横浜からは北陸は遠いイメージがありますが、なかでも福井はなかなか行く機会がありませんでした。10月の最終土曜日、Philewebつながりで、デーンちゃんさん宅を訪問することが叶いました。デーンちゃんさんは、私と同じウィーンアコースティクスやAIT Laboのユーザーでもあります。お仕事の関係でオフ会がなかなか難しいと聞いていましたが、何とか都合がつきました。永平寺抱き合わせも考えたのですが、慌しくなりそうだったので、ぶらり旅で向かいました。敦賀の駅弁で食べたソースカツが、想定外の美味しさでした。
北陸本線から分かれて九頭竜線で目的地の越前大野へ。大野へは福井からバスという手もありますが、ローカル線もいいものです。途中、戦国時代ゆかりの一乗谷を通りました。大野駅に着いてから待ち合わせまで1時間ほどありましたので、天空の城の一つ、大野城で時間調整です。
大野は盆地になっていて、周りの山々とフラットな市街地、田畑が対照的です。木々や畑に色に秋真っ盛りを感じますね。時間がゆったりしています。城を出て再び市街地の戻り、お目当てのデーンちゃんさんの仕事場を訪れました。詳細は割愛しますが、この訪問の後はまず時間が取れなくなるそうです。
オフ会は夕方の2時間ほどでした。いわゆるオーディオファンの訪問を受けるのは今回が初めてとのことです。東京や四国への、デーンちゃんさん自身のオーディオ訪問の話は知ってましたのでこれは意外でした。ご自宅に到着すると、奥さんとお子さんに迎えていただきました。お茶とお菓子でしばしくつろいだ後、気遣っていただき、皆さんはお出かけされました。システムのウォーミングアップは奥様が済ませていました。4時間ほどメタル系のロックをかけていたそうです。となると普段は奥様もオーディオを共有することができますね。この趣味で奥様のご理解を得ているのは快挙と言えるでしょう。
デーンちゃんさんのSPは、ウィーンアコースティックのT-3G(Beethoven Concert Grand)です。私は弟分のT-3GBを使っていますが、実際目の当りにすると大きさの違いが分かります。色は珍しいブラックで鏡面仕上げが美しいです。ONIXのスーパーツィータは、徳島のfukuさんもお使いでした。
上流はCECのCDトランスポートTL3NにAIT DACの組み合わせです。AIT DACのがっちりしたケースが拙宅のタカチとは大違いです。勿論、ご自作です。ケーブルの差込に苦労があったようですが、何とか突破されました。AIT DACはDSD512対応へバージョンアップ済みです。私も近いうちにお願いするつもりです。
アナログプレイヤーは、学生時代からお使いの、ヤマハの銘機GT-2000です。私も含めてアナログ回帰派が増えていますが、流されずに機器もレコードも手放さなったとは素晴らしいですね。正味のオーディオ歴では、デーンちゃんさんがずっと先輩になります。
アンプ類は信州のサウンドパーツの製品です。サウンドパーツと言えば、GRFさんやチューバホーンさんが連想されます。プリアンプのBasic Lineに、
パワーアンプのLove Three6550プッシュプルです。見覚えのある紐のインシュレータは2Hさん宅で初めて見ました。実際の訪問やブログの情報を参考にして、よかれと思うものを取り入れていますね。そういった意味では、場所の遠さというのは気にならないかも知れません。
まずはデジタル音源から聴かせていただきました。ウィリアムス浩子を知ったのは、デーンちゃさんの2014年振り返りの日記でした。今年のベストは安田謙一郎で決まりでしょうか。デーンちゃんさんがギターの音を愛されていることが伝わってきました。
アナログは途中で理由不明のノイズが出てしまい、ホストが一番焦られていたのかも知れません。私は冒頭のパコ・デ・ルシアを聴いて、アナログらしい彫りの深さに浸っておりました。イコライザーのカーブ設定で、「エラ&ルイ」の濃い⇔すっきりが激変したのは面白かったです。
お部屋は6畳の和室でSPは長辺配置の平行法です。まず驚いたのがSPの近さでした。私もニアフィールドリスニングですが、以前よりはSPとの距離は取る方向にシフトしています。冒頭で、音場が左により臨場感も?だったのですが、右SPから音が出ていなかったので仕切り直し。その後はしっかり、SP中央奥に定位して音楽に入れました。ライブな拙宅に比べる音場の張り出しは控えめですが、逆に音の純度は高いと感じました。要所に配置されたチューニング材も効いているのでしょう。アコースティックギターの音色、持ち込んだダイアナ・パントンの澄んだ声がとてもマッチしていました。
2時間はあっという間に経過し、皆さんも夕飯に戻って来られました。当初は外にでも繰り出して、という話だったのですが、偶然泊まるホテルがご自宅に近いこともあり、一緒に卓を囲ませていただきました。奥様の手の込んだ料理、それも福井の食材中心で・・・言葉も出ないほどのおもてなしです。翌日は登山だったこともあり、お酒は控えめにしましたが、種類を変えて美味しい日本酒をいただきました。最後は奥様もご一緒に音楽談義となり、百恵さんの仕事っぷりに話が及びました。昼の部からお子さんの猛烈な?アタックを受けているデーンちゃんさんの幸せぶりもしっかり目に焼き付けました(笑)。
お品書きも入手しましたので、取り寄せも考えてみます。
デーンちゃんさん、お忙しい仕事の隙間ついてのサウンド交流ありがとうございました。なかなか接点が少なかった福井でしたが、魅力の一部に触れることができました。翌日の荒島岳登山も含めて充実の滞在となりました。ウィーンアコースティックス、ユーザーとしての交流も実現できました。アナログのノイズはその後、いかがでしょうか。当面は本業専念の期間となりますが、来年暖かくなった頃にでも羽を伸ばしに横浜へお越しください。
北陸本線から分かれて九頭竜線で目的地の越前大野へ。大野へは福井からバスという手もありますが、ローカル線もいいものです。途中、戦国時代ゆかりの一乗谷を通りました。大野駅に着いてから待ち合わせまで1時間ほどありましたので、天空の城の一つ、大野城で時間調整です。
大野は盆地になっていて、周りの山々とフラットな市街地、田畑が対照的です。木々や畑に色に秋真っ盛りを感じますね。時間がゆったりしています。城を出て再び市街地の戻り、お目当てのデーンちゃんさんの仕事場を訪れました。詳細は割愛しますが、この訪問の後はまず時間が取れなくなるそうです。
オフ会は夕方の2時間ほどでした。いわゆるオーディオファンの訪問を受けるのは今回が初めてとのことです。東京や四国への、デーンちゃんさん自身のオーディオ訪問の話は知ってましたのでこれは意外でした。ご自宅に到着すると、奥さんとお子さんに迎えていただきました。お茶とお菓子でしばしくつろいだ後、気遣っていただき、皆さんはお出かけされました。システムのウォーミングアップは奥様が済ませていました。4時間ほどメタル系のロックをかけていたそうです。となると普段は奥様もオーディオを共有することができますね。この趣味で奥様のご理解を得ているのは快挙と言えるでしょう。
デーンちゃんさんのSPは、ウィーンアコースティックのT-3G(Beethoven Concert Grand)です。私は弟分のT-3GBを使っていますが、実際目の当りにすると大きさの違いが分かります。色は珍しいブラックで鏡面仕上げが美しいです。ONIXのスーパーツィータは、徳島のfukuさんもお使いでした。
上流はCECのCDトランスポートTL3NにAIT DACの組み合わせです。AIT DACのがっちりしたケースが拙宅のタカチとは大違いです。勿論、ご自作です。ケーブルの差込に苦労があったようですが、何とか突破されました。AIT DACはDSD512対応へバージョンアップ済みです。私も近いうちにお願いするつもりです。
アナログプレイヤーは、学生時代からお使いの、ヤマハの銘機GT-2000です。私も含めてアナログ回帰派が増えていますが、流されずに機器もレコードも手放さなったとは素晴らしいですね。正味のオーディオ歴では、デーンちゃんさんがずっと先輩になります。
アンプ類は信州のサウンドパーツの製品です。サウンドパーツと言えば、GRFさんやチューバホーンさんが連想されます。プリアンプのBasic Lineに、
パワーアンプのLove Three6550プッシュプルです。見覚えのある紐のインシュレータは2Hさん宅で初めて見ました。実際の訪問やブログの情報を参考にして、よかれと思うものを取り入れていますね。そういった意味では、場所の遠さというのは気にならないかも知れません。
まずはデジタル音源から聴かせていただきました。ウィリアムス浩子を知ったのは、デーンちゃさんの2014年振り返りの日記でした。今年のベストは安田謙一郎で決まりでしょうか。デーンちゃんさんがギターの音を愛されていることが伝わってきました。
アナログは途中で理由不明のノイズが出てしまい、ホストが一番焦られていたのかも知れません。私は冒頭のパコ・デ・ルシアを聴いて、アナログらしい彫りの深さに浸っておりました。イコライザーのカーブ設定で、「エラ&ルイ」の濃い⇔すっきりが激変したのは面白かったです。
お部屋は6畳の和室でSPは長辺配置の平行法です。まず驚いたのがSPの近さでした。私もニアフィールドリスニングですが、以前よりはSPとの距離は取る方向にシフトしています。冒頭で、音場が左により臨場感も?だったのですが、右SPから音が出ていなかったので仕切り直し。その後はしっかり、SP中央奥に定位して音楽に入れました。ライブな拙宅に比べる音場の張り出しは控えめですが、逆に音の純度は高いと感じました。要所に配置されたチューニング材も効いているのでしょう。アコースティックギターの音色、持ち込んだダイアナ・パントンの澄んだ声がとてもマッチしていました。
2時間はあっという間に経過し、皆さんも夕飯に戻って来られました。当初は外にでも繰り出して、という話だったのですが、偶然泊まるホテルがご自宅に近いこともあり、一緒に卓を囲ませていただきました。奥様の手の込んだ料理、それも福井の食材中心で・・・言葉も出ないほどのおもてなしです。翌日は登山だったこともあり、お酒は控えめにしましたが、種類を変えて美味しい日本酒をいただきました。最後は奥様もご一緒に音楽談義となり、百恵さんの仕事っぷりに話が及びました。昼の部からお子さんの猛烈な?アタックを受けているデーンちゃんさんの幸せぶりもしっかり目に焼き付けました(笑)。
お品書きも入手しましたので、取り寄せも考えてみます。
デーンちゃんさん、お忙しい仕事の隙間ついてのサウンド交流ありがとうございました。なかなか接点が少なかった福井でしたが、魅力の一部に触れることができました。翌日の荒島岳登山も含めて充実の滞在となりました。ウィーンアコースティックス、ユーザーとしての交流も実現できました。アナログのノイズはその後、いかがでしょうか。当面は本業専念の期間となりますが、来年暖かくなった頃にでも羽を伸ばしに横浜へお越しください。