2月の最終日曜日の24日、チューバホーンさんとパグ太郎さんのお宅をハシゴする、杉並オフに参加してきました。2月も終わりに近づき、少しずつですが春らしさが感じられるようになっていました。当日の穏やかな天候に輪をかけて、クラシック三昧のオフとなり、とても緩やかな午後を過ごすことができました。お二人とも杉並区にお住まいですが、今回が初顔合わせとなりました。輪が広がるその場に立ち会わせていただけることに感謝です。チューバホーンさん宅で集合し、その後パグ太郎さんのお宅へ移動、最後は荻窪のイタリアンで感想戦となりました。
パグ太郎さん、実はチューバホーンさん宅の近くに住まわれたこともあったようです。直接、お宅で待ち合わせすることとなりました。今一つ地理関係が分かっておりませんが、荻窪からバスで北上するとのことでした。昔住んだ場所を訪れるのが妙に嬉しいこと、私も経験しています。パグ太郎さんにとっても犬の散歩のシーン、しっかり記憶に残っている様子でした。下井草からいつものように歩いているとちょうど、逆方向から来られるパグ太郎さんと落ち合えました。挨拶もそこそこにダブルヘッダーの前半戦、スタートです。
コーナー型のランカスターです。掃除中に少し動かしてしまい、完全復旧まで至らなかったと、チューバホーンさんのコメントがありました。コーナー型に変わって、もう3年以上が経過しました。すっかり私もその佇まいには慣れてしまいました。
チューバホーンさん宅には前回訪問からも2度ほどお邪魔する機会がありましたが、サウンド目的ではありませんでした。私自身は約半年ぶりの音楽鑑賞となります。パグ太郎さんがクラシック派ですので、チューニングもその方向でなされたようです。というわけで是枝さんのプリが登板です。上流はCECのトランスポート、OさんのDACにクロックと盤石の布陣です。SD05もパグ太郎さん向けということでしょうか。ROKSANのADプレイヤーを手放した後でも、この筐体の多さです。チューバホーンさんの音の追求の過程を物語っています。
この日のメインゲスト、パグ太郎さんがほぼセンターポジションに座り、私は脇からの鑑賞となりました。ベートーヴェン以降の作品が多かったですかね。ジャンルを跨いでやや駆け足で聴かせていただきました。ブラームスのピアノソナタで一聴、繊細でやや涼やかなピアノ表現にやられてしまいました。全体的に温度感を下げていたのはプリ、あるいはSD05でしょうか。柔らかさも同居するサウンドにパグ太郎さんも感心しきりでした。後日、SPの位置調整が成ったとの報告がありましたが、そのサウンドは次の楽しみとなった次第です。
チューバホーンさんの相変わらずのチューニング達人ぶり耳にした後、パグ太郎邸へタクシーで移動しました。青梅街道を横切ったこと以外は、どこをどう通っているのか分からないままお宅へ到着しました(笑)。パグ太郎さんのお宅は、約1年半ぶりです。酔った勢いで、いたちょうさんと3人で荻窪ラーメンを食べたのは記憶に新しいところです。2Fの開放的なリビングルームへ上がると、丁度奥様が出かけられるタイミングでした。相変わらず元気な二匹のパグのお出迎えもあったのですが、ご退席いただき、後半戦スタートです。
今回の目玉は何といっても、新たに導入されたGerman PhysiksのHRS-130です。これまでチタンのDDDユニットの音を聴かれてきたチューバホーンさんも、カーボン版を楽しみにされていました。昨年、パグ太郎さんとBOさんがHRS-130を導入されたことは、驚きのニュースでした。11月の友の会で購入経緯やその後の経過を伺いました。オーディオシステムで何が一番音が変わるか、これは間違いなくSPでしょう。鳴らし込み期間(一説には10年?)、求める音の方向性、オーディオ可能な期間、資金・・・いろんな要素を考えた上でのご決断であったと想像します。
一方、上流の方は大きな変化は無く、ラックスマンD-08uとオクターブV110SEの組み合わせ。実にシンプルです。お洒落なリビングルームには、多数の筐体は置きがたいですね。前回はV110SE導入した後でしたが、鳴らし込みが進んでいるはずです。
後半戦も勿論、クラシックです。Philewebの記事と同様、パグ太郎さんならではのCDのチョイスで進行しました。リヒャルト・シュトラウスは、フィリップス盤よりエテルナ盤の方が、オーケストラが分離し、かつ豊かに聴こえました。
振り返ってみると、ピアノ作品が多かったかも知れません。全般にピアノの鮮度の高さを感じました。拙宅で以前紹介したパッヘルバル/シャコンヌのパイプオルガンは、しっかり沈み込みました。これは下向きウーハー+ぼぼ直置きの効果でしょうか。
前回から一番大きな変化を感じたのは、音場の提示です。小型ブックシェルフ内振りから360放射ユニットへの変更ですから当然と言えば当然ですが、随分と変わりました。B&W Signature805の時は演奏家と対峙する感じでしたが、後方展開型の俯瞰する方向へ変わりました。パグ太郎さんも言われていますが、音色の方はまだまだ変わるのだろうと思います。オブザーバー特権で、両システムにて、ピリス&デュメイのモーツァルト/ヴァイオリンソナタを聴かせていただきました。SPの年齢がヴァイオリンの音の若さ⇔渋さを映し出しているようでした。
楽しい時間は例によってあっという間に過ぎます。無事、ダブルヘッダーを終えて荻窪駅近くのイタリアンに繰り出しました。初顔合わせですから、必然的に、オーディオ経歴、好きなアーティストやジャンルなど、話題が広がりました。お二人はご近所さんですし、今後、交流が発展することを期待しています。次は、西荻窪で!という口約束を取り付け(笑)、早春の杉並オフ会はお開きとなりました。ありがとうございました。
パグ太郎さん、実はチューバホーンさん宅の近くに住まわれたこともあったようです。直接、お宅で待ち合わせすることとなりました。今一つ地理関係が分かっておりませんが、荻窪からバスで北上するとのことでした。昔住んだ場所を訪れるのが妙に嬉しいこと、私も経験しています。パグ太郎さんにとっても犬の散歩のシーン、しっかり記憶に残っている様子でした。下井草からいつものように歩いているとちょうど、逆方向から来られるパグ太郎さんと落ち合えました。挨拶もそこそこにダブルヘッダーの前半戦、スタートです。
コーナー型のランカスターです。掃除中に少し動かしてしまい、完全復旧まで至らなかったと、チューバホーンさんのコメントがありました。コーナー型に変わって、もう3年以上が経過しました。すっかり私もその佇まいには慣れてしまいました。
チューバホーンさん宅には前回訪問からも2度ほどお邪魔する機会がありましたが、サウンド目的ではありませんでした。私自身は約半年ぶりの音楽鑑賞となります。パグ太郎さんがクラシック派ですので、チューニングもその方向でなされたようです。というわけで是枝さんのプリが登板です。上流はCECのトランスポート、OさんのDACにクロックと盤石の布陣です。SD05もパグ太郎さん向けということでしょうか。ROKSANのADプレイヤーを手放した後でも、この筐体の多さです。チューバホーンさんの音の追求の過程を物語っています。
この日のメインゲスト、パグ太郎さんがほぼセンターポジションに座り、私は脇からの鑑賞となりました。ベートーヴェン以降の作品が多かったですかね。ジャンルを跨いでやや駆け足で聴かせていただきました。ブラームスのピアノソナタで一聴、繊細でやや涼やかなピアノ表現にやられてしまいました。全体的に温度感を下げていたのはプリ、あるいはSD05でしょうか。柔らかさも同居するサウンドにパグ太郎さんも感心しきりでした。後日、SPの位置調整が成ったとの報告がありましたが、そのサウンドは次の楽しみとなった次第です。
チューバホーンさんの相変わらずのチューニング達人ぶり耳にした後、パグ太郎邸へタクシーで移動しました。青梅街道を横切ったこと以外は、どこをどう通っているのか分からないままお宅へ到着しました(笑)。パグ太郎さんのお宅は、約1年半ぶりです。酔った勢いで、いたちょうさんと3人で荻窪ラーメンを食べたのは記憶に新しいところです。2Fの開放的なリビングルームへ上がると、丁度奥様が出かけられるタイミングでした。相変わらず元気な二匹のパグのお出迎えもあったのですが、ご退席いただき、後半戦スタートです。
今回の目玉は何といっても、新たに導入されたGerman PhysiksのHRS-130です。これまでチタンのDDDユニットの音を聴かれてきたチューバホーンさんも、カーボン版を楽しみにされていました。昨年、パグ太郎さんとBOさんがHRS-130を導入されたことは、驚きのニュースでした。11月の友の会で購入経緯やその後の経過を伺いました。オーディオシステムで何が一番音が変わるか、これは間違いなくSPでしょう。鳴らし込み期間(一説には10年?)、求める音の方向性、オーディオ可能な期間、資金・・・いろんな要素を考えた上でのご決断であったと想像します。
一方、上流の方は大きな変化は無く、ラックスマンD-08uとオクターブV110SEの組み合わせ。実にシンプルです。お洒落なリビングルームには、多数の筐体は置きがたいですね。前回はV110SE導入した後でしたが、鳴らし込みが進んでいるはずです。
後半戦も勿論、クラシックです。Philewebの記事と同様、パグ太郎さんならではのCDのチョイスで進行しました。リヒャルト・シュトラウスは、フィリップス盤よりエテルナ盤の方が、オーケストラが分離し、かつ豊かに聴こえました。
振り返ってみると、ピアノ作品が多かったかも知れません。全般にピアノの鮮度の高さを感じました。拙宅で以前紹介したパッヘルバル/シャコンヌのパイプオルガンは、しっかり沈み込みました。これは下向きウーハー+ぼぼ直置きの効果でしょうか。
前回から一番大きな変化を感じたのは、音場の提示です。小型ブックシェルフ内振りから360放射ユニットへの変更ですから当然と言えば当然ですが、随分と変わりました。B&W Signature805の時は演奏家と対峙する感じでしたが、後方展開型の俯瞰する方向へ変わりました。パグ太郎さんも言われていますが、音色の方はまだまだ変わるのだろうと思います。オブザーバー特権で、両システムにて、ピリス&デュメイのモーツァルト/ヴァイオリンソナタを聴かせていただきました。SPの年齢がヴァイオリンの音の若さ⇔渋さを映し出しているようでした。
楽しい時間は例によってあっという間に過ぎます。無事、ダブルヘッダーを終えて荻窪駅近くのイタリアンに繰り出しました。初顔合わせですから、必然的に、オーディオ経歴、好きなアーティストやジャンルなど、話題が広がりました。お二人はご近所さんですし、今後、交流が発展することを期待しています。次は、西荻窪で!という口約束を取り付け(笑)、早春の杉並オフ会はお開きとなりました。ありがとうございました。