緊急事態宣言が明けて、オフ会の方もボチボチと入るようになりました。先日の拙宅オフに続き、この秋の第2弾はチューバホーンさんのお宅での定例オフでした。例によってボディの定点施術を終えると、ハンコックさんが到着されました。ハンコックさんは7月より、私は9月よりOさんDACのユーザーになっています。チューバホーンさんは元祖ですから、OさんDACユーザーの集いにもなりました。昨年2月のオフ会以降、聴かせていただいたサウンドが、私のディスクリートDAC導入の伏線になったことは、間違いありません。
前回訪問は、コロナの第3波が落ち着いた3月半ばでした。スーパーツィターが加わっていますね。半年経過してますから、いろいろと取り組まれていることは想像できます。スーパーツィーターは高音より低音に効くと言われますが、実際どうであったか伺っておくべきでした。
オフ会の前半は、デノンのSACDプレイヤーDCD-CX3 から入りました。私はさほどでもなかったのですが、チューバホーンさんが音の調子が上がらないと感じらたようで、早めの降板となってしまいました。オフ会後も不調は変わらずとのことで、早期の回復を願っております。
従って、この日のメインは、CECのトランスポートTL3 3.0 →Oさん製作DACとなりました。同じOさん製作のDACでも、こちらはリモコン無し、外部クロック導入と、ハンコックさんや拙宅のDACとは異なります。メーカー品と異なる一品一様の世界です。
アンプ群です。前回に続いて、プリアンプは是枝さんのアンプで、マランツ#7はお休みです。ファーストワットのパワーアンプも、すっかり見慣れてしまいました。DACとプリアンプの下には、マグネットにより振動を遮断するボードが敷かれています。
いつも通りクラシックから入り、洋楽、邦楽と移行する流れでたが、上述の通り、SACDプレイヤー降板によりクラシックは少なかったです。サン=サーンスの交響曲3番「オルガン付き」は、初めて聴く盤を紹介いただきました。ショスタコーヴィチの交響曲含めて、重厚感ある低音を楽しませていただきましたが、チューバホーンさんが内心焦っていた事を後で知りました(汗)。ピリスのシューベルト4つの即興曲集は、エソテリックが出したSACDです。ほぼCD派の私としては、手ごろなドイツ盤CDを落札した次第です。
YMOのライディーンでSACDプレイヤーの区切りにし、以後トランスポートをTL3 3.0 に変えて洋楽、邦楽タイムとなりました。過去に何度か聴かせていただいた曲もありましたが、演奏と声のバランスは過去随一のようにも感じました。演奏のキレと声の柔らかさが両立しているので、音量を上げても煩くならないですね。ビリージョエルの「Honesty」は最初のピアノの音から参ったという感じ。個人的にはイーグルスの「New Kid in Town」が音が解れて気持ち良い再生でした。ハンコックさんもしきりにヴォーカルに感動されていました。
カーペンターズは様々な盤が出ています。私はその方面のマニアではありませんが、こちらの盤は気になりました。初期のベスト盤『Yesterday Once More』です。見本盤のシールが気になりますが、これに特に意味はなく、初期盤が良いそうです。こちらは『ニューヨーク52番街』のように高値でもないので、早速、入手しました(正確には90年代に再発されたポリドール盤を落札してしまい、再度初期盤を入手し直しました)。当日、XRCD盤も聴かせていただきましたが、初期盤を比べると盛られている感じがあります。音源の良し悪しだけはシステムではどうにもなりません。
最後のパートは邦楽です。私もそうですがハンコックさんも関心の高い領域です。先日拙宅でかけた平原綾香、竹内まりや等、お返しの選曲もありました。森山良子の「さとうきび畑」は10分近い熱演でした。フルに対峙して聴いたのは初めてかも知れません。情景が浮かんできます。最後に私が持ち込んだ八神純子、ハンコックさんが持ち込んだユーミンで締めとなりました。『悲しいほどお天気』はソニー、東芝のプレス比較でした。東芝の方にメリハリを感じましたが、ソニーの方がアナログに近く、自然とのこと。勉強になりました。
このところ感想戦は封印していましたが、感染対策がしっかりしているお店を前提に、久しぶりに開催となりました。向かったのは井荻の串焼処「まとい」です。ここからはDAC製作者のOさんも合流。このところビールは家で飲むことが当たり前になっていましたが、外で飲む美味しさを思い出しました。DACは勿論、オーディオ近況で話題は尽きず、あっという間の2時間半が過ぎてゆきました。趣味においても日常が戻りつつあるようです。チューバホーンさん、ハンコックさん、Oさん、ありがとうございました。
クラシックからJPopまで、一応季節を考慮した選曲にしたのですが、クラシックはそれがあだとなりちょっと暗すぎましたね(笑)
あと、Pops系はあえてスタジオ録音物に統一しました。これはVafanさんとハンコックさんを意識しての事です。
VafanさんのDACが落ち着いたころに、またお邪魔させてください。ハンコック邸はすごい音が出始めているようですよ!
毎回、選曲を工夫されているのが、よく分ります。臨機応変にライディーンをかけていただき、ありがとうございました。
ハンコックさんも相当な刺激を受けたようですね。それがまたエネルギーになるのがオフ会のよいところでしょうか?拙宅はまずDACの足元から、試行錯誤しようかと思っています。
次のサウンド交流が楽しみです。
先日はお疲れ様でした。
多くのオーディオファンとの交流されていらっしゃる
vafanさんが、今回のチューバホーンさんのサウンドを
どのようにお感じになられたのか、とても興味がありました。
小生は、ディスクリートDACが出してくる
デジタルサウンドの境地を垣間見れたと思っています。
同じDACを譲って頂いた者として、更に磨きを掛けた音を出してみたいです。
お陰様で、オーディオ熱が上がりっぱなしです。
アナログの更なる調整をする羽目になってしまいました。
接宅は前回アナログは不調に終わりましたが、
また是非いらして下さい。
先日はありがとうございました。皆さんDACが同じになりましたが、他の機器は全く違いますので。お互いの個性を失わずにサウンドを追求していくのがよさそうですね。DACのせいにできないので、他でがんばらいとだめですね(笑)。
チューバホーンさんのお宅は、昨年あたりから、高いレベルを維持されているように思います。
こちらのDACが落ち着いたら、また交流させてください。そちらのアナログの進展も楽しみにしています。