珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

BOENICKE Audio 再び

2018-03-11 23:36:53 | オーディオ
3月11日、ダイナミックオーディオのスプリングフェスティバルで、1年ぶりにBOENICKE AudioのSPを試聴してきました。フロアはいつもお世話になっている3Fです。BOENICKE AudioはスイスのSPメーカーです。小ぶりのサイズに反して、その空間支配力に感心したのは記憶に新しいです。日曜日の11:00~13:00という変則の時間帯でしたが、神保町~秋葉原の散策を兼ねてお店を目指しました。昨年はゼファンのご担当者さんの熱いトークがたっぷりでしたが、今回はダイナのSさんお一人の進行で、例によってジャンルを跨いで音楽を聴かせていただきました。


サイズは4種類ありますが日本では3種類が展開されています。この日のメインはトールボーイのW11(中央)で、前半はブックシェルフ型のW5(右)を聴きました。W8(左奥)は今回はお休みです。拙宅でQuad Ringに乗せているウィーンアコースティックのSP同様、触ると結構左右に揺れます。


近づくとSPの造形美が分かります。何とも言えない丸みです。W11の中域は珍しいウッドコーンが使われています。ヴォーカルに何とも言えぬぬくもりを感じるのは、このコーンのおかげでしょうか。


3FはLINNに力を入れていますから、当然、送り出しはアナログ、デジタル共にLINNです。それぞれフラッグシップのKLIMAXでぬかりありません。アナログプレイヤーのLP12はフォノイコ内蔵ですが、デジタル方式が採用されたようです。アナログも進化し続けています。


アンプ群は昨年に続いて、同じスイスメーカーのNagraです。パワーアンプはステレオアンプ2台使いの贅沢さ。BOENICKE Audioも価格はかなり高いので、システム全体の総額は・・・止めておきましょう。


アナログ、デジタル比率は2:1くらいだったでしょうか。アナログに思い入れのあるSさんは、新旧様々な盤をかけていただくので、聴く方も楽しみです。ヒラリーハーンのアナログレコードあったんですねぇ。モーツァルトのヴァイオリンソナタを聴きました。


締めはグールドのブラームスでした。オーケストラ(モーツァルト交響曲39番)の後に、染み入るような再生でした。この日はジャズ、ポップス(洋・邦)、クラシックと偏りない選曲でしたが、それぞれ眼前に音楽が広がりました。前回の好印象を再確認した次第です。


2時間あっという間に過ぎてしまいました。訪問のもう一つの目的はプリアンプでした。お店での試聴を相談したのですが、逆に自宅試聴を勧められました(危険!)。勿論、一番正確な判断ができる試聴環境であることに違いありません。時期は未定ですが、いずれ日記にしたいと思います。お昼を跨いだイベントだったので終了後はお腹が空きました。明治大学~山の上ホテル~神保町の定番ルートの途中で、ベーカリーレストランにてお昼にしました。朝方は冷えましたが午後は日差しも出て暖かくなりました。花粉は昔にに比べると耐性ができたのか楽になりましたが、今年は手強いですね。


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