3月30日、メンバー5名で秩父の武川岳に登ってきました。2022年の11月にも同じ計画で登ったのですが、途中で、コース変更となり、メインの武川岳には登れず終いでした。その後、リベンジツアーが雨で流れたりと、すんなり行きませんでしたが、3度目の正直で、登ることができました。天候が良い分、スギ花粉には悩まされましたが、春の秩父を満喫することができました。2月半ばにフットサルで右足を痛めていたのですが、漸く癒えて、問題なく登れたことが嬉しい1日でもありました。
春と言っても、山はまだ冬の表情です。それでも落ち葉がかなり減っていますので、歩き易かったです。西武秩父線の芦ヶ久保駅から登り始めて、どんどん高度を上げていきました。
しばらく進むと、奥秩父の名峰、両神山が見えてきました。百名山の一つです。長らく登れていなかったのですが、昨年の11月 、やっと念願が叶いました。
最初のピークである二子山が見えてきました。手前が雌岳、奥が雄岳です。雌岳の手前に、滑りやすい、それなりの急登があります。
秩父と言えば、武甲山は外せません。手前の斜面はセメント原料の採掘で削り取られています。自然の造形ではありません。独特のフォルムには一種の異様さがあります。私は2014年に登りました。
二子山からは尾根を歩いて、武川岳に到着です。この日歩程は7時間ほどで、まずまずの長丁場でした。ここから正丸駅へと下ります。人も少なく静かな山旅が続きました。
登山道を終えたところで、ミツマタの花に遭遇しました。樹皮が和紙の原料になることで知られています。名前の通り、枝が三方向に分かれていて、なるほどと思いました。
今年の冬は暖かったですが、3月に入って春の到来は、やや足踏みした感がありました。それでも確実に春は来ていました。穏やかな山登りでした。
終了後、男性陣4名で、飯能の居酒屋「長門や」で打ち上げにしました。前回の印象が良く、予約を入れていました。登山後のビールの美味しさは格別ですが、お目当ての日本酒で、さらに気分良くしてお開きとしました。皆さん、ありがとうございました。
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