11月7日の日曜日、拙宅にishiiさんとHさんにお越しいただき、オフ会を行いました。きっかけは、記事へのコメントでした。よく「世間は狭い」と言いますが、オーディオコミュニティも狭さを実感する好例でしょう。今回、接点としてHarubaruさんのお名前が挙がりました。実際いろいろと話をしていると、少なからず共通の知り合いがいることが判明しました。ネット+オフ会のハイブリッドな交流の積み重ねで、半バーチャル、半リアルなコミュニティが形成されてきました。今後も大事にしていきたいものです。
オフ会は午後2時~5時で行われました。9月にOさん、チューバホーンさんにお越しいただいてから、新DACを第3者へ披露するのは初めてです。この日はバーチ素材のQuadRingでDACを受けていました。事前にishiiさんより、アナログレコードを持ち込まれることを伺っていました。このところデジタルに注力していましたが、今回はDelphiも登板です。オフ会に限らず初対面は緊張するものですが、一方で、趣味が同じという安心感もあります。拙宅へ向かう途中、お二人が40年来のお知り合いであることを伺いました。
3時間のオフ会のうち、前半2時間をデジタル、残り1時間をアナログとしました。お二人ともデジタルはCDプレイヤー、しかもスチューダ製で聴かれています(渋い!)。90年代当時、スチューダー/ルボックスの名前こそ知っていましたが、高額で無縁だと思っていました。一方、拙宅はファイル再生に移行して早10年以上が経過しました。この間、ほぼLinux系でしたが、コロナ禍を機にMFPC(Windows系)へ鞍替えしました。同じデジタルでも、それぞれに拘りがあり多様です。だから楽しいわけです。
ishiiさんがクラシックとポップス、Hさんがクラシックを聴かれることが多いことから、前半はジャズ、ポップス中心、後半はクラシックの流れとしました。オフ会ではお客さんの好みのジャンルかつ私自身もよく聴く曲を探す傾向にあります。双方が楽しめることをイメージしていますが、多分に好みを押し付けてしまったかも知れません。ジャンルに依存しない「中庸」なサウンドというコメントをいただけました。目指しているサウンドでもあり、嬉しかったです。SPのセッティングに関する話も多かったように思います。
以下、ishiiさんが持ち込まれたアナログ音源です。クラシックはいずれもバッハでした。冒頭はお馴染み「トッカーターとフーガ」でした。パイプオルガンはフランスのアンドレ・イゾワール という方です。この曲をフルに聴いたのはいつ以来でしょう?複雑な旋律と重厚なオルガンに浸りました。
続いては「マニフィカト」でした。この曲は存じ上げませんでしたが、Hさんが楽曲の素晴らしさに言及されていました。時間の都合で全曲は聴けませんでしたが、華やかでずっと聴いていくなる演奏でした。クリスマスが近づくこれからの時期にもぴったりな曲を教えていただき、ありがとうございました。
ラストは、一転、ポップス、ロックのシングルレコードを4曲かけました。私自身、T-REXとの接点は無いのですが、渚のオールスターズ、稲垣潤一は懐かしかったですね。「夏のクラクション」を聴くのは高校以来かも知れません。それでもエレキギターのフレーズ、しっかり憶えていました。そう言えば昨今のシティポップスブームで、その方面のアナログレコードの値が上がっているそうです。締めは私に選択権がありました。レッド・ツェッペリンの「ブラッグ・ドッグ」でガツンと締めさせていただきました。
ishiiさん、Hさん、遠く横浜までお越しいただきありがとうございます。短い時間ながら、オーディオ経験の豊富な皆さんと、楽しい時間を過ごすことができました。今度は、皆様のオーディオの世界に触れる機会をいただけると幸いです。よろしくお願いします。
先日はサウンド交流、ありがとうございました。デジタルで力が入った分、アナログは肩の力を抜いた再生になりました。私も一聴、アナログはいいなぁと思い直した次第です。経験をお持ちの皆さんとの交流は楽しかったです、
訪問時は、CDを数枚持って参ります。よろしくお願いします。
音楽を楽しく聴かせてもらいました。
どんなジャンルも中庸な音質で
しばしオーディオの事を忘れてました。
先日はありがとうございました。私もオーディオというより音楽を楽しめたオフ会でした。かなり古いSPをお使いと伺っています。SP配置も興味津々です。聴く機会があれば幸いです。