珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

BOさん宅訪問

2022-06-05 18:39:11 | オフ会
5月の最終土曜日、1年半ぶりにBOさんのお宅を訪問してきました。前回と同じく、Harubaruさんがご一緒です。前回は既にコロナ禍でしたが、一時的に感染が落ち着いたタイミングを利用してのオフ会だったことを憶えています。この日は気温が上がり、夏を彷彿させるような1日でした。午前中は、オーディオ部屋で使う予定の椅子の打ち合わせに、ふるさと村に寄ってきました。納品は秋になりますが、導入したら報告します。最寄り駅で待ち合わせた後、車でピックアップいただき、システムのあるリビングルームに通していただきました。

リビングルームに置かれたGerman PhysiksのHRS-130 を中心とするシステムです。天井が高く解放感のある、そして優雅な空間です。途中、半地下室にあるB&OのSPを使ったシステムでも聴かせていただきましたが、今回もリビングルームでの鑑賞がメインとなりました。


過去のブログを遡って調べてみました。BOさんがHRS-130が購入されたのは2018年です。もう4年経過していますね。すっかり部屋にも馴染まれたことでしょう。HRS-130は、2019年の2月にパグ太郎さんのお宅でも聴かせていただきました。これで聴くのは通算3回目となります。SPの位置は前回とあまり変わっていない様子でした。


上流の機器も、前回と同じくパイオニアのSACD/CDプレイヤー、プリメインアンプの組み合わせです。同じでメーカーですからデザインも揃っていますし、すっきりした顔付きはリビングルームに合います。エアボリュームがあるので、アンプには相応の力量がいるはずです。


オフ会は、普段、聴かれている音楽、ホストが好きな音源を聴くのが一番だと思います。それらを良く聴けるように調整されているからです。以前、半地下のシステムでも聴かせていただいた音源を、今回も多くご用意いただきました。ジャズ、クラシック共に、録音が良く空間を感じやすい音源が中心でした。


ビル・エバンス・トリオのヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ演奏 です。有名な『WALTZ FOR DEBBY』の元となった音源集です。途中、音楽が途切れる状況が生々しく再現されますが、停電でオクラ入りとなった音源だそうです。HRS-130 の良さなのか、ピアノの鮮度感が高いですね。


クラシックもいろいろと選曲いただきました。冒頭は、こちらでは定番のインバル指揮のマーラーの5番でした。SPの存在が消え、音場が広がるので特にオーケストラとの相性がいいように思います。リビングオーディオならではのエア・ボリュームの大きさが活きています。サン・サーンスの3番のオルガン付き(ダラス響)も、底を這うような低音が出ていました。ノイズ感が少ない、見通しのよいサウンドです。私がリクエストしたチェロの作品集や、BOさんが選ばれた「スターバト・マーテル」でも同じような印象を受けました。


従って、ライブ音源も会場にワープした感覚で聴けます。べラフォンテのお馴染みのライブ楽しませていただきました。私も4曲ほど音源を持ちんでみましたが、スタジオ録音のポップスよりは、クラシック、ジャズの方がマッチするのではと感じました。もっとも、これは私の選曲の問題です。


途中、リビングルームを離れ、B&OのSPのある半地下の部屋に移動しました。従来からお使いの仮想同軸の長身のSPは健在でしたが、新しい仲間も加わっていました。BOさんもWELLDELTAの効果を実感し、注文をされていたようです。この日は、Harubaruさんによるセッティング込みの納品だったわけです。例によってBefore Afterを聴く場に立ち会わさせていただきました。アンプへの適用がメインでした。低音はより深くなり、楽器の音色も鮮明になりました。カラヤンのベートーヴェン交響曲7番の変化に、BOさんもご満足の様子でした。


B&Oの木未来的なデザインのCDプレイヤーです。オークションで仕入れたものの、蓋が直ぐにしまって再生できない状況でした。愛好家の掲示板(海外)を参考に、自力で修理されたそうです。BOさんの執念とB&O愛を感じました。長身SPの横にある小振りのSP(勿論B&O)で聴いたモーツァルトのピアノ協奏曲、十分柔らかかったです。


感想戦は、駅近くのイタリアンのビストロでした。ご自宅からお店まで歩きましたが、夕方になって涼しくなったこともあり、心地よかったです。ビールとワイン、そしてカジュアルなイタリア料理で、オーディオ、音楽、人生論?の話をさせていただきました。BOさん、お招きいただきありがとうございました。すっかりリビングに馴染んだHRS-130のサウンドを堪能しました。BOさん、Harubaruさん、楽しい時間をありがとうございました。夏を越して落ち着きましたら、また交流をお願いします。
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5 コメント

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Unknown (BO)
2022-06-06 11:07:09
先日はお越し頂き有り難うございました。
HRS130は、リヴィングということもありなかなか鳴らし込めませんが、徐々にこなれて来たかと思います。「カメルーンのオペラ」では蝉の声が天井から聞こえるのが面白くて、よく掛けます。2chなのに不思議ですが、この聴こえ方も個人差があるみたいですね。今回はHarubaruさんのおかげで地下のシステムも良くなり、満足です。
またおいで下さい。
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Unknown (横浜のvafan)
2022-06-07 05:48:51
BOさん、

先日はお世話になりました。広いリビングとHRS130の無指向性で広大な音場を楽しませていただきました。外観も音も、環境に馴染んでいていました。

「カメルーンのオペラ」は拙宅でも思い出したようにかけます。拙宅でも雨や虫の音が降ってくるように聴こえてきますが、BOさんのお宅では、より広く、より高く感じられました。

Welldeltaも、その後、さらに良くなったのではないでしょうか?引き続きよろしくお願いします。
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Unknown (Harubaru)
2022-06-09 21:43:41
BOさんのリビングのシステムはとても良く鳴っていましたね。パイオニアのアンプとCDプレーヤーでHRS-130をあれだけ上手く鳴らせるBOさんのセッティングは流石だと思いました。
地下室のB&Oでの実験は、私も大変勉強になりました。B&Oの木未来的なデザインのCDプレイヤーをBOさんが修理されたとのこと、私にはそんなスキルはございませんので凄いと思いました、個人的にもあのCDプレイヤーが欲しくなりました。
夜の感想戦もとても楽しかったです。
BOさん、ありがとうございました。
横浜のVafanさん、今後もこのメンバーでまた交流したいですね。
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Unknown (横浜のvafan)
2022-06-10 21:40:00
Harubaruさん、先日はご一緒させていただき、ありがとうございました。

ご家族に配慮したリビングのシステム、B&Oへの想いをつぎ込んだ地下室のシステム、個性は異なりますが、それぞれ高いレベルで両方がメインシステムと言えますね。地下室の実験では、あらためてWELLDELTAの効果を実感できました。今頃はしっかりシステムに馴染んでいるのでしょうね。

神奈川での交流が続いているのは、ありがたいです。はい、また交流お願いします。
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Unknown (BO)
2022-06-11 00:31:52
Harubaruさん、先日はお越し頂き有り難うございました。アンプのアップグレードはずっと考えているのですが、なかなか欲しい物が見当たりません。あまり図体が大きくなく、デザインと音が良く、更にSACDPとペアになっているヤツって、無いんですよね。WellDeltaのおかげで今の音も良くなっちゃったし。まあ、気長に探します。
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