珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

日光、九輪草と山歩き

2012-07-03 08:13:42 | その他
3週間にわたったEURO2012は、結局スペインの連覇で幕を閉じました。これで2年前のW杯と合わせ、主要大会3連覇です。この強さはいつまで続くのでしょうか。どのチームがスペインを破るのか、2年後のブラジルW杯の大きなテーマです。EUROが終わると夏到来です。関東の梅雨明けはまだですが、天気に恵まれた土曜日、日光に行ってきました。

こちらは赤沼から見上げた男体山です。夏の雲は未だ現れていませんでしたが、この青と緑と白は目と体に沁みます。男体山に登ったのは26年前の夏で、やはり好天だったのを憶えています。日光というとメジャーな観光地で人が沢山いることを想像していましたが、原発事故の影響なのか、思ったほど混雑はしていませんでした。


目当ての一つがちょうどこの時期に咲く、九輪草です。実は行く前まで存在を知らなかったのですが、このようなアレンジをしてくれる仲間に感謝です。湿地を好む山野草でちょうど小川のほとりに群生していました。近年は鹿が増えて草花がかなりダメージを受けているようです。人手で守らないと花も生き抜けないのですね。ここは中禅寺湖の裏側で、マイカーでは入れません。


花の姿がお寺の屋根の先端についている「九輪」に似ているから名前がついたということです。確かにこのアングルで見る、スラッとした雰囲気はそれを彷彿させます。


花びらはサクラに似ています。アップの写真をもう少し上手く撮りたいのですが・・・。


さて、この日の歩程は登山というより山歩きと言った方がよいでしょう。約3時間、中禅寺湖脇の「高山」に登ってきました。晴れていても気温はさほど上がらなかったので、気分良く歩けました。展望はあまりなかったのですが、森林に身を委ねるだけでも得るものはあります。写真は樹林の合間から覗いた戦場ヶ原です。


下山先はちょうど竜頭の滝の上部でした。観光では下流側から眺めるのですが、これはこれで竜に乗った気分でいい風景です。奥に中禅寺湖が見えます。


いよいよ、2012年も折り返しです。
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アナログ、調整?

2012-07-01 09:26:30 | オーディオ
アナログは調整が楽しいと言われます。実は調整以前の問題があり、最近、それを解消しました。一つはシェルで、もう一つは回転に伴う異音です。メカニカルに弄れるのはアナログプレーヤーならではの楽しみです。おそらく何年も使って、ベルト交換、カートリッジ交換、クリーニングなどを自分でやることで身に付くノウハウがあるのでしょう。まだまだのレベルですが、それでも仮説を立てて、やってみて、その通りに解決すると気持ちいい、これはオーディオに限らず何でもそうですね。

シェルは当初購入した品に問題があり、トーンアームに取り付かない状況がありました。仕方なしにショップのデモ機のシェルで代替してここまで使ってきました。本国Oracleでも過去に事例がないようです。この時期海外でオーディオショウもあったようで、対応が遅くなるとは聞いていましたが、結局1カ月半経っての正規品導入となりました。交換はショップの担当者にお任せしました。交換作業を傍から見させていただき、カートリッジ交換の予習にもなりました。


もう一つの問題が回転時の異音でした。重量盤にスタビライザーを載せると、キュルキュルと回転時に鳴きが生じます。通常盤では鳴りませんので暫くは、重量盤はスタビライザー無しで聴いていました。ところが、日数を経て、通常盤でも同様の異音が出るようになり、これはオカシイ!となったわけです。現象からすると、テーブルが沈むことで生ずる何らかの接触が原因のようです。実際、盤を載せないで回転させても、スピンドルを手で押すと同様の音がします。

異音の発生箇所は3つある脚のうち左奥の脚付近でした。サブシャーシの水平度がまだ不十分であると判断しました。実際左奥の脚の高さは定規で測っても低くなっていました。早速、高さ調整をしたところ、重量盤+スタビライザーの組み合わせでも異音が出なくなりました。写真では見づらいですが、水準器の泡もど真ん中に来ています。そういえば当初、泡の位置は若干ずれていたような・・・。何か一つ前進すると妙に幸せ、これはオーディオファンに共通することしょうか。


調整以前のレベルの低い話ですが、こんなことから始めているところです。
コメント (4)
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