珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

チューバホーンさん宅、定点オフ会

2023-10-22 23:10:48 | オフ会
先の3連休の中日の8日、チューバホーンさんのお宅にお邪魔してきました。3月、4月と続けて訪問して以来となります。今回もハンコックさんが、ご一緒でした。今年に入って、チューバホーンさんは、CECのCDトランスポートの最上位機種TL0 3.0 を導入されています。当時は、まだ導入後間もない頃で、慣らし運転的な状況でしたが、切れの良いサウンドに驚いた記憶が残っています。その後もフローティングボードのDAC導入、マランツ♯7の筐体変更等、音の追求が続いています。

チューバホーンさんがコーナー型のタンノイ、ランカスターを導入されてから、早8年になります。私にとっても、すっかりお馴染みの光景となりました。38cmウーファーに憧れを抱いていたチューバホーンさんが選ばれたのはJBLではなく、タンノイでした。主戦場がJAZZでないことにも依るようです。ともあれ、念願のSPでオーディオシステムを組んで、理想の音を求められるわけですから、幸せなオーディオライフと言えるのではないでしょうか。もっとも着地点が無いのもオーディオです。今回も変化が楽しみでもありました。


上流機器のラインナップも、ほぼ固定化されきました。右下が新たに加わったTL0 3.0です。その下方にあるDAC(Oさん製作)経由で、マランツ#7、ファーストワットのパワーアンプへと続きます。前回訪問からの重要な変化点が、DAC下へのフローティングボード導入です。GRFさんを始め、多くの方が導入されているボードです。機器設置後、ボードの水平を出すことが、機能を発揮させるために必要とのことです。DAC以外にもプリ、パワーでの効果を調べられたようですが、DACに落ち着いたとのことです。


この日は、声モノで・・・と言う連絡をいただいていました。冒頭のクラシックの歌曲から始まり、ジャンル跨いでヴォーカル作品を鑑賞しました。アメリングのシューベルト歌曲は、何度も聴かせていただいてますが、一聴で、サウンドステージが、広大になっていることが分かりました。他のお宅でもやはりDACにフローティングボードを施すことで、ステージが広がった例があるそうです。オーディオは振動との闘いとは、よく耳にしますが、何かしらのからくりがありそうです。

ピアノや声の実在感が半端ありませんね。ハンコックさんは人肌を感じられる声に感心されていました。クラシックの後は、チューバホーンさんのPOPSコレクションから選曲いただきました。noon、ライ・クーダー、フェアポート・コンベンション 、ホリ―・コールなどなど。


こちらはハンコックさん持ち込みのジャズヴォーカルのCDです。ヘレン・メリル、サラ・ヴォーンの名盤は、多数のバージョンがあり、音が異なることが知られています。ヘレン・メリルの「You'd Be So NIce To Come Home To 」は、ハンコックさんのレコード音源(デジタル化し、CD-ROMに記録)とも比較しました。過去に何度も聴いている曲ですが、声の柔らかさ、トランペットの鮮度に驚きました。CD恐るべしですね。何より、CDを持ち込まれていたハンコックさんが興奮気味でした。


締めは、JPOPSでした。チューバホーンさんの盤の後、私の持ち込み音源(ジュディ・オング、青い三角定規、松田聖子)をかけていただきました。ちなみに星泉は、女優の長澤まさみです。稲垣潤一の「ドラマチック・レイン」はてっきり本人のセルフカバーだと思い込んでいたのですが、中森明菜とのデュエットでした(大汗)。二人の声が見事に溶け合っていた、ということにしましょう。玉置浩二のライブは聴かせますね。あらため「メロディー」はいい曲だと思いました。


春より数段、登られた印象を持ちました。フローティングボードだけでなく、CDトランスポートのエイジングも効いているでは、と感じました。アプローチは違いますが、拙宅でもWELLDELTAによる振動対策、継続して参ります。感想戦はご近所の中華系の居酒屋でした。リーズナブルで美味しかったです。Oさんも合流され、楽しいオーディオ談義が続きました。今後のオーディオ構想など、語り合えたのがよかったです。チューバホーンさん、ハンコックさん、Oさん、ありがとうございました。
コメント (8)
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