先日、NPO法人棚田Lover's主催「農楽カフェ」に参加してきました。
このイベント、9月に野菜ソムリエ同期のIさんが、野菜活用術でお話されたイベントです。
それに引き続いて参加させて頂きました。
場所は大阪・谷町4丁目にある「谷町空庭」。
今回は「都市と農村をつなぐ魅力」がテーマ。
キタイ設計株式会社の平櫛武さんが、
兵庫県佐用町での取り組みについてお話していただきました。
佐用町にも棚田があります。
しかし、こちらもやはり高齢化や後継者不足で、荒廃しつつあります。
そこで、棚田に対して出来ることを考えようと、
都市と農村をつなぐ取り組みの事例についてお話しいただきました。
取り組みとしては、
・ふるさとウォーキング
参加者は神戸の方々、佐用の町をウォーキングしながら、
地元の特産品を味わえたり、歴史などを学ぶことが出来るウォーキング
・フォーラム「農村と里山の文化を未来につなげよう!!」
現地視察とフォーラムの2本立てて、
フォーラムでは自然農業、食生活、継続活動の3つのテーマで展開
・定住促進について
です。
ここで印象的だったのが次の3つでした。
1、人とのつながり
2、農村の住民の得意分野、専門分野をいかに発揮するか?生かせるか?
3、都市と農村をつなぐ仕組みをいかに続けるか?
1、人とのつながり
ここでは棚田(農村)について知りたいという都会の住民の思いと、
地元を知ってほしいという農村の住民をいかにマッチングさせるかが大事だと思いました。
そして、お互いWinWinの関係になるような仕組みの大切さを学びました。
2、農村の住民の得意分野(個性)、専門分野をいかに発揮するか?生かせるか?
佐用町のとある集落では、
その集落の人たちが住民の個性を知っていて、活躍できる場を与えていました。
ボクの地元でも、かつてはその地域の住民だけで家とライフラインが容易に整うような地域がありました。
左官屋はいるわ、棟梁はいるわ、水道工事のプロはいるわ、ガスのプロはいるわ、電話のプロはいるわ、
電気屋さんはいるわ・・・。という感じです。
ただ単に専門分野だけではありません。
その地域は個性についてもお互い分かり合っていました。
例えばの話、
「○○さんは説明がうまいから案内をさせたら一番」
「◆◆さんは企画がうまいからイベントを考えさせたら一番」
「▲▲さんはマネジメントがうまいから、代表をさせたら一番」
などといったことです。
今、個性の時代といわれていますが、それについても考えさせられましたね。
お話を聞かせてもらうと、どうも現代社会は個性を誤解してるんじゃないか?
本当の個性は、こういったことではないか?と自問自答していました。
得意分野、専門分野を生かすことが、活性化の早道だと改めて感じました。
これは地域活性化だけでなく、現代社会での組織にも当てはまりますね。
3、いかに続けるか?
イベントを続けるといっても、毎度同じパターンでは、
お互い飽きてしまいます。
言い換えれば、いつも刺激的といいますか、新鮮さを感じる仕組みが必要と感じました。
さて、取り組みの興味深いお話を聞きながら、
棚田で作ったおいしい野菜タップリのお料理を頂きました。
柿とダイコン、生ハムの甘酢
前菜にはピッタリでした。柿とダイコン、生ハムの愛称バツグンでした。
揚げ漬け(南瓜、レンコン、シシトウ)
野菜の味が濃厚で、しかも揚げていることによりさらに濃厚さUPでした。
野菜をオリーブオイルで炒めたもの。
ちなみに上側に写っているのは黒キャベツ、「カーネルポロネーロ」です。
普通のキャベツよりもミネラルタップリという感じで、
濃厚なのに食べやすく、美味しかったです。
玄米ご飯、ダイコンの葉を混ぜたもの。
春巻き。具沢山でした。
宮重ダイコンのおろしとサーモン、リンゴ、柿をあえたもの。
宮重ダイコンは白首で、おろしにすると辛いのですが、
リンゴと柿を合えているため、とても食べやすかったです。
サモサ。こちらもスパイシーさもあり、具沢山な一品でした、
シシ鍋
辛そうに見えますが、そんなに辛くなく食べやすかったです。
しかも体が温まりました。
ヤマノイモのお好み焼き風
ヤマノイモのネバネバさと、アクセントのスパイシーさがなんともいえませんでした。
最後はデザート。ベニアズマのサツマイモのきんとんと、りんご。
野菜のパワー、棚田のパワー、そして、地域活性化のパワーの
3つのパワーを堪能した1日でした。
棚田Lover'sの皆様、
そして、参加者の皆様、ありがとうございました。
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このイベント、9月に野菜ソムリエ同期のIさんが、野菜活用術でお話されたイベントです。
それに引き続いて参加させて頂きました。
場所は大阪・谷町4丁目にある「谷町空庭」。
今回は「都市と農村をつなぐ魅力」がテーマ。
キタイ設計株式会社の平櫛武さんが、
兵庫県佐用町での取り組みについてお話していただきました。
佐用町にも棚田があります。
しかし、こちらもやはり高齢化や後継者不足で、荒廃しつつあります。
そこで、棚田に対して出来ることを考えようと、
都市と農村をつなぐ取り組みの事例についてお話しいただきました。
取り組みとしては、
・ふるさとウォーキング
参加者は神戸の方々、佐用の町をウォーキングしながら、
地元の特産品を味わえたり、歴史などを学ぶことが出来るウォーキング
・フォーラム「農村と里山の文化を未来につなげよう!!」
現地視察とフォーラムの2本立てて、
フォーラムでは自然農業、食生活、継続活動の3つのテーマで展開
・定住促進について
です。
ここで印象的だったのが次の3つでした。
1、人とのつながり
2、農村の住民の得意分野、専門分野をいかに発揮するか?生かせるか?
3、都市と農村をつなぐ仕組みをいかに続けるか?
1、人とのつながり
ここでは棚田(農村)について知りたいという都会の住民の思いと、
地元を知ってほしいという農村の住民をいかにマッチングさせるかが大事だと思いました。
そして、お互いWinWinの関係になるような仕組みの大切さを学びました。
2、農村の住民の得意分野(個性)、専門分野をいかに発揮するか?生かせるか?
佐用町のとある集落では、
その集落の人たちが住民の個性を知っていて、活躍できる場を与えていました。
ボクの地元でも、かつてはその地域の住民だけで家とライフラインが容易に整うような地域がありました。
左官屋はいるわ、棟梁はいるわ、水道工事のプロはいるわ、ガスのプロはいるわ、電話のプロはいるわ、
電気屋さんはいるわ・・・。という感じです。
ただ単に専門分野だけではありません。
その地域は個性についてもお互い分かり合っていました。
例えばの話、
「○○さんは説明がうまいから案内をさせたら一番」
「◆◆さんは企画がうまいからイベントを考えさせたら一番」
「▲▲さんはマネジメントがうまいから、代表をさせたら一番」
などといったことです。
今、個性の時代といわれていますが、それについても考えさせられましたね。
お話を聞かせてもらうと、どうも現代社会は個性を誤解してるんじゃないか?
本当の個性は、こういったことではないか?と自問自答していました。
得意分野、専門分野を生かすことが、活性化の早道だと改めて感じました。
これは地域活性化だけでなく、現代社会での組織にも当てはまりますね。
3、いかに続けるか?
イベントを続けるといっても、毎度同じパターンでは、
お互い飽きてしまいます。
言い換えれば、いつも刺激的といいますか、新鮮さを感じる仕組みが必要と感じました。
さて、取り組みの興味深いお話を聞きながら、
棚田で作ったおいしい野菜タップリのお料理を頂きました。
柿とダイコン、生ハムの甘酢
前菜にはピッタリでした。柿とダイコン、生ハムの愛称バツグンでした。
揚げ漬け(南瓜、レンコン、シシトウ)
野菜の味が濃厚で、しかも揚げていることによりさらに濃厚さUPでした。
野菜をオリーブオイルで炒めたもの。
ちなみに上側に写っているのは黒キャベツ、「カーネルポロネーロ」です。
普通のキャベツよりもミネラルタップリという感じで、
濃厚なのに食べやすく、美味しかったです。
玄米ご飯、ダイコンの葉を混ぜたもの。
春巻き。具沢山でした。
宮重ダイコンのおろしとサーモン、リンゴ、柿をあえたもの。
宮重ダイコンは白首で、おろしにすると辛いのですが、
リンゴと柿を合えているため、とても食べやすかったです。
サモサ。こちらもスパイシーさもあり、具沢山な一品でした、
シシ鍋
辛そうに見えますが、そんなに辛くなく食べやすかったです。
しかも体が温まりました。
ヤマノイモのお好み焼き風
ヤマノイモのネバネバさと、アクセントのスパイシーさがなんともいえませんでした。
最後はデザート。ベニアズマのサツマイモのきんとんと、りんご。
野菜のパワー、棚田のパワー、そして、地域活性化のパワーの
3つのパワーを堪能した1日でした。
棚田Lover'sの皆様、
そして、参加者の皆様、ありがとうございました。
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さて、このカンキツ、「紅マドンナ」という果実です。
先日、野菜ソムリエユニット「GreenCharms」のお2人が、
大阪梅田ブリーゼブリーゼ1階で「なないろマルシェ」を開催。
ボクはそこから程近い日本野菜ソムリエ協会・大阪支社で理事長セミナーに参加のため、
大阪に来ていました。
以前からお知らせを頂戴しておりましたので、ふらりと立ち寄り、購入。
「紅マドンナ」
「南香」と「天草」(どちらもミカンとオレンジから誕生したタンゴール類)
を掛け合わせて誕生したカンキツ。
「南香」は食べたこと無いのであいにく存じ上げませんが、
「天草」のゼリーは、今年7月に愛媛の旅行で頂きましたが、
めちゃめちゃ濃厚でした。
オレンジ1個と温州ミカン2個足したような感じに、
独特の香りがしました。
中を切ると、こんな感じ。
果肉の粒粒がはちきれそうな感じでした。
で、果肉はゼリーに似ているとのことでしたが、
その通り!
まるでゼリーでした。
しかも粒粒がプルンプルンで、
甘さも温州みかんに深みのある感じ。
オレンジでもなく、温州みかんでもなくという感じでした。
まだ、生産量はそんなに多くありませんが、
愛媛の新顔カンキツとして、これから注目されるでしょうね。
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