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野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

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https://miyasaka831.jimdofree.com/

「HANARART in 宇陀松山会場」に その2

2013年10月29日 22時50分29秒 | アート
奈良・町家の芸術祭「HANARART」の宇陀松山会場放浪記の続きです。

大急ぎで向かったのは、こちら!

伊那佐郵人

先日、ランチにお伺いしました、昭和8年に建てられた元郵便局「旧・伊那佐郵便局」を改装したコミュニティーカフェ。

ココでは、はやし ろみさんの水彩画展「message」、
そして、帖佐陽師さんと揚野実和さんのコラボ作品が展示。

ちなみに、ボクが一番最後のお客さんでした^^;

はやし ろみさんの水彩画展「message」
宇陀に生息する花を中心に物語を表現した手紙を展示。
花はどちらかといえばマイナーなものが多く、そして物語に登場する人物を通して、
強烈な「伝える力」を描かれていました。

で、気になったのが、こちら!


文葉プロジェクト
これは、「未来に残したいモノ」を
タラヨウの葉につづる、来場者参加型の展示イベントです。

タラヨウの葉に、参加者が未来に残したいことを、
書きます。

そして、こんな感じに木に展示されます。

で、僕が残した未来へのメッセージは・・・。


※このメッセージの内容を、頭の片隅に残しながら、
 以下の文を読み進めていってください。



話を続けます。
こちらにはもう1作品展示されています。
帖佐さんと揚野さんの作品はユニーク。
旧・伊那佐郵便局周辺で撮影した写真、または懐かしい写真。
古い写真が展示されています。

参加者には1枚だけ写真を持ち帰ることが出来ますが、
その仕組みもまたユニーク。

帖佐さんと揚野さんの作品は1階と2階に展示されています。
参加者は、まず1階から写真を1枚とってきて、
それを2階にある、気に入った1枚の写真と交換して展示。

気に入った1枚の写真はお持ち帰り出来ます!

僕は1階から、つるべ(井戸の水をくみ上げる手動のポンプ)の写真をとってきて、
全く何も考えずに
2階に展示されている、とある写真と交換して展示しました。

その、とある写真とは・・・こちらです!

こちらを持ち帰ることに。

で、在廊されていた帖佐さんが、
「この写真の裏に写真のタイトルが書いてます。」
とおっしゃってくださり、裏返すと・・・。



まぼろし

※「平井」は、伊那佐郵人の近くの地区名です。

えー!!!


先ほど、タラヨウの葉に残したメッセージと、偶然同じ!

日本に昔から存在する野菜・果物、
つまり在来種…伝統野菜、ご当地野菜とも表現されます。
それは、なかなか市場には出回らないため、幻といわれているものが殆ど。

ビックリしましたよ。

何にも考えずにこの写真を手に取ったのですよ!


とはいえ、「HANARART」の宇陀松山会場では、

「野菜ソムリエさん、お久しぶり!」と何人もお声がけ下さりました。
殆ど、ちょうど1年前に野菜のことを学べるディナーイベントの会場である
長谷寺門前町の「結家 たむろう」つながりの方でした。

そうなんです。あのときお会いした方が、
この「HANARART」を支えてくださったのです。

久しぶりの再会、そして最後はミラクルも会った、
「HANARART」の宇陀松山会場最終日でした。

なお、「HANARART」は県内各地でまだまだ続きます。
奈良きたまちでは11/1~10に開催。
桜井本町では、11/16~26に開催。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://hanarart.main.jp/

念願の吉野での野菜ソムリエ活動へ大進歩があったのに続いて、
すごいことになりそうな予感です。


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「HANARART in 宇陀松山会場」に その1

2013年10月29日 20時39分42秒 | アート

いも煮でお腹が大満足になったあと、
奈良・町家の芸術祭「HANARART」の宇陀松山会場へ。

この宇陀松山会場。
以前から沢山の方にお誘いいただきながら、なかなか行かれへんかったんです!

いつ行くの?

今でしょ!


ということで、午後は予定が入ってなかったのと、
最近アートに触れてなかったので、
五感に刺激を与えようということで
急遽向かうことに。


まず向かったのが、「千軒舎」という建物。
ここでは、やまなみ工房さんの陶芸作品が展示されていました。
器だけでなく、はにわのような作品など、カタチも思いのまま表現された作品が多かったです。
町家という静かな空間に、思いのまま表現された陶芸。
陶芸が生きているようでした。


続いて向かったのが、
「新宅家住宅」
昭和初期の町屋。
もとは荒物屋さん、
オリジナルの鎌等が作られていたそうです。
つまり、農を支えるお店でした。

ココでは、渡辺あふるさんの絵画作品と西山タカスケさんの絵画作品が展示。
渡辺さんの絵画作品は、明るくて愉快な、そして童心に帰ったような気分に浸る作品でした。

西山さんの作品は、
モノトーンに近い表現方法。
でも、町屋だとモノトーンなのに不思議と彩色されたように
感じるのです。


続いては、「陶工房 釉(とうこうぼう ゆう)」
日常の食器や雑貨、陶器の照明等の製作販売をしていました。
(写真忘れました。)
見入ってしまいました。


続いては、「宝泉窯」
日常の食器やボタン、アクセサリー等、陶器の製作販売を行っていました。


続いては
「とりおと」
こちらは、玉野 由理さんと、堀 浩子さんの作品が展示されていました。
玉野さんは奈良を拠点とする作家。
掘さんはフランスを拠点とする作家。

どちらも拠点は異なりますが、
コンセプトといいますか、言葉で表せない共通点を感じました。


つづいては、
「まちなみギャラリー石景庵」

ここでは、菩薩夢行道の写真や、慶恩寺の檀信徒・和尚の作品が展示されていました。
絵画、書、陶芸などです。

書には、詩を書いたものもあり、
いろいろと考えさせられるような詩も・・・。

続いて、旧森田家住宅。
(写真忘れました)
ココでは、木下 伊織さんの作品が展示。
牛の写真が展示されておられました。
いろいろな表情の牛の写真。

たぶん、昔は牛は1馬力のエンジンのようなもの。
田んぼを耕したり、荷物を運んだりするのは牛の役目でした。
その時代を、写真で表現されているのでしょうね。
また、牛の表情がどれもかわいいのですよ。
人と同じで、そのときそのときの牛の気分を描いてました。
アラサー男子が言うのもヘンな話ですが・・・。


続いて、「旧石井家住宅」。
こちらでは、鬼塚良昭さんの、木をそのまま生かした木工作を展示。


出来る限り、木の触った感じを生かしたり、曲がった形をそのまま生かした作品を
作っておられます。

で、作者の鬼塚さんとしばしお話させて頂きました。

印象的だったのは、
「展覧会では作品を触れる機会は殆どない。
お客さんは作品を触ることが出来ない。
しかし、この作品はあえて触れることで、良さを知っていただく作品にしている
つまり触って感じて頂くことが、この作品の目的」
と、おっしゃってきました。

さらに、なんぼでも話して下さるのです。

さらに、
「作品は現場にある」
とおっしゃっていました。

鬼塚さんの作品でも、同じ材料の作品はいくつかあります。
でも、育った場所によって、微妙に違いがあるとか。
作品ごとに、
「この木は山の斜面の岩場に生えていた。」とか、
「この木は水辺に生えていた。」とか、
ざっくばらんにお話されていました。


これは、野菜・果物と同じと思いましたね。
つまり、品種ごとの違いや産地別の違い、
そして食べる部位の違いを食べ比べなどを通じて感じて頂くことと似ているなと
思いました。

また、デジタルだけでは感じ取ることの出来ない作品だと感じました。

気がついたら、20分くらい話し込んでしまいました。

終了時刻が17:00
このとき16:35。


慌てて次の会場に向かいました。

で、次の会場でビックリすることが起きるんです。
長くなりますので、それは次回に・・・。


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