野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

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★野菜ソムリエPro.&ベジフルフラワーアーティスト   宮坂敏史オフィシャルサイトURL
https://miyasaka831.jimdofree.com/

2015年最初の「野菜ソムリエAndyのベジフルtime」

2015年01月27日 16時42分12秒 | 野菜ソムリエ活動


1/22(木)
今年最初のFMなばり83.5「野菜ソムリエAndyのベシフルtime」の出演でした。

今回は「中晩柑」
イヨカンやザボン、タンゴール類(オレンジとミカンが掛け合わされて出来たかんきつ)などについて、お話させて頂きました。


FMなばりのナビゲーター、田口さんとパチリ。
因みにボクが手にしているものは、番組の冒頭にもご紹介しました、
「晩白柚」。
熊本県八代名産で、世界で一番大きなかんきつと言われてます。

これはマダ小さい方。
大きいものは、大人の頭くらいの大きさがあります。

で、この前の番組の話題に上がった、玉ねぎのコトも、何故かお話させて頂きました。

次回は2月19日、13:40~です。

今日もお聞き下さり、ありがとうございました(≧∇≦)



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「Luckey Field~吉野技×人×つなぐ」

2015年01月27日 16時18分34秒 | ハタケのソトからの「学び」





1/17(土)の野菜ソムリエコミュニティの新年会の前、
ボクは「Luckey Field~吉野技×人×つなぐ」というイベントに参加させて頂きました。

これは、吉野杉を初めとする吉野の技とそれを持っている人、
そしてそれぞれの技をもっている人をどうつなげていくか?
地元の人が地元の技をどれだけ知っているかを考えるシンポジウムです。


「Luckey Field」というタイトルは、
「吉」と「野」という2文字の漢字をそのまんま英語に直したものです。

農と食とは関係ないかもしれませんが、
林業も第1次産業ですし、

人間の必須の欲求が、衣食住ですし、
吉野のコトをもっと理解したく思い、吉野町議会議員で、林業をされているNさんのお誘いで
参加させて頂きました。

地元の人が地元の技をどれだけ知っているか?

これは農と食も同じで、
地元の人が地元の食材の良さをどれだけ知っているか?と同じです。

つまり、地元の人が地元の食材の良さを案外知られていないのです。

また、街の人が地元に興味を持って頂くためには、
地元の技、地元の良さという情報をキチンと発信していく必要があります。

そこで、
地域活性化のアドバイザーでもあり、地域の情報運用のスペシャリストである、
榎田 竜路さんと、
林業に携わる方、
製材に携わる方、
樽作りに携わる方、
吉野杉と吉野の和紙を使った灯り作りに携わる方と
パネルディスカッションを行いました。

その中で、榎田氏は日本は土台を捨てている、自分で自分の価値を捨てている点を指摘されていました。

また、吉野については、リソースの宝庫であり、コミュニティがある。
でも、そこにどれだけ気づいているかについてお話されていました。

例えば高度経済成長の時に作られた多摩ニュータウン。
今やゴーストタウンと化しています。
ただ、家というハコが有るだけの状態で、そこに帰省したり、人が集まってこなくなっているのです。

でも、吉野はちゃんとそれが残っている。

また、吉野の金峯山寺は別名「国軸寺」。
つまり、宇宙から見ると日本の軸でもあるのです。

他にも、吉野町に浄見原神社という小さな神社があるのですが、
ここは天武天皇が祭られてます。

大海人皇子は近江大津宮弘文天皇を滅ぼして、
飛鳥浄御原宮に即位して天武天皇になりました。

つまり、これって、起死回生なんですよね?
言い換えれば、起死回生のパワースポットでもあるのでは。。。

また、吉野杉だけじゃなくって、吉野は和紙も盛ん。

また、価値を伝えるためのポイントとして、
過去、現在をどう伝えるか?

言い換えれば、感動(過去)と評価(現在)をどう組み合わせて、
情報を得た人が空想させるか?

そうしたことも学びました。

吉野へ行ってみたいなぁ。
直接その人と話してみたいなぁ。
と思わせるためには、
過去と現在の組み合わせと伝え方がキーポイントとなるのです。

また、吉野人の感性は自然に近い部分があります。
これが吉野人の付加価値であるとおっしゃられていました。

その反面、女性の発想があまりなかった。
女性の感覚もどんどん吉野杉に取り入れたほうがいいのでは?という意見も有りました。

これは大いに納得。

林業に限らず、第1次産業全体がそうなのでは?

野菜・果物の普及も女性のお陰ですからね。
8割女性である野菜ソムリエがこの10年をキチンと証明しております。

農業での女性の活躍もそう。
農業(だけじゃなくって、野菜作りも)においても、
女性の発想がこれからもどんどん求められていくのではと思います。
そこから、新しいカタチが生まれるのです。

また、外国人から見た日本の製品についても、こうおっしゃられていました。

「made in Japan」は、いうまでも海外で売れています。
また、日本人がデザインした
「Produce in Japan」も売れています。
ところが、
日本人が愛用している=「Handmade in Japan」というだけでも、外国人は興味を持つのです。

例えば、野菜ではズッキーニやバターナッツなんかそうですよね。
これらはもともとヨーロッパで愛用されていた野菜。

パプリカだってもともと外国でメジャーだったわけでしょう。

それが、日本で栽培して普及して一気に火がついた。
それを聞いた他の外国人が、食べるようになり、外国で再ブレイク。
こんな感じでしょうか?

一方、和食に興味をもった外国人がいるのはいうまでもありません。
カラダにイイというのもありますが、

切り口を変えると、
「Made in Japan」でもあるし、
「Produce in Japan」でもある。
「Handmade in Japan」でもある。

つまり「Handmade in Japan」が日本人の特権でもあるのです。
ムリに外国の真似をしなくったっていいのです。
ムリに外国の真似をすることが、土台を捨てたことにでもつながっているのではないのでしょうかね?

ここに、吉野の技を伝えるヒントがあるのでは。
伝統を守るヒントが有るのでは。
ということを学ばせていただきました。

吉野杉だけじゃなくって、食の分野でも通じるでしょうね。

お世話になりました皆さん、
ありがとうございました。



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