1/27(土)「奈良大立山まつり」にお伺いしました。
奈良県内各地には江戸時代の頃から「造りものを身代わりとして、降り懸かる厄を落とす」風習があり、
それを「立山」と呼ばれていました。
このイベントは県内各地の伝統行事が一堂に平城宮跡に集まります。
(個人的にはなんとなくオリジナリティに欠けるように感じなくもないですが。)
さらに、もう一つの目玉が、「奈良県内のご当地あったかもん」。
県内39市町村のあったかいグルメが大集合!
大立山まつりの期間中では、第5回あったかもんグランプリが行われています。
ボクの地元、下市町からは
「柿っ子餅のポカポカ鍋」が出展。
干し柿が入ったお餅の他、
大根、白菜、ニンジン、豚肉などが入った具沢山な一品。
柿にはβカロテンが豊富。
しかも熱に強く、油との相性バツグン♪
味噌仕立てのダシにほんのり干し柿の甘さが引き立ちます。
他に販売されていたのが、
●ハーブの里・へいばらの
「レモングラスのハーブティー」。
ビタミンCが豊富♪美肌&風邪予防が期待できます。風邪が流行っている今こそオススメ?です。
しかも消化促進の働きもあります。
●葛湯2種類
「当帰生姜葛湯」と「生姜黒糖葛湯」
とにかく温まりたいなら、
「当帰生姜葛湯」。
僕も頂きました。
代謝の促進&免疫アップが期待されている葛湯に、
大和トウキの“若返りビタミン”こと「ビタミンE」と
生姜の「ジンゲロール」が合わさり
一段と体ポカポカになるかもしれません。
生姜の風味の中に当帰の葉の風味が後から来ます。
ところで、先日お伺いしました上北山村からは「かみきた炙りあまご入り栃餅雑煮」が出展。
大台ケ原源流で育った「あまご」と、
地元産で日本遺産にもなっている「栃餅」を使った雑煮。
あまごのほろ苦さと栃餅の苦味、そしてコクのあるダシとの相性がたまりません。
しかも後からじわりじわりと川魚の風味を楽しむことが出来ます♪
で、このメニュー、1位に輝きました!!!
出展者の中には昨年、僕のセミナーに足を運んでくださった方々もいらっしゃいますし、
上北山村といえば、この一週間前に行って来たばかり。
味はもちろん、僕がこういう事をお話するのも恐縮ですが、
上北山村の皆さんの食に対する熱意が、結果につながったのだ思います!
僕もホンマに嬉しいです!
上北山村の皆さん、おめでとうございます!
またお世話になりました皆様、ありがとうございました。
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1/23(火)
大阪府唯一の村、千早赤阪村にあるイチゴ農家「あまの農園」さんに
野菜ソムリエさんと一緒にお伺いしました。
あまの農園さんの天野智朗さんは
大阪と奈良の間にある金剛山に近い千早赤阪村で、
金剛山から流れてくるミネラルタップリの水を使ってイチゴを栽培されています。
しかも「小さな子にも安心して食べてもらいたい」という想いで、
家畜フンなどの動物性肥料は使わず、
落ち葉や木炭などの有機物で土づくりをしています。
さらに、納豆菌や乳酸菌、ハーブオイルなどを使い、農薬に頼らない方法で
育てられています。
お伺いしたハウスでは収穫期を迎えた「紅ほっぺ」のハウス。
ハウスの中も、空気が爽快感に満ちてます。
イチゴの葉っぱは厚めでしっかりしていて、
緑色が濃すぎず鮮やかなのが印象的でした。
またイチゴの花びらの数によって大きさが決まるそうで、
花びらが7~8枚となると、大粒になるそうです。
で、そんな大粒のイチゴが、
千早赤阪村の「ちはや姫」として
つい先日お披露目しました!
ボクも帰宅してイチゴを頂きましたが、
まず、手に取ったときのズッシリ感が違います。
大きさに関係なく、見た目以上にズッシリ。
そして、ツヤとボリュームを感じます。
口にすると、歯ごたえと同時に果汁が口に中に広がり、
しかも甘味と後からくる酸味(・・・といっても旨味が勝った酸味)がアクセントとなり、
さらに口の中に甘味と香りが広がってきます。
1個が、1.5個~1.75個食べてるような…そんな感覚です。
すぐにおなかがいっぱいになるのですが、
まだ手が出てしまう。そんな感覚ですね~(*゚▽゚*)
しかも天野さんはボクの近所に以前お住まいだったとか。驚きました。
イチゴもビタミンCが豊富。
1日に6~8個食べると1日のビタミンCが摂取できるといわれています。
今、風邪が流行ってるので、今年は色んな種類のイチゴを楽しみたいですね♪
いちご農家「あまの農園」さんを訪問した後、
野菜ソムリエ一行は地元の野菜ソムリエさんにご案内していただき、
即席フードツーリズム♪
千早赤阪の穴場スポットをご案内していただきました。
水仙畑と下赤阪の棚田。
水仙畑は見ごろでした。
あとで調べて分かったのですが、
植えられている本数はのべ5万本らしいです!
しかも、地元でも知る人ぞ知るスポットとのこと。
水仙畑から眺めた下赤坂の棚田。
棚田にも足を運びました。
下赤坂の棚田は、
日本の棚田100選にも選ばれてます。
とにかく寒かったですが、
大阪とは想像がつかないくらいのどかな風景が広がってました~♪
地元の人にとっては何気ない、
なんとも思わないような場所でも、
都会の生活者からすると感動することも多々あります。
とある農家さんの果樹畑からながめる景色もそう。
ココに、地元の資源に光を当てるヒント。
つまり、フードツーリズムの面白さがあると考えてます(^-^)
天野さん、そしてご一緒させて頂きました野菜ソムリエの皆さん、
ありがとうございました。
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