
去年12月に義兄と宝満山に登って以来半年、天拝山くらいでごまかしていたが先週その義兄から電話があり背振山尾根に群生しているコノハミヤマツツジを見に行くことになった。29日か1日かということだったが天気予報をみて29日に決める。朝7時50分出発、早良区野芥に住む義兄を迎えに行きそのまま航空自衛隊の背振レーダー基地を目指す。基地入口には車常時点灯と表示してある。どこの国でもレーダー基地は真っ先に敵の攻撃目標になる防衛のかなめらしい。入口で道を聞いた親父さんが地雷が埋まってるから気をつけてなと脅される。砂利道を登ってゆくがなにやら不気味。20分くらい登って駐車場につく。登山客らしい車が10台ばかり止めてある。巨大なレーダードームとグリーンのジープがそれらしい雰囲気を醸し出している。
さっそく登山靴に履き替え登山装備をして金山方面へ向かう。途中、ツツジの樹はあるがまだつぼみだったり一輪くらいしか咲いておらずこれはミスったかなとおもいながら歩く。いきかう登山客に聞いてもまだ咲いていないという。つぼみがづっとついているものや一輪ばかり咲いているのやらまだ若葉だけといった風で残念ながらツツジのトンネルはまた次回。約1.5時間歩いて漁師岩につく。

宝満山頂に似ている。筑紫山脈がパノラマ展望できる。ここで昼食。妻の作ってくれたおにぎり、卵焼き、イワシの生姜煮、おしんこがうまかった。天気もちょうどいい具合で汗もかかない。大自然の空気にひたってのしばしの休憩。無粋なおっさんがラジオを鳴らしてやってきた。こんなところまで俗世界の雰囲気を持ち込むなとはらだたしい。駐車場めざし帰途につく。帰りのほうが上りが多く疲れる。背振、金山というといろんな登り口があるらしいが今回は背振頂上まで10分のレーダー基地まで車で来たわけだから背振登山とは言えないね。15時駐車場着、一息入れて頂上までの階段道を上る

でかいレーダードームとともに背振頂上1055mの三角点表示がなされている。殺風景な頂上ではある。ツツジがさいていれば一面、紫の絨毯のようであったに違いないが残念でした。また来年くることにする。4~5日後再訪する元気はないね。自宅についたのは18時。