写真同好会の大先輩からK展という公募展に写真を出してみないかと強く勧められ今回軽い気持ちでご批判を仰ぐべく出品。ショウウインドウのマネキンと背景に夕闇せまる道路を映しこんだ写真を出した。四月上旬の審査結果がはがきで届いた。奨励賞に入選とある。もっとしっかり努力しなさいということかと受け止めていたが大先輩にお聞きするとそれは毎回5~6点しか選ばれない上位の評価だとおっしゃる。
まったく出会いがしらで感性にもとずくままスナップ的にとったものだから、狙い定めて練りこんだものではないのでいささか歯がゆい感じだが気分はわるくない。
最終日に講評と表彰式があると言うので仲間と大分市の展示会場にでかける。最優秀賞は大分の女性が撮った絆というしわだらけの大人の手ときれいな子供の手が握手している写真、新人賞は廃タイヤが捨てられている写真だった。
講師いわく良い写真と言うのは見る人がその作品をみてどれだけ想像力をかきたてられるかというストーリー性のあるものだという。ただきれいに撮るだけではだめで撮り手の意思が明確であることが求めらる。
表彰式があり賞状とガラス製の盾をいただく。まあ理屈抜きに300点くらいの中から選んでもらったということで、それこそ叱咤激励されたとうけとめ、また頑張ることにする。往復5時間の道程、運転していただいたTさん、ありがとうございました。