ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

120515:中島みゆきライブ劇場版観る、久しぶりの「地上の星」に感銘

2012年05月15日 | 趣味と交遊

 武雄で熊本時代の同窓会があるという妻をJR二日市駅まで車に乗っけて、その足で久しぶりにイオンモールのワーナーマイカル筑紫野に出かけた。ネットで上映中の映画案内をみる。一番人気は阿部寛のテルマエ・ロマエらしいが最初に中島みゆきの「歌旅」の案内がでた。中島みゆきといえばビジネスマンの間で一世を風靡したNHKのプロジェクトXのテーマソング「地上の星」「ヘッドライト・テ―ルライト」。北海道帯広の生まれで祖父は市議会議長、父親は産婦人科医云々がウイキペディアにでていた。吉田卓郎と同期のシンガーソングライターだがもちろんコンサートなどいったことがない。今、はやりの劇場版というからコンサートも含めてドキュメント風に作ってあるのかと思って「歌旅」のチケットを買う。シルバー割引がきかない共通単価の2000円らしい。

 男は3人くらいであとは女性の観客が10数名。11時20分にはじまり13時20分終了。最後の10分はビデオ収録の「荒野」がつけたしみたいに放映されていた。最近のライブは歌とトークで盛り上げるパターンが多いと思っていたが、中島みゆきのは20曲ばかり歌いぱなし。5~6曲ごとに衣装チェンジはあるがもっぱら歌詞と歌唱で聴衆に訴えるということなのだろう。内面に訴えるシンガーソングライターらしいから当然そうなるのかもしれないが・・。劇場用に収録されたライブゆえ、歌手の目や指の表情、バックの演奏の楽器や奏者の表情をアップにとってライブ会場では見れない描写が見れたのはよかった。

 ただひとつトークが終盤入った。皆様の心の片隅に「同時代に生まれてよかった」という一言をいれてお帰りください。ラストの1曲前にやっと地上の星がでた。ドスのきいた声にかわり激情が観衆に伝わる。TVでBGM的に聞くのとはやはり違うね。感動しました。会場では聴衆と一体となってフィナーレをむかえるのだろうが映画館では皆静かに見ている。100分くらいのライブ時間でしたが映画館でじっと聞き続けるのはちょっと疲れる。しかし、いい体験をさせてもらいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする