ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

151217 この冬、初めての雪、昨日この冷え込みをみこして庭木の剪定。吉川栄治の親鸞おもしろい!

2015年12月17日 | 旧暦のある暮らし

24節気はよくできている。暖冬とはいえきっちり雪を降らせてくれる。今年初めての雪が庭を舞い散り、宝満山も初冠雪。みとれて写真を撮るのも忘れていた。めじろもどこかで避難しているのかもしれず姿をみせない。しかし雪は数分でやみ冷たい雨にかわっていた。昨日、寒くなるという天気予報をきき早々と庭の選定作業を妻にひっぱられて実施。庭の見通しがよくなった。

門扉をあけて正面にナニワイバラが生い茂っていたのをカット。奥までの見通しがよくなったがあと始末が大変。なにせあのとげとげが痛い。剪定ばさみで寸断してゆくのが私の役目。寸断しないとごみ出し袋に入れるのが大変になる。

妻、切る役、私寸断整理ごみ袋に押し込む役。私が勝手に切ると来年目が出なくなるといって叱られる。

しかし植物の生命力はすごい。木々も簡単に処分できない。

和室の前のもみじも今頃赤くなったが今年は紅葉も時期が相当ばらついたようだ

貝塚の剪定はまた後日の作業にまわす。一挙にすると後がこたえる。

来年のために剪定後の姿をブログで残しておく。来年は妻にいわれる前に自分でやれるように。ということで今日は外出はやめて吉川栄治の親鸞(二)を読む

 五木寛之の「親鸞」は去年、西日本新聞で連載され完結編を読んだ。吉川栄治は宮本武蔵や新書太閤記や新平家物語など時代小説、大衆小説の日本の大御所。一言でいえばおもしろい、ぐいぐい読者をひきこむその筆致はさすがである。地元の図書館から全三巻をかりてきた。返却は来年1月5日。20年におよぶ比叡山での血のにじむ修行でも迷いはふっきれない。そして人間親鸞は僧として禁じられていた妻帯をしてあくまで自らの信念でただひたすら南無阿弥陀仏の道をつきすすんでゆく。さあこれからの展開が楽しみである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする