毎年、夏休み恒例の写真展が地元の生涯学習センター1Fロビーではじまった。メンバー18名の全紙、A3伸び作品18点が31日まで展示される。
わが写真愛好会は創立15年、写真展も40回近く実施している。私も入会10年になった。はやいものだ。毎月第一月曜日の例会、合評会、年2回の撮影バスツアー、3回の写真展。メンバー19名。
それぞれ自信の作品1枚をよりすぐって出品している。1時間半ほどで設営がおわり各自撮影意図を説明。来客への説明ポイントの確認にもなる。
撮影者が何に感銘し、それをどのように表現したか?!表現、作品化のスキルが各人のキャリアを表す。意見交換、アドバイスのやり取り。
主に構図、トリミングの可否。露出の調整ポイントについて意見がでる。
最近はフォトショップなどレタッチソフトの活用がコンテストでも暗黙の了解になっている。
上の作品は作者の感銘ポイント、斜光をもっとくっきり表現するには絞り優先オートで撮るにしてもマイナス1ほど露出補正すれば、岩への反射光の白とびも抑えられるとか、カメラを知り尽くしての対応が必要となってくる。
(フィルターなし)
(フィルターあり)
PLフィルター(偏光フィルター)の活用で水面の映り込みをおさえたり、空の青さや紅葉の鮮やかな朱色をさらにつよめるなどできる。最近のデジカメ一眼レフにはデジタルフィルターが内蔵されていて、いろいろ試してみると面白い。
キヤノン、ニコンなどメーカーは一眼レフの需要減に頭を痛めている。そこにフルサイズのミラーレス一眼でソニーが2大メーカーの牙城を崩そうとしている。レンズをいれると4~50万円の世界。世の女房族の非難の声が聞こえてくる。
まあ新製品にうつつをぬかすより今持っているカメラの取説をあらためて読み直して、持てる機能を十分発揮できるように反復訓練する方が良い作品作りの近道であることを写真を趣味とするシニアは心すべきでしょう!!