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この時節、アマチュアカメラマン(中高年、リタイア族)の行先は紅葉の名所である。人並みの時間に訪れては不作法な観光客に邪魔されてろくな写真はとれない。そこは時間貴族のリタイア族は有利なのだが天気の加減もあるので土曜日だったが早々に紅葉の名所、太宰府天満宮に隣接する光明禅寺にでかける。9時半着、まだひとはすくなかったが曇りがちで透き通るような紅葉はとれない。10時を過ぎると観光客で混雑してくる。また日を改めよう。
そもそも紅葉とは木々の冬支度である。気温が下がってくると養分や水分を運ぶ経路が閉ざされ葉緑素が壊れて葉から緑色が消えてゆく。黄色くなるのはカロチノイド、赤くなるのはアントシアンという色素ができることにより変色し、一時期ぱっと輝き落葉してゆくのである。カメラもそのあたりの樹木の生きざまをとらえたい
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日をあらためて26日の日に観世音寺にいってみた。太陽がでてくれて、逆光で紅葉の燃えるさまをキャッチしたのがこの写真。燃えて落ちる。この散り際は人間もかくありたいものだ。ライトアップされて幻想的な紅葉の夜景がテレビでながされ、一方で北朝鮮の砲撃事件が流されている。平和ボケの国、日本ではある。
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