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三月六日ごろは二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」。暖かさの気配を感じて虫が土中から這い出てくる季節ではある。
骨折以来3カ月、寒かったこともあり猫みたいに家に閉じこもっていた妻も、久しぶりに友人と天神界隈にでて歩き疲れ、足腰がなまっていることを痛感したらしく先日、夜間ウオーキング再開、自動充電式懐中電灯をもって25分のウオーキング、こんなレベルで足腰の活力維持ができるか疑わしいがまあ継続は力なりである。
1カ月ばかり休んでいた体験農園も平成24年度の再契約をして本日スタート、わいわいがやがやメンバーが土中からでてきた虫みたいに集合。ここで一句。
啓蟄や レンタル畑に はしゃぐ声
農業の「基本の基」の講義の後、農大の先生による成果のあがるやさいづくりの勘所につき話。最近の学生はメモをとらないらしいがシルバー族は皆熱心にメモをとり質問をする。まあ座学だけではわからないことは経験上わかってはいるがね。
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今年の春夏の作付計画はジャガイモ、葉物野菜、とうもろこし、枝豆、インゲン、生姜、落花生、トマト、キューリ、なす、ピーマン、オクラなどなど。まあ去年とあまりかわらない。玉ねぎは期がまたがるとか、アスパラは3年くらいかかるということで計画にいれていないらしい
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座学はさておき早速、作業にはいる。雨が続いたので土の状況が少々心配だがジャガイモなら粘土状の土でもなんとかなるということで今日はとりあえず種イモをうえることにする。
良い土の条件は保水性、排水性、通気性、肥料保持力があること。空気と光と肥料とPH6~6.5(弱酸性)ではある。
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鍬をもって割り当ての農地にいく、種イモはメイクイーンとキタアカリ(男爵の改良版)。うまくいけば種イモの重さの100倍くらいの収穫ができるとのこと。50グラムの種イモから5キロということになるね。
鍬で耕す。鍬に土がへばりついている。粘土みたいだがまあいいだろう。10センチくらいの溝をほり、25センチ間隔にメイクイーン4個、キタアカリ3個並べ、3センチばかり土をかけ、その上に堆肥、化成肥料をまき、その上にまた伏土して種イモから10センチくらいの高さになるようにする。収穫は5~6月、楽しみではある。
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