ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

170510 立夏、蚯蚓出る頃。九博ボランティア、現場巡回ユーザーサイドアナリシス!

2017年05月10日 | ボランティア

 目に青葉山ほととぎす初ガツオ!新緑のシーズン、わが家周辺も緑に覆われる。24節気では立夏の次候、蚯蚓(みみず)出る頃とある。土を肥やしてくれる田畑の隠れた味方。鵜飼いも始まる。原鶴温泉のいつも泊まるホテルから鵜飼い船、今年初めての花火もあるという案内が来ていた。ホテルも集客で大変だね

西洋タンポポ?

今月2回目の九博ボランティア、曇ってきたので車で出かける。

今日はウオッチング。来館者の目線で館内のチェックをやる。ユーザーサイドアナリシス。顧客満足、文化財満足をめざしてウオッチャーの五感をフル回転させて異常発見。ほこり、ごみ、におい、カビ、よごれ、虫、さらには設備、掲示物、トイレ、展示コーナー、市民目線でチェック。

 建設現場などでは現場責任者はトップ巡回をいやがる。やはり創業者やトップの目線、問題意識、危機意識が違うので現場の責任者ですら発見できない問題点を指摘される。眼の調子がいまいちだから五感も十分発揮できないがさすがにボランティアの女性陣、主婦目線でけっこうゴミ、汚れなど異常を発見している。

 考えてみれば来館者は土足で入館してくるわけだから何がもちこまれるかわからない危険性がある。業者による毎朝の清掃などされているらしいがボランティアによる、より問題意識をもった目線でチェックを継続しようというわけ。15時から16時半ごろまでの活動。初めてのウオッチングだったが2チームで10点ばかりの気づきがあった。

 どこかの大臣が学芸員の意識がたりないと失言騒動を起こしたが、ここ九博では開館いら12年、学芸員、協力業者、ボランティアらと懸命に文化財収集、展示、保存、教育普及、毎年100万人以上の来館者集客対策など懸命にやってきている。さらに魅力ある九博の第二ステージづくりにわれわれの民間企業体験を活かしての、その一端をになう活動が始まった・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

170507 立夏、暑い。眼がうっとおしく写経中止、午後、地域の町おこし行事をのぞく。改憲は必要か?!

2017年05月07日 | 旧暦のある暮らし

 息子が岡山にかえりまた夫婦だけの生活が始まった。アレルギーなのかよくわからぬが目のふちが顔を洗った後などかゆくなり腫れぼったくなる。時節は立夏、いよいよ暑い夏のはじまり。そんな外界にかかわらず気分がさえない。武蔵寺での写経会も欠席。家の周りの清掃、加来耕三の「面白くてよくわかる日本史」読書。カップ焼きそばの昼食をおえて腹ごなしに地元の地域振興会主催の行事、祭みかさをのぞきにゆく。折り畳み自転車を引っ張り出し一走り。汗ばむ陽気。広いグラウンドの一角に舞台。朝9時からやっている。

写真同好会のメンバーが行事の撮影依頼をうけてきているはず。最後の出し物、沖縄の「ミヤギマモルウイズエイサー隊」のステージがはじまっていた。なかなかのシンガーソングライターだね。「島唄」の作曲家?しかし観客が少ないしジジババが多い。今一盛り上がらない。おまけに日差しがきつい中での鑑賞だから大変。

しかしいい声をしている。行政区割りにすると人口などばらつきが大きい。そのためいくつかのブロックに再編して地域おこしをしようという目論見。音と食の祭典と銘打っている。

15時半終了。目論見はどのくらい成功したのか?まあ最後しかみなかったのでよくわからないが続けてゆくことに意味があるのかもしれない。

 ゴールデンウイークも終わり、安倍内閣はいよいよ憲法改正に動き始める。薩長主体の維新政府が作った明治憲法。富国強兵にはしり戦争に突っ走った。敗戦後GHQ主導で昭和憲法がつくられ、安全保障はアメリカまかせ、そのかわり好きに基地をつかわせ、戦後70年、日本はひたすら経済一辺倒、豊かさをめざし邁進、おかげで世界2位の奇跡の経済成長を実現。われわれ団塊前後世代が汗水たらして実現した。今、年金生活に入っているが改憲の必要性を今まで感じたことはなかった。法や理屈が通らない国が周辺にある今、核や軍事力による抑止力が必要になってきたのか?現憲法がどこに不具合があり、なぜ改正が必要なのか、しばし考えてみることにする・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

170505 我が家の5月の花々! 高齢者ドライバーの建造物激突事故、ボケより怖い一過性脳虚血発作!

2017年05月05日 | 辛口ひとりごと

高齢ドライバーの建造物突入事故の原因やいかに??

 

(マイプリウスの足もと)

原三信病院への65歳個人タクシードライバーの突入、死傷者発生事故原因について、TV報道は最近とんとないが何故マスコミは追っかけないのかね、問題意識を疑う。聞くところによれば運転手の精神鑑定中とか。いずれにしても科学的にはブレーキを踏んだ形跡がないにもかかわらず運転手はブレーキを踏んだが効かなかったという供述。結局、踏んだつもりが踏んでいなくてアクセルをふんでいたことになる。運転技術の問題ではなく、一過性脳虚血発作か何かで運転不能になったのだろう。こんなことはMRI検査をすればすぐ可能性についてわかるはずが一体警察は何をしているのかね

 

(マイキャンパー、スズキエブリー)

76歳の女性が運転する軽自動車が同じく病院に追突、病院内に突っ込んできて死傷者が出た事故、女性もけがをして入院、アクセルを踏みすぎたなどと言ってるようだがまったく腹立たしいね。危ないと思った瞬間、足はすぐに左のほうのブレーキに無意識にでも動いて車を止めねばならない。これが建造物にぶち当たって、なおアクセルを踏み続け室内にまで突入させる。信じられない。要するに足の緊急時反応ができていないことになる。バックする時に首を後ろに向けると足もいくばくかずれてブレーキから足がずれるということはあるかもしれないがまっすぐ直進して病院の壁にあたりさらに踏み続けるなんて信じられない。

 

私は心配性だから常に車に乗車すると運転席のポジション確認をして、右足でアクセルからブレーキへスムースに移動できるか数回やってみて足にしっかり覚えさせる初動訓練を必ず実施している。どの車でもアクセルペダルよりブレーキペダルの方が少し高くなっており、ブレーキを踏むには少しひざを上げて踏まねばならない。アクセルからそのまま左にずらすとブレーキペダルに足が当たってしまう。IF対策、もしもの対策が欠如した日本のノー天気社会の象徴のような事故がこれから多発するだろう

 

75歳以上は自動ブレーキつきの車でないと乗れなくなるだろうね。一過性脳虚発作は怖い。いつ、どこで起こるかわからない。認知症チェックなどは家族など周囲がわかる。虚血性発作は本人が下記の身体異常を感じたらすぐ安全な場所に車を止め、119番通報する準備をすべきだろう

1、片目がみえなくなる  2、ものが二重にみえる 3、転倒しやすくなる

4、顔、手や足がしびれる 5、手に持ったものを落とす

6、急にろれつが回らなくなる 7、急に言葉が出なくなる

8、急に人の言うことが理解できなくなる 9、胸が苦しい、息苦しい

10、強い頭痛に襲われる などなど

 

原三信病院の場合。300M手前の公園でトイレに行ったらしいが体の異常はなかったのか?

しかし病院の待合で待っていて車が飛び込んできて死んでしまうなんて考えられない事故が多発する時代になってしまった。どこにいてもノー天気にぼけっとしていたらどんな事故に遭遇するかしれない。危険予知能力を磨く必要がありそうだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

170504 72歳の好日!息子帰福、墓参、九博タイ展視察、五条居酒屋大ばけ小ばけで会食!

2017年05月04日 | マイ家族

 毎年200万人余の観光客があるとい博多どんたく港まつりが3日始まった。100を超す団体のパレードをみるだけでよくも集まるものだ。何回かでかけて写真も撮った。マーチングバンドなどはみていて心騒ぐがね。毎年よく雨が降る。午前中晴れていたが午後になり急変、雷雨があったらしい。息子が1日夕方帰福、嫁さんは実家に母親が腕の腱を切ったとかで家事支援にでかけている。久しぶりに息子は母親の手料理を満喫していた。

 ということで3日、墓参にでかけお墓の掃除、お参り。めずらしいアマガエルと遭遇。暑いぐらいの陽気になってきた

 岡山ではあまりないというリンがハットのちゃんぽんを食べて、いったん帰宅。空模様があやしく雷が鳴りだしたが、われわれ夫婦の誕生日が5月なもので息子が会食しようと五条の魚がうまいという居酒屋を予約してくれていた。ということで九博のタイ展を皆でみて、そのまま歩いて五条まで行くことにする。雨が小降りになってきたのでバスで九博前まで。二人は久しぶりの九博。

タイは日本と違って小乗仏教の国。出家をして修業をするのが基本、一般大衆は出家僧に対してお布施をすることで仏に守られるという図式。息子はタイ4泊5日のゴルフ三昧ツアーを会社の同僚としてきた経験がある。が仏像はあまり見なかったらしい。上の写真は唯一撮影が認められているラーマ2世王作の大扉と仏陀像。

展示は5章構成でされており、第一章はタイ前夜、古代の仏教世界。タイ族の国が興る以前のインド文明を急速にとりいれながらタイ文化の土壌形成段階。第二章は13世紀、スコータイ王朝の時代。幸福の生まれ出づる国。タイの文字や文学が出現。第三章が14世紀半ばから400年続いたアユタヤー王朝、輝ける交易の都。

 第四章が山田長政で有名なシャム、日本人のみた南方の夢。江戸時代から知られているシャム、日本人町も形成、彼らを駆り立てた異国シャムの魅力。そして第五章が現王朝ラタナコーシン朝がビルマとの戦いで灰燼にきしたアユタヤを再現するかのように寺院建立、王室儀礼を復活した時代。まあタイ王国、門外不出の名宝、選りすぐりの仏教美術の数々が一堂に会した空前の展覧会といううたい文句だが勉強不足で感銘度合いはそれほどといったところ。16時20分、4Fにあがって閉館まで視察。王さんの寄贈された名刀、ドウタヌキもみて17時、天満宮へ降りる。

おみくじも子供の日にあわせてこいのぼりの形状にしてある。17時過ぎ天満宮も終礼の時間。

巫女さんたちが一堂に会している。天満宮からあるいて30分弱。西鉄五条駅近くの居酒屋、大ばけ小ばけに到着。18時、すでにかなりのお客さん。2Fにあがりとりあえずビールで乾杯。刺身の盛

り合わせに大ぶりの赤貝やクジラも入っていた。

お酒も100ミリリットルグラス価格で3~400円。久保田の千寿や大賀酒造の純米吟醸、鹿児島の幻の焼酎、森伊蔵などもその価格。

最後に握りずしでしめて会食終了。

十分満喫したところで20時、車をよんでもらい帰宅。今日は朝の10時から夜の8時まで充実した一日をすごさせていただきました。あり難きかなです!!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

170501 コンテストに入賞する写真を撮るには?!

2017年05月01日 | 写真愛好会

 4月下旬に西日本新聞紙上に発表されるはずだった太宰府梅の撮影会と写真コンテストの入賞者発表の封書が届いた。賞金は逃したが756点ほどの出品(出品数は各人制限なし、一人で10枚出品している人もいるかもしれない)作品のうち35点ばかりの入賞作品(佳作)にはいった模様。過去に準特選で1万円、佳作が1回はいった経験がある。今回で3回目ではある。

 4人の女性モデルにそれぞれ西日本写真協会の講師が分担されて撮影場所の設定と撮影アドバイスをしてまわる毎年恒例の撮影会。一人のモデルを4~50名のアマチュアカメラマンがオッかける。最近マナーが悪くなって前列を占領して変わろうとしないかメラマンが増えた。まったく撮影にならず同じような写真ばかり撮る羽目になりまったくいやになってしまうほどだ。

 それはともかく700点以上の作品が審査でどんどん没にされてゆき最後に35点ばかり残るのであるが如何に審査員の目をくぎ付けにできるかである。要するにひとと違う写真をどうとるか。梅とモデルをからませてどう表現するかの勝負。

 まずは手ぶれや露出、構図など基本はきっちり抑えて、何を撮りたかったかが明確であること、主題が鮮明であることが重要。当世、デジカメの進歩できれいな写真はいくらでも撮れる。思うに今回の私の佳作作品は梅の樹の間から前景に梅の薄紫のボケを作って、カラーフィルターのようにして、モデルの横顔でしかも目をとじた画像にして早春の憂いを表現したのがよかったのかもしれない。ポジション取りができなかった苦肉の策が成功したのかもしれない。どんな作品が特選になったのか、近いうちに西日本新聞で発表されるだろうが楽しみだね

 次の写真は4月27日に西日本新聞で発表された西日本フォトコンテストの入賞作品の一部である。1275点の応募、83点が入選入賞。文部科学大臣賞が次の写真。バックを消して群れているキツネザルをとったもの。どこで撮られたのかわからないが?動物園?

長崎県知事賞、雨の行進。雨の日に吹奏楽の演奏か、マーチングバンドかわからないがこれもバックを消して印象的に撮られている。作者の想像力、行動力、バックを整理する技術力のたまものか

福岡県知事賞。こんな被写体とどう遭遇するか、ポスターの前に驚く少年がでてくるのをずっと待っていて撮ったのか定かではないが、作者の想像力と忍耐力の勝負だね

 

かつてソニーのキャッチフレーズに「ソニーメイクスディファレンス」というのがあったが、写真も如何に違いを作るかが勝負のようだね

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする