仙台ラーメン最強伝説

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すずき食堂(福島県白河市)

2008年08月12日 | 福島県

K3100707 今回も番外編。白河ラーメンの人気店「すずき食堂」で食してきました。白河では有名な「とら食堂」と人気を二分する名店ですが、ちなみに「鈴木食堂」という味噌系が主力のラーメン店もありましてそちらも人気店とのことで、名前がややこしいですね。


さて「すずき食堂」のメニューは醤油系のみとシンプル。看板は「手打ワンタンメン」とのことですが、残念ながら品切れ中。「手打チャーシューメン」950円(写真上)を注文です。


スープは並々と注がれた綺麗な醤油色。ベースは豚骨と鶏ガラのあわせでガラは程よく強め。油量は適度で、肉味も程よくあり、これらの動物味が旨味のベースとなっています。醤油の主張は強いですが甘めで風味が良く、醤油ダレの持つ酸味と甘みとのハーモニーが非常に好印象です。


塩味は薄め。奥深いところに控えめに煮干、昆布と香味野菜のダシを感じますが、ごくあっさりめです。喜多方よりも無骨な感じで、醤油ダレと肉味で押し切るような鈍いながら力のあるスープに仕上がっています。


麺は縮れのある手打ち太麺で、柔らかい食感ながら味は良くスープとのマッチングは良好です。気になるのは麺の太さがかなりバラバラなこと。太い箇所で茹で加減を合わせているようで、細い箇所がとろとろ柔らかになってしまってます。まぁこれも手打ち麺ならではということで、OKです。


チャーシューは脂身の取り除かれたモモ肉で、歯ごたえのある焼豚もしくはロースハム的な味わい。縁が赤らんでいるチャーシューってのも何か風情がありますね。軽く醤油ダレで味付けがなされています。


連れは「手打中華」700円(写真下)を注文です。チャーシューは同じくモモ肉のようですがカットが異なりますね。トッピングも違います。なんかこちらはこちらで魅力的ですね~。早速スープを一口頂きましたが、こちらは肉味が若干薄め仕立てで、醤油ダレが更に突出してきます。「手打チャーシューメン」のスープを先に飲んでしまったので若干物足りなさを感じます。


※スープのブレンドの工程見てましたが、割と大胆に注いでましたので、メニューが違うからではなくて、単なる個体のバラツキ起因と思われます。まぁ、○○ラーメンの親父のように秤でキッチリ計ってブレンドするような丁寧さはこの店にはそぐわないですね(^^;


麺の太さがバラバラだったり、スープの味のブレが大きかったりと諸々の面白ポイントはありましたが、それでもまた食べに来たくなるような魅力が確かにある「すずき食堂」でした。多分○○年後も脈々と変わらないラーメンを提供してくれそうな気がします(^^


K3100706 (08/04/21)
すずき食堂/福島県白河市瀬戸原4-9

コメント (2)
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