(前回の続き)静岡県沼津市で至極のXmasイベントを堪能した後は国道1号線をひたすら西進。
日本有数の幹線国道である1号線ですが大型車が多数走り流れはそんなにスムーズでは無くて、同県湖西市「道の駅 潮見坂」で一旦休憩したのが朝3時頃。
17年12月にもここに立ち寄って「しらすソフトクリーム」を頂いたっけな(クリックで過去記事へ)
ちなみに仙台を出発してこの時点でおよそ千キロ。果たしてこの旅で何キロ走れるのだろうか。何処までも行ってみよう。
【懐かCM・1966年】横山隆一C.M劇場 どこまでも行こう (オリジナル) - YouTube
道の駅を出てからもひたすら西進。なんとか夜の内に昼間混雑する関西圏を通過しておきたい。名古屋を抜けてから夜でも混雑する京都大阪を避けて琵琶湖の右側を北上。天下分け目の関ヶ原を通過しますとこの辺り結構山道が多くて流れがスムーズ。ずんずん快走し距離を稼ぎます。
福井県敦賀市を西に曲がり京都府舞鶴市に入った辺りで力尽きて「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」でシートを倒して車中泊を決め込みます。夜のうちに太平洋側から日本海側まで横断出来たんでまぁ頑張った方かな。
朝起きてまだ人の少ない道の駅をぶらぶら散歩。自販機にサントリーBOSSのコーンスープを発見。こんなの有ったんだ。結構美味しくてたった130円で身体が温まります。あったかいんだからー♪(死語)
舞鶴を発ち「丹後ばら寿司」狙いで京丹後市に行ってみましたが年末で人気店が悉く休業中。「道の駅 丹後王国 食のみやこ」ものぞいてみましたがこちらは蟹に特化した品ぞろえになってて「丹後ばら寿司」は見つからず。
自分で作るタイプの物は有りましたが旅行中で作れないんですよねー。
# 巨大なカニのモニュメントに子供たちが群がってました(笑)触って壊さないでね。
諦めきれず「道の駅 てんきてんき丹後」にも立ち寄ってみましたが「丹後ばら寿司」無し。残念ですがばらずしはまたの機会にしましょう。
丹後銘菓「里のスイートポテト」が美味しそうだったので購入。シナモンを効かせた一口サイズは道中のおやつにもってこいでした。良いね。
さて国道178号線を西進して京都を抜けるとそこはもう中国地方。”スタバは無いが砂場はある”鳥取県に入ります。
鳥取で一発目に立ち寄った「道の駅 きなんせ岩美」は比較的新しい建物のようで綺麗。新鮮な野菜や海鮮物が安く売られてました。うーんでも旅行中だから買えないのが残念。「たにぐちのピーマンみそ」を購入。これをつまみながら地酒をきゅーっと一杯行けたらもう最高ですね。
そしてこの後ラーメン食べる予定があるのに「肉入り太巻」が余りに美味しそうだったのでついつい購入。高級食材の鳥取和牛使用との事でそんなの美味しいに決まってる。ラーメンは別腹だからなんとかなる。
更に西進。東伯郡北栄町「お台場いちば」に立ち寄って焼き芋をゲット。焼き芋って製法も大事ですが品種の段階でかなり味に差が出ますよね。ちなみに高級な安納芋を使ってこの値段ってちょっと俄には信じられない。
メロンパンも見つけちゃうとつい買っちゃいます。「抹茶メロン」はともかく「アップルメロン」って…メロンパンとしてどうかと思いません?(でも美味しかった)
さて国道9号線を順調に西進。米子市に入る頃には日が傾いて薄暮の時間帯に突入。
国道431号線を境港市方面に北上して鳥取県と島根県の県境にある有名な「ベタ踏み坂」に行ってみました。
車で走り抜けてしまうと大したこと無くて少し長めの普通の橋なんですがベタ踏み坂の聖地「ファミリーマート江島大橋店」側から眺めるとさすが雰囲気出てますね。
本当はもっと遠くから望遠で撮影するとあのTVCMのような急こう配に見えるらしい。
マジであるのかこんな坂?鳥取「ベタ踏み坂」の秘密 | 鳥取県 | LINEトラベルjp 旅行ガイド
こんな光景いったい誰が見つけたんですかね。人工構造物特有の美しさといいますか何時まで見てても飽きません。せっかく来たんだからと3往復したのは内緒で(笑)
さてラーメンはこの日のお昼に頂いたお店から。
鳥取のご当地ラーメンと言えば牛骨ベースの牛骨ラーメンが有名ですがこれは倉吉市や琴浦町など県西部の文化なんだそうで鳥取県って結構東西に長くて、以前”鳥取砂丘”(鳥取市内)に来た時(クリックで過去記事へ)には頂けなかったのですが、今回は念願の一杯を頂くべく倉敷市の人気店「ラーメン幸雅(こうが)」に立ち寄ってみます。
早速のスープですが見た目あっさりめで良い感じです。味の方も牛ガラに香味野菜が入りあっさりした中に十分なコクがありますね。じんわりと旨味が口の中に広がります。
一番人気の塩味をチョイス。たしかに塩味っぽく見えましが穀物系の特有の甘さが感じられるのでおそらく元ダレは白醤油使用と思われました(醤油味が黒醤油なのでは?)
この甘さが独特なクセのある牛骨主体の動物系ベースを上手くいなしていて良く馴染んでいます。牛骨も醤油も地元産を使用と地産地消なのもまた良いですね。
麺は加水率中程度のスタンダードな中華麺で軽く縮れをいれたもの。スープによくマッチしています。
豚バラロールのチャーシューはやや脂身多めでスープにコクをプラス。定番ナルトが郷愁を誘います。
全国的には牛骨ラーメンってかなりレアなんですが仙台人から見ると実は隣県山形で割と見かけますし仙台には牛テールスープの文化も有ったりして味わいに親近感を感じました。初めて食べたのにどこか懐かしい、そして懐旨いラーメンここにあり。ごちそうさまでした。(次回へ続く)