2/13の地震で幸い大きな被害は無かったものの自宅の壁にひびが入ったりディスプレイがキズついたり瀬戸物やガラスの食器が割れて後片付けが大変だったり細かい負担が多くて嫌になっちゃいますね。今地道に片付けやってるんで大きな余震とか来て二度手間にならない事を祈ってます(苦笑)
さてラーメンは新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
モミジが赤く色づいていて時期的には良かったようなのですがあいにくの曇天模様。濃い霧が立ち込めていて耶馬渓(大分県)寒霞渓(香川県)と並び日本三大奇勝と呼ばれる特徴的な山の形も確認できず残念。またいつか好天の日にリベンジで訪れたい。
さて群馬県と言えば蒟蒻が名物ですが下仁田エリアに究極の蒟蒻を作るファクトリーが有ると聞いてそちらに向かってみます。
ありました「佐々木蒟蒻」さん。こちらでは古来の伝統的な完全手作り製法で蒟蒻を作られているためアク抜きの必要が無く刺身でも美味しく頂けるのだらしい。
下仁田・佐々木蒟蒻店(群馬こんにゃく)|安心堂 食のSELECTネットショップ
プルーン白と青海苔が入った緑の刺身用と調理用のいくつかを購入。帰宅後に頂きましたが特に刺身用の蒟蒻はプルプルの食感とくせのない風味が最高でした。
一応酢味噌も頂きましたが正直蒟蒻の味そのままで十分美味しくてちょっと感動するレベルに思います。青海苔がほんのり効いてる緑色の方もかすかな塩気があって良い。仙人のような風貌の達人にも直接お会いできて良かった。またいつか来てみよう。
蒟蒻をゲット後は県道45号線を南牧町方面に向かい「房月堂」にて名物の「芋ようかん」を購入。ふんわり柔らかな芋の甘みが感じられてこれも美味しいですね。道中のおやつに頂きましょう。
さてこの辺でそろそろお昼を頂きたい。今回はあらかじめ下調べしてあった「千歳屋」に行ってみます。
こちらは南牧村の名産である炭の細粉を麺に入れて作った炭ラーメンが名物との事。
開店11:30より少し早く着いたので車で休んでいたらもういいですよとフライングで入店させていただきました。有難うございます。
早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで白湯で取られクセ無くクリアな味わいのもの。油脂分も少なめで白濁した見た目よりもあっさりとした飲み口のベースになってます。
塩ダレはやや強めで昆布系の旨味が効いて少し甘めな味わいを作り出しており食べやすい風味有り。
そして白いスープから麺を持ち上げると驚きの黒い麺が現れてきました。なるほどこれは”映え”って奴ですね。
…ってかネス湖のネッシーのようにチラチラとスープからチラ見えはしてましたけれども(笑)
麺は平打ちの中太麺で縮れをもたせておりライト気味なスープとよく絡みマッチングは良好です。炭の味は…正直よくわからないレベルでしたが苦み等は無く身体に良いという事なのでこれはこれで有りですね。旨いです。
炭塩と同じスープベースで元ダレのみ醤油に変更されたもの。醤油の円やかさが出ていて炭麺の繊細な差異がますます分かりづらいですがスープの飲みやすさや定番感はこちらの方が上かな。
でもインスタ映えするのは白いスープの塩の方でしょうね。
インゲンに白髪ネギ、焼きネギ、タケノコなど個性的なトッピングなのも面白い。ネギは下仁田産でしょうか、地元感が有って良いですね。
これも見た目真っ黒なインパクトが凄い”映え”アイテム。値段はそこそこしますが肉とニラ等の野菜がぎっしり詰まっていて大きめで相応の食べ応えがあるので頼んで損はないですね。美味しいです。
さて「千歳屋」ですが正午近くなるにつれて地元客に交じって観光客やバイク乗りが結構来店されてきてて半数以上の方が炭ラーメンを頼んでいました。アイディアの勝利。ごちそうさまでした。