仙台ラーメン最強伝説

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お食事 省吾(秋田県男鹿市)(2)

2021年07月19日 | 秋田県

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行していきます)

今回は今年5月に現車の買い替えを決意し最後のロングドライブに出かけた時の話から(3記事目/最終回)

 

前回の続き)ニボニボな夜ラーを頂いた後は「道の駅なみおか アップルヒル」に戻りまして今宵の車中泊を敢行します。

車の運転席シートを目いっぱい倒して毛布一枚を被りアイドルのブルーレイを流しながらさっきコンビニで買った冷たい飲み物をチビチビやるのは誠に最高のひと時。ここの道の駅は職質も無いし(100%とは言い切れませんが)ウォシュレットも有るし天国ですね。有り難い。

この車で車中泊するのもこの夜が最後。青森から鹿児島まで本州を走り回ってきた愛車とお別れするのはやはり少し寂しい。まぁそんなセンチメンタリズムも眠気の中に溶かし込みながらいつしか爆睡モードに。

 

翌朝は晴れ間の広がる好天。浪岡から無料高速の津軽道を通り昨日下調べした金木町の「スーパーストア金木タウンセンター店」に向かいます。今旅の目的のスイーツをゲットしなくては。

朝9時開店の10分前に到着しましたが既に車が数台来ていて店前に数人の方が並ばれていました。ちょっと出遅れましたが開店と同時に売り場に向かいます。

有りました!昨年TVの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で見かけていつか食べてみたかったスイーツがこちら「桑田ミサオさんの笹餅」です。

プロフェッショナル 仕事の流儀 2020/06/02(火)22:30 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵

75歳で笹餅屋を起業。93歳桑田ミサオさんの人生 | ハルメク暮らし

砂糖以外はすべて地元のものを使用し餅やあんこは手作り、包む笹までも自分で採りに行くこだわりもさることながら、同居する息子夫婦がともにガンを患われてしまい介助しながら働き続ける姿勢に心を打たれまして是非一度食べてみたかったのでした。

週二日しか販売してなくてしかも朝9時に金木に来ないといけないという超ハード(スイマセン、笑)な条件の上、桑田さんの体調不良(93歳ですもの…)や笹の葉不足で販売休止されることも有りなかなかタイミングが合わなかったのですがようやく購入することが出来ました。

※実はこの日もWEB上では”販売未定”だったんですが前日下見に来たとき店員さんに聞いたら「(担当さんが明朝受け取りに行くって言ってたから)量は少ないけど入荷すると思いますよ」と教えて頂いてたのでした。※あの時は親切に有難うございました。

桑田さんの笹餅 販売休止中/五所川原 by 陸奥新報

待望の笹餅ですが柔らかくて甘くて優しい味。アンコの味がしっかりしててきめの細やかさが上質な感じで美味しい。3個買って2個お土産にして数日後にも頂いたんですが、もし固くなってたらちょっとチンして食べようとか思ってたんですが何とまだ柔らかさがキープされてて笹の抗菌力が効いてるんですかね。ビックリでした。

93歳というご高齢でご家族の介助等も有り大変な状況と思われますがいつまでもお元気で(無理のない程度に)長く作り続けて欲しいです。また機会を見つけて”笹餅”買いに来たいと思います。

 

そして「スーパーストア金木タウンセンター店」ですが開店時のスーパーっぽい音楽が流れた後、RINGOMUSUME(りんご娘)の「Ringo star」「だびょん」が流れてて多分毎日ローテーションで流してるっぽくて地元愛を感じました。

そいえば「Ringo star」(ビートルズじゃないっすよ、笑)の作詞作曲した多田慎也さんが2018年に弘前に移住されてたのはビックリでした。氏が携わってからRINGOMUSUME(りんご娘)の曲ってちょっとあか抜けた感が有りますし(以前の素朴な曲も好きですが「バスターミナル」とかね)新しいアルバムも楽しみ。

 

さて金木まで来たらもう日本海側に抜けちゃうしかない。五所川原から鯵ヶ沢に抜けて”わさお”の店「きくや商店」(店名クリックで過去記事へ)に立ち寄り「焼きイカ」を購入。わさおも志村けん氏ももうこの世にいませんが焼きイカの味は不変です。

さらに国道101号線を南下して深浦に向かいます。軽トラ率の高さがお見事(笑)

深浦では「道の駅ふかうら 風合瀬いか焼き村」(クリックで前回記事へ)にて「焼きイカ」をゲットです。かまりっこはタダ!でもかまりっこだけでねぐイカくいではんで(ニセ津軽弁)

スイマセンいつも行く店同じじゃん同じ記事ばっかりと思ってらっしゃる方多いと思いますが食べたいもの目当てに気の向くまま動いてると大概同じパターンになってしまいますね(苦笑)でも鯵ヶ沢のと深浦のと味が少し違うんでどっちも食べておきたいのです(言い訳Maybe...)

 

さて車の買い替えが決まり最後のロングドライブという事であの道もこの道も、この車で走るのはすべて最後になります。思い返せばわが愛車に現車で7年、前の車も実は同車種(型式も同じ)を7年乗ったので計14年で計50万キロ近く乗ったお気に入りの車種でした。

もう目をつむってても走れるくらい(やりませんが)人馬一体になってましたしATのクセも熟知してカタログ値以上の燃費(10・15燃費)を余裕で叩き出せる旅の相棒でした。買い替えを決めてからなんかエンジンが余計調子よくてちょっと泣きそうになったりしてましたが今日がラストラン。

 

そんな相棒と仙台に帰る前にとっておきのラーメンを食べておきたい。実はもう最後はあの店に食べに行くと決めてました。国道101号線を南下して秋田県に入りそのまま男鹿半島を寒風山方面に進みます。

寒風山を横目に今回は男鹿市に在ります昭和45年創業の老舗「お食事 省吾(しょうご)」(店名クリックで前回記事へ)へ行ってみました。

お店は大通りから住宅街の方に入った所にありまして喫茶店のような建物です。昨年一度来てフラれておりましたが(クリックで過去記事へ)今日は開いてました。良かった。

通常の食事は1Fですが2F座敷席も有って主に宴会で使われるらしい。階段の所には多数のサイン色紙が飾られてますがなんか若向けのアーティストの色紙が多いような気がします。

今日は13時頃着いたんですが先客が二組居るだけで結構すいてました。

軽食とラーメンがメインですがコロナ禍という事で少しメニュー数を絞られてるようです。

まぁ自分は前回と同じものを頼もうと決めてたので問題ナシ。

 

トマトラーメン(チーズご飯付)」950円

これこれ、これが食べたかった。トマトのオレンジカラーに水菜の緑が鮮やかに映えてて相変わらず美味しそう。

早速のスープですがベースは醤油系の塩気が有って旨味が強いのでもしかしたら”しょっつる(魚醤)”を用いているのかも。トマトもホールでたっぷりと使用されており味わい濃厚で旨いスープは健在です。

具材はエビ、ホタテ、アサリなど海鮮系が入ってましてこれらがまたトマトスープと良くマッチしてます。シーフードとトマトの相性って抜群ですよね。

麺は加水率高めの細麺でやや柔らかめ。味わい濃厚なスープにガッチリと絡みます。ボリュームも多めで食べ応え有り。

最後にチーズのかかったご飯をスープに投入してリゾット風に頂きます。トマトとチーズなんて相性抜群に決まってますね。美味しい。

穴開きスプーンが付いてるので最後のご飯一粒まで掬って頂ける親切設計が有り難い。まぁ自分はスープ全飲みするので使いませんが(笑)ごちそうさまでした。

 

食後はコーヒー、紅茶、オレンジジュースから1つサービスで頂けます。今日はホットコーヒーを頂いて食後のひと時をのんびり楽しませて頂きました。

なんか食べ終わったらすぐ店を出る事に慣れ過ぎててこういうのってちょっとリッチな気分になれますね。有り難い。※店が混んでたらほどほどに出ましょう。

 

さて「お食事 省吾」の「トマトらーめん」ですが自分トマトラーメン好きで結構あちこち回って食べて来てますが、今のところここのトマトラーメンが一番好みです。トマト+シーフードはズルい。週イチでも食べに来たい位の味なんですがただ男鹿市はちょっと遠い(苦笑)愛車と最後に食べに来れて良かった。何とか機会を作って次回は新しい車で、また来ます。

(21/05/25)
お食事 省吾/秋田県男鹿市船川港船川片田71-26


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