本年2月末に閉館した「仙台ラーメン国技場」の跡地に「札幌 大樹地(だいきち)」が復活しています。自分は毎日通勤で前を通ると言うのに「ちょびnavi」様の記事で拝見して初めて知ったのですが(^^; もう会えないと思っていただけに嬉しいですね。
行ってみると店構えも券売機も前とほぼ同じで懐かしっ…、実は1年も経っていないというのに何だか遠い昔のようです。メニューは絞られて「とろ味噌」「辛味噌」「醤油」「旨塩」の4種があり、今回は国技場時代からの看板メニュー「とろ味噌ラーメン」800円を注文です。値段は据え置きで味玉1/2が付き、そして見た目スープの色が以前より黄色くなってます。
早速スープを一口いただきますと…、やー風味もかなり変えてきてますね、ちょっと休んでいる間に大変身?以前の「とろ味噌~」は野菜でとろみをつけて塩味は薄く、自然の味わいを活かしたあっさり味噌スープだったと思いますが、新「とろ味噌」はラードを効かせて香り良く油量も若干増えて、なんかちょっと札幌ラーメンっぽくなっています。(元々札幌ラーメンのお店なんですけど^^;)
味噌ダレは変わらず少なめ配合で、白味噌主体ですがブレンドを変えたようで、味噌の甘みが減りほど良い塩梅の塩味が出てきています。代わりにひき肉を、乗せるのではなくスープに潜らせることで動物系の甘みを引き出して補完しており、あと以前は鶏ガラ主体だったように思いましたが豚骨主体のベースにシフトしているようでコクも出てきてますね。
濃厚な野菜のとろみは薄くなりましたが、その分元ダレがしっかり立って相乗効果的な旨みが感じられて美味しいスープに仕上がっています。麺はモチモチした玉子麺で札幌ラーメンらしいもの。若干細くしたようでスープとの絡みも向上しています。今回職場の同僚と行ったのですが、自分食べながら半分無意識に「美味いなぁ」と何回も口に出していたようです(^^;
実はここまでスープを変えてもまだ「極端なあっさり」→「あっさり」の範疇と思うのですが、これ以上こってり感を強くしても美味しいとは思いますが、全て北海道の素材を使用する意味は薄れそうで、この辺は本当センス次第と思います。
個人的にはまた好きな味噌が増えたかなという「大樹地」との再会でした。復活ついでに「ねぎしゃぶ肉麺」を限定でも構わないので再登場希望!ごちそうさまでした。
(08/10/19)
大樹地/仙台市青葉区国分町2-7-5 国分町KYパークビル1F
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