(前回の続き)大曲でこってり朝ラーを頂いた後は横手市まで南下。メロンパンの超人気店「フレンドール」に立ち寄ります。
店前の駐車場は既に満車で停められず係員の誘導で隣りの施設の臨時駐車場に車を停めてお店に行くと店外まで行列が溢れてました。
そんなにもあなたはメロン(パン)を待つてゐた(?)
一人何個までと購入制限がかかっておりましたが午前中のうちに売り切れちゃうこともあるらしい。自分は3個購入。
蛍光色のメロン色の皮?は今流行のパリパリでは無くしっとり柔らか系。フワフワで綿菓子のようなパン生地に甘さ控えめのクリームがマッチ。実際食べてみて納得。これは並んででも食べたくなる魅力が有りますね(^^
無形民族文化財の盆踊りで有名な羽後町の西馬音内エリアに移動。
柿餅…本物の干し柿の中に粒餡を入れた手作りの和菓子を購入。これは手が込んでますね。味も上品で美味しい。他にもよさげな和菓子をお土産に複数購入。
さてそろそろお昼の時間ですがまだお腹が空かないので(そりゃあんだけ食ってればね、笑)お腹を空かせるべく西馬音内から車で数分の「五輪坂温泉としとらんど」に移動してひとっ風呂を頂きます。
建物が比較的新しく清潔感が有って良いですねここ。建物の最上階に浴場が有って雄勝・平鹿平野の雄大な景色を眺める事が可能。開放感が有って室内が明るい。シャンプー、ボディソープ完備で料金400円(17時以降は300円)とリーズナブルなのも有り難い。
「としとらんど」って「年取らない+ランド」って意味かと思いますが、そういえばさっきの和菓子屋「泉栄堂」でも「若がえりまんじゅう」をプッシュしてたし、なんか羽後町全体でそういうキーワード推しとか有るんでしょうかね?
さてお風呂でお腹を空かせてからはいよいよお昼にラーメンを
今回は横手市の十文字エリアに有りますラーメン店「元祖十文字中華そば マルタマ」へ。こちら昭和10年創業の超老舗という事で以前から一度行ってみたかった宿題店。ようやく行けました。
聞きしに勝る人気ぶりで行列に結構並びました。普段仙台ではラーメン屋に並ぶのを避けてるのですが旅先ではやむを得ないところ。
まず店内に入りカウンターで注文して伝票(食券)を頂いてから店外の行列に並びます。このシステムが分からなくて数人分無駄にしちゃいましたがまぁ回転は速いので然程影響なし。
メニューは思ってたより種類が多い。気になったのが夏メニューの「冷し中華そば」と「冷っこい中華」って?何が違うのか?(笑)気になりますが、今回は初訪なので基本メニューをオーダー。
「中華そば」500円
スープに油浮きがほぼ有りませんね。これぞ淡麗系の美しさ。ここまで油量の少ないスープは久しぶりに見たような気がします。
肝心な味の方ですがガラ味ベースにチャーシューからの肉味が入りあっさり端麗系なスープにしてはしっかりとした動物系が旨味のベースになっています。
香味野菜と鯖節からの魚介系がやんわりと自然な旨味を醸し出しており、あっさりとした風味でありながら不足を感じさせない不思議な充足感がありますね。
強く縮れさせた極細麺は柔らかめな食感。老若男女に長く愛されてきた安定感のある麺ですね。かん水無使用だらしい。
チャーシューはモモ肉で見た目ほど固くは無い食感。蒲鉾とお麩のトッピングがチャーミングですね。特にお麩はこちら秋田県の横手・十文字エリアと青森津軽地方でしか見られない変わり種なトッピング。
お麩にスープを浸し熱々で頂くのが粋なのです。※ただしヤケドに注意(笑)
壁には有名人の色紙がずらりと並びます。歴史が有る店だからか知らない人も結構多い。
店は幅広い年齢層のお客さんで溢れており食べている間も次から次にお客さんが入店されて来てました。戦前から脈々と続く伝統の重みを感じつつ地元から愛されているお店である事を実感。
あっさり「中華そば」も美味しかったですが、夏メニューの「冷し中華そば」と「冷っこい中華」との違いについて未だ気になって引きずります。いつか再び夏に来て謎を解明してみたい。
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