新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年8月に秋田県に行った時の話(1回目)
菅義偉首相の生まれ故郷、秋田県湯沢市に24Hやってる無料の露天風呂が有りましてこれが源泉かけ流しの秘湯だらしい。
秋田県道51号線から細道を山間に入っていきさらに分岐。ここを曲がるんですね。
車がすれ違えないような細い山道を数キロ上ったところに駐車場が有りまして車を停めます。今日は先客の車が1台停まってました。
途中川を渡る一本橋に「熱湯注意」と書かれてますので落ちないように気を付けて渡りましょう。なんだか風雲たけし城のようですな(古っ)
川の水が澄んだ緑色をしていて見ていると引き込まれそうなほどに綺麗(熱湯です)
緑が綺麗な遊歩道はマイナスイオンがいっぱい。途中で先客とすれ違いました。湯加減はいかがかな?
一寸距離が有るため途中に一か所ベンチが置かれていました。
ここからは階段を下りていきます。以前来たときこの行き止まりのベンチが無かったので見落としてこのまま先に進んでしまい山道で迷いそうになった記憶が有ります(笑)
ここが「川原毛大湯滝」という秘湯でして滝そのものが全て天然の露天風呂になっているのでした。
約1km上流の「川原毛地獄」で湧出する温泉が沢水と合流し20mの高さからダイナミックな「打たせ湯」として流れ落ちてくるシステム。実は以前一度来たことが有って(クリックで過去記事へ)湯温が低く入れなかったんですが、あいにく本日も湯温が低めのため足湯だけにしておきます。
それにしてもこのエメラルドグリーンのお湯の美しさ、尊さに眼が癒されます。こんな綺麗に見える水がpH:1.41という超強酸性で魚が住めないって言うのだから自然って奥が深い。
そして前も思ったのですが簡易脱衣所が滝の向こう岸に有るのは難易度が高い。まぁ有るだけでも有難い。
湯沢市からお隣り羽後町の「西馬音内(にしもない)」エリアに移動。西馬音内に着いた頃には一面暗闇の中。もう19時を回ってました。
笠や頭巾で顔を隠した踊り手が篝火の下で踊る「亡者踊り」が幻想的だとされて国の重要無形民俗文化財にも指定されている西馬音内の盆踊りですがこの雰囲気はTVじゃ伝わらないような気がします。絶対生で見て欲しい。
先日亡くなった「釣りキチ三平」の作家・矢口高雄氏が銀行員時代に羽後銀行(現在の北都銀行)の西馬音内支店に勤務されていたのですが当時銀行の二階に当直室が有って丁度この櫓の場所の斜め向かい辺りだったはず。氏も二階の窓からこの盆踊りを眺められていたのであろうか。
なんて考えながら篝火の薄明りの中で生のお囃子を聞きながらぼんやりと眺めているだけで最高のひと時。そしてお供は横手のコップ地酒「純米酒 天の戸」が良いですね(ヲイ)
さてラーメンはこの日お昼に湯沢市で頂いた一杯を
早速のスープですが鶏ガラに丸鶏を合わせたようなベースに鶏油が浮かび鶏感の強さが半端ないですね。油脂多めのスープはセオリー通り熱々で提供されてきます。油膜で冷めにくい湯沢ラーメンの系譜はもしかしてここが発祥なのかも?
醤油ダレは濃口醤油主体のようで塩気自体は薄めながら椎茸等の精進出汁がしっかりと効いていて円やかなしょっぱさが有りますね。秋田の特に老舗のラーメン店ってこの辺共通点がある気がします。
お麩が乗るのも秋田と青森のラーメンならではですなぁ。肉味もしっかり効いていて充実感のあるスープで熱いんだけど汗をかきかきレンゲを持つ手が止まらない。
麺は加水率中程度の中細麺でコシのある食感のものが合わせられます。
さて「長寿軒」ですが何と言っても安くて提供が早くて美味いの3点揃っているのが良いすね。直線距離で100mほど離れたところに2号店?らしき「ニュー長寿軒」もありましてお昼時はどちらも混雑されている模様。次回はそちらにも行ってみよう。
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